Culture & Art Report from INDONESIA


by midoriart

11月24日◇歴史探訪散歩(高輪編)

 東京滞在の一ヶ月は、個展の滞在制作以外にもうひとつの楽しみがある。それは「歴史探訪の散歩」。今日は画廊へ行く前の半日を使って、高輪周辺を巡ることにした。

b0090333_21544574.jpg まずは泉岳寺。私の大好きな赤穂浪士たちの墓がある。もう少し後の12月に入っていれば、討ち入りの時期に義士祭もあるんだけど、今回はそれまで東京にいられず、残念。


b0090333_215727100.jpg 大きな墓地の敷地の一番端にある一番大きな墓が浅野内匠頭のもの。私はめったに大河ドラマを見ないんだけど、伊丹十三さんが吉良役を演じた『峠の群像』だけは真剣に見た記憶がある。だからなんだか赤穂浪士は知ってる人のような気分になっている。
 浅野内匠頭の時世の句、「風さそふ 花よりもなほ 我はまた 春の名残を いかにとやせん」に泣いたものだ。


b0090333_2212086.jpg 大石と、息子主税の墓は他の浪士のものより少し大きかった。ここで線香を焚いて合掌。


b0090333_2222194.jpg 次に行ったのは東禅寺。東京で最初にイギリス公使館が置かれた場所だ。最近幕末を勉強していて土方歳三ひいきの私のために、歴史オタクな同級生Iが教えてくれた。


b0090333_228167.jpg 今度行ったのはかなりマニアックな庭園、「八芳園」。今では結婚式場になっているけれど、その昔は江戸幕府旗本の大久保彦左衛門の屋敷だったらしい。なんでここを知ったかといえばやっぱり歴史オタクなI。私は初めて聞く名前だったのだけれど、実はこの人、徳川家臣としては有名で、岡崎出身のIにしてみれば「憧れの武将」らしい。

b0090333_22122256.jpg 大久保彦左衛門が何をしたのかはしらないが、庭園はこじんまりしてとても落ち着いたいい感じの空間だった。


b0090333_22125142.jpg 普段来ない場所ではそのエリアでしか行けない食事処を探すのが、食べることを趣味とする私の癖。今日は珍しく、いつもコンビニ飯のIがレストランをチェックしてきてくれた。散歩の締めにたどり着いた品川に新しくできた「シンガポール・シーフード・リパブリック」。


b0090333_2215089.jpg インドネシアから何度もシンガポールへ渡っている私のお気に入りは、カトン・ラクサというココナツミルク入りスープのラーメン。もちろんここのメニューにもあったから、悩むことなくオーダー。そして気になるデザートもトライ。
 赤穂浪士、幕末の公使館襲撃事件の現場、徳川家臣大久保彦左衛門の屋敷と見てきて、締めにはシンガポールのレストラン。なんとも濃い~歴史探訪散歩だった。半日にしてはかなり濃い。やっぱり江戸はおもしろい。
by midoriart | 2009-11-24 21:51 | Culture