Culture & Art Report from INDONESIA


by midoriart

12月8日◇お爺ちゃん&レノンの命日

 あっというまにもう2007年最後の月に入っていた。12月7日は私の大好きだったお爺ちゃん、竹次郎さんの命日だった。そして翌12月8日はジョン・レノンの命日。
「今日はジョンの命日だから、追悼ライブに行くんだ~」
と仲のいいI君にメッセージを送ったところ、
「ニイタカヤマノボレ。今日は真珠湾の日だ」
と返事が来た。人それぞれ、その日で思い出すものはまったく違うんだな~と、感動すら覚えた。

 日本に帰ってくると必ず会う中学からの友達W子のダンナさんはギタリスト。私がボサノバに熱を上げていたときにはボサノバのギターコードを特訓してもらったし、ちょっとしたおもしろいライブがあると、なぜか当然のように3人で出かけることになっている。
 今回もW子から
「レノンの命日にライブあるんだけど、3人で行くってことになってるからね~」
と連絡があったので、美術館の閉館時間6時に待ち合わせた。

 場所は名古屋の中でもちょっとはずれにあるライブハウス。
 というよりは、歌声喫茶がアルコールも出してますって感じか。若者が好きな私の好みを知っているW子のダンナのS君が
「ミドリ、悪いけど今日はそっちじゃ期待できないから。ほぼ全員が年上だから」
と説明したとおり、ふたを開けてみたらかなりの年配者。きっとリアルタイムでビートルズに影響を受けてきた世代の人たちだろう。


b0090333_2313115.jpg ちょっと早くに着きすぎた我々3人に、店の人がクジを引かせてくれた。最初に引いたS君がいきなりの特賞でラピスラズリのでっかい塊をGET。そして私は2等賞のタイガーアイをとった。まだ他の客が来てないっていうのに、盛り上がるネタの特賞がシ~ンとした店内で出てしまって、少々恐縮。オーダーしたたんぽぽコーヒーの皿に乗ってるのが、私の当てたタイガーアイ。


b0090333_2313102.jpg さらに、今日はこの店のオーナーが、レノンを偲んで、彼が生前に好きだった軽井沢のフランスベーカリーから、レノンのお気に入りのパンを注文していた。3種類が付いてきたけど、全部美味しかった~。木苺のジャム入りケーキも、甘くなくてさっぱりしていて美味。


b0090333_23132692.jpg そうしているうちに追悼ライブが始まった。こっちがチューハイ呑んでほろ酔ってる間に、気づけば結構たくさんのお姉ちゃんも座っている。クリスマスの定番『ハッピー・クリスマス』では皆さんの合唱入り。まさに歌声喫茶のノリになっているので、我々3人は今ひとつその空気に入れ切れずに固まっていた。


 S君は中学生の時にビートルズのコピーバンドでジョンのパートを演ってた人だから、こんな状況の中じゃ自分も演りたいんじゃないかと思ったけれど、逆にこの歌声喫茶的空気でヤル気もスゥ~~~っと引いちゃったみたいだった。

b0090333_23134160.jpg 何年かぶりに会ったという(もともとこの人に誘われて今日はこの場に来たのだ)当時のバンド仲間は、サラリーマンしながらも時々こういう場でも演ってるらしく、ビートルズ世代のおじ様方がひととおり歌い終わった後で3曲ほどを披露。
 

 こういうレノンを偲ぶ方法もあるんだなぁ~・・・と、ちょっと入りきれない、馴染みきれないこの空気から10時過ぎに脱出、結局は新しくできた24時間営業のでっかいスーパーへビールを買いに行くS君夫婦に便乗し、夜のお買い物を楽しんだ。
 レノン追悼ライブよりも、そこへ行く前に食べた創作ラーメンの「キーマカレーラーメン」と、ライブ後に行った24時間スーパーの品揃えの良さに感動の夜になった。

 でも一つだけ、今日のライブで店長が言った言葉。
「ジョンの思いは、この『ハッピークリスマス』の中のこの部分に凝縮されていると思うのです。
WAR IS OVER IF YOU WANT IT・・・」
これには同感。27年目のレノンの命日に、あらためて合掌・・・
by midoriart | 2007-12-08 23:11 | Japan