Culture & Art Report from INDONESIA


by midoriart

11月9日◇歴史探訪散歩(庭園編)

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 個展の会期の合間に、今日は1日東京散歩。芸大時代の同期に歴史オタクのI君がいるので、こういうときにはいつもガイドをお願いしている。午前10時に新御茶ノ水で待ち合わせして今日の歴史散歩のスタート。まず湯島聖堂を巡り、次に神田明神。ここの神田祭は江戸3大祭のひとつ。

b0090333_20453057.jpg 当時たくさんあった山車は、電線の普及で激減したらしい。なんと残念な理由・・・
 こんなお猿さんの山車の絵がついた手ぬぐいもあった。


b0090333_20471056.jpg 次に訪ねたのは小石川後楽園。水戸徳川家水戸藩初代藩主・頼房が築いた庭園を、2代光圀(水戸の黄門さん)が改修した公園で国の史跡、名勝にもなっている。
 東京ってすごいなー。こんな広い場所が、突如都会の中にあるんだから。しかし、今では見事な江戸の庭園も、その背景には高層ビルが立ち並んでて、そのギャップはちょっと悲しくもある。水戸の黄門さんが今この景色を見たら、どう思うんだろう。
 池の鯉は化け物か人面魚かというくらいでかくて、橋の上に人影がすると、エサがもらえると思って、バクバク大きな口を開けてくる。これだけ大量ででっかい口だとそれなりに怖い。


b0090333_20514962.jpg 次に行ったのは護国寺。徳川綱吉の母、桂昌院の発願によって天和元年(1681年)に創建されたもので、歴史オタクのI君いわく、東京にある大きな寺の中で、唯一戦争の空襲にあわなかった寺らしい。
 奥には大隈重信、山田顕義などの墓もあり、I君はそっち探しに忙しかったけど、私の目にとまったのはなんたって「猿」。

b0090333_20544280.jpg 3匹の猿が塔を支えてる。可愛い・・・いやいや支えてる感がなんともイイ感じ。


b0090333_20552923.jpg そして次は椿山荘。南北朝時代から、椿が自生していることで有名だったこの土地に、明治の元勲、山縣有朋が私財を投じてこれを購入し「椿山荘」と命名した。1992年からは敷地内にフォーシーズンズホテルもOPENした。
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 インドネシアでもホテル巡りが趣味の私にとって、庭園はあるは、バリでも有名なフォーシーズンズが入ってるというので、期待して行ってみた。確かにキレイな庭ではあるけど、なぜか洋風の建物があったり、う~ん、個人的には今ひとつ馴染めなかった。
 いや、庭園が悪いんじゃなくて、せっかくの庭園なのに、そこに建てた建物がなんか違和感あるといったほうがいいな・・・。これはフォーシーズンズホテルの中から庭を見た景色。


 ガイド役のI君は建築家で、仕事がら歩き回るのには慣れてるもんだから、この寒空の中でも休憩なしにテクテク歩く。老体で歩きなれてない私にはハードな運動でもある。陽が傾こうとも、今日の歴史探訪散歩はまだまだ続き、次は浜離宮。閉園ギリギリに入り、早歩きで庭園を回り、ここから乗ったのは水上バス。


b0090333_2124052.jpg 浜離宮から北へと北上する水上バスが着いたのは浅草。冬の風を受けて隅田川をのぼり、気持ちはもう江戸っ子。そうなったら〆は決まってる、神谷バーの電気ブランと屋台のホッピー。
 こうして今日歩いて消費したカロリーは、〆のホッピーとモツ煮で「チャラ」になり、ほろ酔い気分で1日を終えた。
by midoriart | 2009-11-09 20:38 | Japan