Culture & Art Report from INDONESIA


by midoriart

7月13日◆東京ヨーヨー教室

 今日は朝から国際交流基金で打ち合わせだった。
 来年は日本インドネシア友好年に当たるため、基金が記念事業『Japanese Artists Meet Indonesia(仮題)』を企画している。縁あって今年春、関係者のインドネシア視察に関わったことから、今回のミーティングにも誘ってもらった。

 担当は基金のFさん、長いことアジア関係の興味深い美術展を国内外で企画している方だ。そして今回彼女がキュレーターとして選んだのが、近頃大活躍のgraf豊嶋秀樹さんと、水戸芸術館現代美術センター学芸員の高橋瑞木さん。二人とも若いし、豊嶋さんにいたってはキュレイターというよりはアーティスト寄りの人なので、きっとおもしろいイベントにしてくれるだろう。


b0090333_19123552.jpg 先回ジョグジャで会ったときにはまだ決定していなかった参加アーティストも、随分確定していた。
「真面目な現代美術展ではなくて、日本のサブカルチャーなど含んだ紹介のようなものにしたい」
というFさんの希望どおり、参加アーティストにはメディアアート、映像、マンガ、デザイン、音楽にパフォーマンスと、いろんな部門から元気な個人、ユニットが選ばれていた。
(←参加アーティスト:しりあがり寿さん)


b0090333_19134548.jpg ランチタイムには、以前基金ジャカルタ事務所にいらしたMさんと合流。
「随分と遅れてしまって、本当に恐縮なのですが・・・」
と渡されたのは、ジャワ中部沖地震被災者への義捐金だった。基金の職員有志で集めてくださったものだという。
(参加アーティスト:奈良美智&豊嶋秀樹)

彼女からはメールでその旨を聞いていたのだけれど、今では理事長補佐という超忙しい立場になってしまった彼女は、義捐金を私の口座に振り込む時間もなかなか見つけられなかったようだ。受け取った交流基金有志からの義捐金は65,059円。インドネシアに戻り次第換金し、こどもプロジェクトの第3バンブー幼稚園で有効利用させていただく予定。それについてはまた後ほどこのブログ内で報告したい。


 『Japanese Artists Meet Indonesia』の準備として、7月末に企画者と参加アーティスト数名が現地にやってくるので、私の出番はそのときってことでミーティングを終えたのが午後4時。心はやる私には、ワクワクの約束が待っていた。それはヨーヨー世界チャンピオンとの再会!

b0090333_1915660.jpg こちらも最初の縁は国際交流基金。基金本部からジャワ中部沖地震被災地の子供たちを慰問するという案が出て、日本から4名のパフォーマーが選ばれた。手品師、独楽回し、南京玉すだれ、そしてヨーヨー。
(私がロゴをデザインした2007年ジャパン・ナショナル・ヨーヨー・コンテストのオフィシャル・ヨーヨー)


慰問に来てくれたヨーヨー世界チャンプTAKAさんのとんでもない技を見てから、小学時代に流行ったコカコーラ・ヨーヨーを思い出し、さらに世界チャンプの直接指導をいただいて以来、私はかなりヨーヨーにハマっている(過去のブログを見ていただければわかる)。
今日は美術展のミーティング後、TAKA師匠と再会の約束をしていたのだ。ジョグジャで指導を受けたトリックの上をいく新たなトリックを教えてもらうのを、今回帰国が決まったときからず~~~っと楽しみにしていた。

b0090333_1916356.jpg そして3ヶ月ぶりに師匠との再会。六本木一丁目の地下鉄駅にあるオープンカフェで、最初は少々恥ずかしかったけれど、この3ヶ月自力で練習した成果を師匠に披露。そして新たな技を伝授していただいた。世界チャンピオンが見せる技に、街ゆく人も足を止めている。
(爪のケアも万全な師匠のハンド)


その後、基金のNさん、Kさんと合流して新橋のインドネシア・レストランで夕食を取る間も、私は師匠といられる時間いっぱい新しい技の勉強がしたくて、何を食べたのか記憶がない。
初めてジョグジャで会ったときには「犬の散歩」などかなり基礎の基礎しかできなかったのだけれど、今回の技はちょっとスゴイ。「天上の高いレストラン」と指定して選んでもらったレストランの2階で黙々と練習する私を、師匠はちゃ~んと冷静に見ていてくれる。そして細かい部分をちゃんと指導してくださる。児童館などでほぼ毎週末、子供に指導しているTAKAさんは、「教える」ことのプロでもあるのだろう。こんな私をも「褒めて伸ばして」くれる。言われたことができてくると本当に嬉しくなる。TAKAさんが一緒になって喜んでくれることが、また励ましになる。

b0090333_19173795.jpg 会ってから食事をはさんで別れるまでの約5時間に、TAKAさんからも褒められる「ちょっとスゴイ技」ムーンサルト、ツイスター、ブレンツイスターを把握できたのは今回の大きな収穫だった。ここしばらく天上の低い名古屋の実家にいたために、ヨーヨーを握らない日もあったのだけれど、またステップアップしてヨーヨー熱が出てきそうな気配。
(レストランでも技を見せてくださるやさしい師匠)
by midoriart | 2007-07-13 23:08 | Japan