Culture & Art Report from INDONESIA


by midoriart

8月13日◆独立記念日に向けて

 常にダイエット食で暮らしているので、私の食材はたいしたものではない。けれどうちにいる2匹の犬たちはしっかり食べる。1日1食だけれど、2匹で3合炊くとすぐなくなる。オカズは鶏肉。スーパーで、頭と足を取った状態のものを2羽買って、その場で小さめに切ってもらう。最近鶏肉も値上がりしたので、1羽で17,000ルピア(約226円)する。昔は12,000ルピアだったのに・・・。
 この2羽を丸ごと鍋で煮て、肉がくたくたにくずれるようになったら終わり。これを3合のご飯に混ぜて与えると約1週間で2羽がなくなる。だから私の食材の買出しは犬たちのおかずのなくなるタイミングに合わせている。今日はその買出しの日だった。

 空港近くに日本でも馴染み(かどうかは知らないが、あるのは見たことがある)のCARREFOURができてくれたおかげで、買い物がとっても便利になった。物を買う際に、選択肢を与えられるということがどれだけ幸せか。昔は何を買うにも、選択することすらできない店ばかりだったものだ。

b0090333_0234154.jpg  砂糖もそう。これ、全部砂糖。このバリエーションの多さは嬉しい。日本の皆さんにはこの砂糖が何からできてるものかわかるだろうか。手前のはクリスタル。一番奥は椰子砂糖。アレン砂糖ともいわれる。椰子の殻に入れて模るのでこんなかわいい半球をしている。ナチュラルな甘さで私は大好き。


 午前中の買い物を済ませてから、先日見学しにいった家具工場へ。今日は自分の作品のパーツに使う階段状のものを作るとして、素材があるかどうかを聞きたかった。
 結果としては、この工場にはチーク材以外の木がないので、私の作品に仕える素材は手に入らなかったけれど、芸大時代の木工室さながらの電動工具はなんでも揃っているので、素材さえ持参すれば、工具は貸してくれるとのこと。嬉しい~

 ここのボスがイイのは花好きなこと。これ、このボスの趣味で育てている蘭。泣き声のいい鳥もインドネシアのおっさんたちの非常にポピュラーな趣味だけれど、最近では植木がおっさんのホビーとして台頭してきている。珍しい種になると、なんと10億ルピア(1,000万円以上)で売られているものさえあるらしい。家具工場のボスはそういった金持ちのステイタスとは違い、小さな苗を大切に育てて花をつけたりする姿を見るのが好きらしい。

b0090333_0241046.jpg  これ、けっこう珍しいおっさんの蘭コレクション、大事に手入れしたら3ヶ月花が咲いたままでいるらしい。蘭ってスゴイんだな~・・・


b0090333_0243125.jpg  そういえば今日から、街の中がそぞろ旗めいてきた。うちの前でも町内会の皆さんが歩道をキレイにし始めた。そう、17日の独立記念日の準備が始まったのだ。紅白旗だけでなく、色とりどりのノボリが道路に立ち始めた。日本が敗戦を記念する反省の日であるのとは対照的に、ここでは祝いの日。この時期になると、私の中の「ニッポン」がじわじわと目覚める。大好きなおじいちゃんから聞いた話が思い出される。
軍事国家ニッポンが戦中やってきたことは、アジアの国々にいるとよくわかる。外で何をしていたのかが、されてた国の中にいるからハッキリと見えてくる。フィリピンでも、マレーシアでもそうだった。インドネシアもしかり。


b0090333_0244746.jpg  町内会のおっちゃんたちは、よそ者の私にも
「ほれほれ、姉ちゃん。あんたんとこも、そろそろ旗立ててちょ~よ」
と今朝家を出るときにいわれたので、用事を済ませて帰宅してから我が家も取り付けた。ここ3年、このちょっとかわいい半円紅白旗を使うことにしている。


b0090333_025181.jpg  我が家の全体~。


b0090333_0251561.jpg  そして玄関~~~。


 15日の終戦記念日には赤道の南から祈りたい。そして17日には日本軍も大きく関わったこの国の独立記念日を祝うとするか・・・。
by midoriart | 2007-08-13 23:21 | Yogyakarta