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Culture & Art Report from INDONESIA


by midoriart

10月5日◇バリの前世&オーラ見師

 実は今回のバリ滞在では初体験の試みがあった。ちょっと気になっていた「前世」を見ることのできる人に予約がとれたのだ。バリでドゥクン、バリアンといわれる人たちの中には前世を見れたり手相を見れたりする人がいるというけれど、今まで私はそういう人のお世話になったことがなかった。
 ヒンドゥー教徒の信じているリインカーネーション(輪廻転生)を100%信じるかといわれたら、私の場合は「あったらおもしろいじゃん」という気持ちも含めて80%くらいか。バリ島で知り合った知人は昔から
「前世さえわかったら、今の自分の中にある疑問があっという間に解けるんだ」
と語っていたこともあり興味があったところに、今回いいタイミングでやはりバリ滞在の長いTさんから前世見師を見つけたと電話をもらったので今日のはこびとなった。引率は紹介してくれたTさんと、バリの旧友N翁。


10月5日◇バリの前世&オーラ見師_b0090333_22571818.jpg どきどきワクワクで待ち合わせの午前10時半よりちょっと前に到着。バリのドゥクンたちだったら、鑑定料はお供え物の中にいくらかの”気持ち”を入れるのが一般的だが、今日の人は最初ッからちゃんと料金設定がある、モダンなのだ。場所もクリニックみたいな現代的な建物で、招かれた部屋はちょっと暗いフツーのオフィスのよう。アップルのパソコンまであるし。


10月5日◇バリの前世&オーラ見師_b0090333_22581435.jpg まず名前を漢字で、それから生年月日を西暦で書かされた。そして左手をにじにじ触って黙っている。
「赤紫ですね… 紫が強い。非常に感性の強い人です…」
まずはオーラの色らしい。次にようやく私の一番期待していた前世が出てきた。


「う~~ん…1700年代に亡くなりましたね…
 まだ若い。う~…19歳でなくなってます」
念のため確認したら女性だそうだ。
「誰もその場にいない。事故でなくなってるのですが、とても寂しい想いを残していますねぇ…。あなたは今、とても孤独だったり不安だったりしませんか?それはそのときの思いをそのまま残しているのです」
1700年代で事故?車にひかれたわけじゃないわな。となると何?誰にも看取られずに死んでるってのはどんな状況???と思いつつも、1時間の間にいろいろ聞いてみたいし、まずはこの話はそこまでにして、次に移ったのはタロットカード。この人、何でも使うんだな。


10月5日◇バリの前世&オーラ見師_b0090333_22591861.jpg タロットカードなるものをやったのも初めてなので、この人の方法が一般的なのかどうか知らない。女性はカードを直接触れてはいけないので、ペンを使うよう指示された。最初の1枚をめくって驚いたことに西洋のタロットではなくてインドネシアの影絵芝居のキャラクターを使った「ワヤンタロット」とでもいうべきものだった。
 前世の女性を象徴するカード、そして彼女のメッセージを示すカードを引く。
「あなたは一人でなんでもできる人です。孤独を恐れる必要などまったくないということです」
正直なところ、もう少し細かく引いたカードについて説明が欲しいのだけれど、あまりこっちが突っ込みまくるのも気がひけたのでそのまま聞いてるだけにした。


 あとはこっちが聞きたいことを言うと、そのつどカードを引かされ、出てきたカードについて説明を受けるといった感じ。端折って結果をいうならばこれからできるだけ日本とインドネシアを半々で行き来して美術活動を続けて行きたいのだけれど、どうだろうか?の問いには日本もインドネシアもOKのカード。そして先日から気合を入れて始めた「すぎとじるし」のTシャツビジネスについても、数年のうちに美術活動をサポートするだけの力をつけるだろうとの嬉しい予想。

10月5日◇バリの前世&オーラ見師_b0090333_2301776.jpg ついつい「こうやって最終的に相談相手を喜ばせて締める方法か?」なんて疑ってしまいたくなるほどいい答の連続。さらに嬉しかったのはこのワヤンタロットで、Tシャツビジネスの予想で引いたカードが、私の一番好きなワヤンのキャラクター、勇士の白猿ハヌマンだったこと。「すぎとじるし」の名になってるスギトは私の愛猿の名でロゴは猿なのだ。


 後からN翁に
「さすが名古屋人だね~…、むこうがタジタジになるまで廣田さんが一人で喋ってたじゃない」
といわれるくらい、聞けることは何でも聞いてやれの勢いで喋っていたので、いま思えば前世見師、後半けっこうぐったりしてたな。約束の1時間も楽に越してたし。
 何人かの前世を信じている友達から「前世さえわかればスッキリする」と言われていたけれど、正直今日の結果で私の”今生”が読み解かれた感はなかった。まそれでも、日本とインドネシアどちらの地でも成功を収めるという先の予想と、「すぎとじるし」TシャツのパートナーMOTO君との相性がいいこと、制作のサポートとなる仕事になるであろうという予想、ここは信じておこうと思う。何事もイメージが大事だし。

 今回バリで前世を見てもらうことを知ってる私の日本の友人からは
「せいぜいあんたの前世はジャワ猿だろう、それもオスの」
「オスのヒヒだといわれても、女好きなオッサンの生まれ変わりだと言われても、正直に教えてよ」
とまで言われている。期待には添えられなかったねぇ、残念だけど。
by midoriart | 2008-10-05 22:53 | Bali