Culture & Art Report from INDONESIA


by midoriart

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名古屋のギャラリー巡り

 久しぶりに彫刻家の知人と一緒に名古屋のギャラリー巡り。とはいえ、会うのが久しぶりだったから、どっちかといえば互いの近況報告がメインだったんだけど。まずは古川美術館で、互いの知人が参加してる爲三郎記念館特別展「7つの旅~現代作家による響演」を見る。
 

b0090333_11204243.jpgその次はずっと気になってたC・スクエアの「森山大道」展。
 いつもここ来ると思うんだけど、毎回いい企画やってるこのギャラリーが、なぜ中京大学の中にあるのかってこと。ここの学部構成みてて、美術に興味ある子がどの程度いるのかよくわからないけど、学外に開かれたギャラリーであるなら、もう少し、せめてキャンパス内のわかりやすい場所にあればいいのに・・・と。
 今回は、新しくなった中京大学の中をちょっと探索してみた。

b0090333_11272972.jpg 昔をそんなに知ってるわけじゃないから、どこがどれだけ変わったのかはよくわからないけど、見るからに新しい部分がリニューアル部分と思われる。これは館と館との間にあるデッキ。まるで地方都市のアウトレットの休憩スペースみたい。


b0090333_11284387.jpg これは明らかに新しい館。この吹き抜けとか、ちょっと愛知芸術文化センターを思い出したりして。


b0090333_1129269.jpg こんな感じで館と館がつながってるんだけど、う~~~~ん・・・何というのか。全体のまとまりが今ひとつ。。。


b0090333_113010100.jpg 個人的には、おそらく旧館と思われる、こんな近代建築のコンクリート打ちっ放しみたいなほうが、重厚で良いと思うんだけど、真新しいほうが、どうも軽薄に見えてしまっていけない。きょうびの若者は単に新しければいいのか?そうとも思えないんだけどなぁ・・・
というか、きっと統一感がないってことが、一番の欠点ではないかと思う。


 私は別に中京大学になんにも恨みもないし、C・スクエアのようなよいギャラリー入ってるし、中学と高校時代の体育の先生は中京大学出身だったし、悪口言う気は毛頭ないんだけど、なんというか・・・最近の大学にありがちな、わりとインスタントなリニューアルの風潮には、ちょっと賛成できないな~というのが本音。
までも、ここは図書館も充実したらしく、一般利用客をどんどん誘ってるらしいし、社会貢献もできる大学という感じで、八事で市民のための空間になっていったらいいのかも。まま、私も引き続きCスクエアへはお邪魔いたします。

 その後、せっかくなので原にあるトライバル・アーツという喫茶店兼フェアトレード販売兼ギャラリースペースみたいな店を見て、茶~して、今日のギャラリー巡りは修了したのだった。
by midoriart | 2013-04-30 11:17 | Art

六甲山日帰り旅

ちょっと気になるエリアがあって、旧友を誘ってぷらっと日帰りで六甲山へ行ってきた。この歳になったら新幹線でサクっと行けばいいものを、高速バスの往復という安旅。でもインドネシアで移動が電車17時間とか当たり前だった私にとっては、3時間なんて速いうちな気がする。まっ、多少最近では後から身体が痛いけど。
三宮についてすぐ六甲ケーブルを目指す。20年近く前に六甲山ホテルに泊まったのを最後に、神戸の山には登ってない。以前は車だったから、ケーブルを使うのは初。


b0090333_21562067.jpg こんな乗り場を見て、そわそわしてくる。さらにケーブルがかっこいい!

b0090333_2157429.jpg むちゃ傾斜ついてる!乗ってからも平衡感覚がおかしくなるくらい。しかし、こんなに斜めな乗り物って、どうやって作ってるんだろう???


b0090333_21581212.jpg 思ったより長い時間かかって六甲ケーブルは山上駅に着く。この駅がまたイイっ!いい感じにレトロで、燕が巣を作ったからって、傘が天井からぶら下がってるのも優しくて和む。


b0090333_220255.jpg 20分に1本のケーブルと、山上駅から出てる20分に1本のバスがうまい具合に接続してるから、そのままバスでまずは六甲山ホテルを目指す。昭和4年にできたという古くて当時のモダンな空気は今も健在。さらに、ホテルのスタッフも、きょうびのシティホテルのお決まりな動きしかできないタイプのスタッフと違って、ある意味ゆるくて良い。


b0090333_2221974.jpg ホテルからまたバスに乗って、オルゴールミュージアムで降り、六甲高山植物園を見る。高山植物って正直パッとしないんだけど、最近歳をとってきて、こういう健気に人知れず、でも頑張って咲いてる感のある植物に心打たれる。まだまだ寒い六甲の山で、花たちの健気さに、ちょっと感じ入るものがあった。そこから道を間違えたために、とんでもない山道(というか獣道に近い)を上り、もう下手したら、来た道戻んなきゃダメかも・・・と諦めた頃にようやくたどり着いたのが六甲ガーデンテラス。そこからの眺めがこれ!もう、足も尻も筋肉痛が限界きてるんだけど、この景色見て「登ってきてよかったぁ~~~~・・・」と本当に思った。
 あの険しい道のりを思ったら、ケーキも許される!と自分を甘やかし、てっぺんにあったカフェでチーズケーキセットを食べながらこの景色をしばし堪能。


b0090333_225354.jpg そして自然体感展望台「六甲枝垂」に行ってみた。これは建築家が作ったもので、ひとつの立体物の中に、いろんな風景の楽しみ方があるというもの。ここだけがちょっと直島っぽい感じ。



b0090333_2272623.jpg 中にはこんな空間があり、水が少しずつ落ちている。静かにその音に耳を傾けたりもできて、よくある展望台というより、現代美術作品的な・・・。観光観光した六甲山に突然これがあると、フツーに遊びに来た観光ファミリーやカップル達は、「これ、なに???」と思うんじゃないだろか・・・。いろんなコンセプトが詰まってるようではあるけど、それがある季節に限定されてたりするから、今回はあまりそれを体験することはできなかった。


b0090333_2212986.jpg なことしてたらあっという間に時間は過ぎ、そろそろ山を降りる時間。帰りのケーブルはもう日が暮れかけて寒い寒い・・・。でもまだ、下から登ってくるケーブルもあって、こんな感じですれ違う。



b0090333_22133336.jpg 三宮まで戻り、帰りのバスで食べるサンドイッチを買い、バスターミナルの休憩所にいると、自動販売機にこんなマークを発見。私の知る限り、まだ名古屋でこんな印を見たことはない。さすが震災を経験してる神戸だなぁ~。充電器掲載で、災害があったら、コインを入れなくても中の飲料を取り出せるんだ。今日は一日観光地を見てきたからすっかり忘れていたけど、ここで震災があったんだな・・・(自分は日本にいなかったこともあって、本当に実感がない。ごめんなさい・・・)。それをこの自販に教えてもらった。楽しむだけじゃなくて、最後にこれを見つけることができたのも、今日の日帰り旅の良い収穫だった気がする。
by midoriart | 2013-04-22 21:50 | Art