Culture & Art Report from INDONESIA


by midoriart

9月12日◆個展準備とスマトラの地震

 今年11月13日から始まる愛知県美術館での個展。これには夏にフィリピン・バギオで行ったプロジェクトと、新たにインドネシア・ブリタール村で予定しているプロジェクト、この2つを発表する。バギオの展覧会で発表した作品は、そのままバギオ在住の友人マリコさんに預けていたのだけれど、ようやくこのたび、愛知県美術館お抱えの運送会社経由で名古屋まで戻ってきた。
  私がジョグジャで制作した1000対のヒト(樹脂製)を、フィリピンへもっていって1000人のフィリピン人と交換したプロジェクトが昨年のフィリピンでの作品となった。その交換品と、交換してくれた人の写真を展示した。バギオでの個展会期中ずっと滞在ができなかったので、個展終了後はマリコさんが保管してくれたというわけ。


b0090333_22203831.jpg 東京から戻った11日の夕方取りに行き、3ヶ月ぶりの対面。
 1日かけて1000個の交換物をチェック、展示のときにわかりやすいよう、10、20、30単位で交換物を小さなポリ袋に収納。こうして見ていると、フィリピンで会った人々と何を交換したのかが思い出されて楽しい。


b0090333_22204730.jpg このマリコさん、フルネームは反町マリコさん。今「反町」といえば?
 そう、何をかくそう「反町JAPAN」のあの反町監督の実のお姉様なのだ。彼女は今回私が開いたバギオでの個展をすべてコーディネートしてくださった方。お宅にお邪魔したときに見つけた「反町フィギュア」で事情を知った。そのとき、私はまったく「反町JAPAN」なるものを知らなかったのだけれど、日本の友人に話したら「どえらい」有名な人だとわかって驚いた。


 とまれ、そんな事情から今晩は「反町JAPAN」の試合を観戦していたわけ。
 そしたらいきなりの速報、インドネシアで地震。すぐにジョグジャとバリの知人に電話連絡して無事を確認。私の留守中にまた大きな地震がきて、家が崩壊してたらたまったもんじゃない。主人のいない2匹の犬がかわいそうだ。

 今日の現地の新聞にあった記事から。
リヒター7.9度、ベンクル-パダン大型地震
12日18時10分、スマトラ島南部ベンクル市の南西海上159キロ、南緯4.67度、東経101.13度、地下10キロでリヒター震度7.9度の地震が発生。続いて19時21分に5.7度、20時2分にも6.1度、20時53分に5.0度の余震が発生。
ベンクル市では民家数十戸、州庁、公立病院が、パダンでは自動車のショールーム、民家数十戸が破損。倒壊家屋の下敷で死者3人。北スマトラ州では全州が停電となった。全体の被害状況はまだ把握されていない』

 どうやらこれにはムンタウェイにある断層に問題があるようだ。
ムンタウェイ断層の危機、今後も注意
ジャンビ~パダンに渡って被害を起こした地震の翌13日にも6時49分に7.7度の、8時26分に6.7度の地震が発生した。昨日からの地震はいずれも、スマトラ島-パプアのインド洋側を走るインド豪州プレートとユーラシア・プレートがせめぎ合う線上にあり、特にムンタウェイ諸島北部のムンタウェイ断層の南端に発生したもの。
この断層では1979年にリヒター8.3度、1833年に8.9度、2000年7.9度の大地震があった。今回が最大か不明だが、今後8度以上の地震が来て津波が南ランプン、バンテン、ジャカルタに及ぶ可能性は十分にあると専門家』

 17日には関空からバリを経由してジョグジャに戻る。これ以上大きな地震がなければいいのだけれど。
by midoriart | 2007-09-12 22:18 | Jawa Earthquake