Culture & Art Report from INDONESIA


by midoriart

<   2011年 01月 ( 16 )   > この月の画像一覧

 1月29日午後7時22分、メラピ火山噴火の二次災害支援活動をしている私の親友、チャハヨがジョグジャに戻ってきてメールをくれた。
b0090333_118596.jpg

「今日ジョグジャに戻ってきたからやっと写真を君に送ることができるよ。ムンティランではここ数日雨がないために、比較的落ち着いて危険度も下がったよ。だから土石流の除去や土石流の流れを変えて貯めるためのダム作りを開始することができた。この土石流防止の堤防ができるだけ長く持ちこたえてくれることを願っているよ。
b0090333_119633.jpg

 ムンティランのシラハン村とグロン村からの避難民のうち男性は、今日の午後から被災地へ行って作業をしていた。被災した家屋を埋め尽くした土石を掘り返し、緊急避難のときに持ち出せなかった家の中の貴重品を探したり、家屋の木枠(ドアや窓のフレーム)だけでも新しい家屋を建てる際に再利用するため外したりしたんだ。
b0090333_1191366.jpg
 
 日本のNPOが支援してくれる件だが、今日はチームで話し合いをしたよ。KODOMOプロジェクトで「学校児童を守ろう!プロジェクト」を立ち上げるため、必要なデータも集めたんだ。今のところ幼稚園1校、小学校1校での活動を考えている。校舎はかなりの被害を受けていて、とくに幼稚園はほとんど何も残っていない状態なんだ。唯一教室一つが残されたけれど、備品はすべて壊れ、遊具も土石流によって流されてしまっているんだ。
b0090333_1192745.jpg

 小学校のほうはまだ比較的再建可能な状態だが、備品や本類は濡れたり流されたりしている。だから日本からのまとまった義援金はほぼこの学校再建のために使うことができると思っているよ。
 まだ僕の口座に送金が確認されていないからなんともいえないが、支援額が明確になった時点から早急にこのプロジェクトのために動けるよう用意はできている。

※NPO未来予想図実行委員会は今までに数回義援金を送ってくださったいたが、今回日本の災害支援活動に対する助成金を取り、その予算をKODOMOプロジェクトに託してくださることとなった。日本での送金手続きが完了次第、助成金はチャハヨの手元に届く事になっている。
b0090333_1195883.jpg

 避難所は安定して物資支援が送られ、炊き出しも順調だよ。被災した村はまだ死んだ村のようで、わずかな人たちが村の安全のために残っているくらいだ。
 28日にYuka Fukushimaから送金があったよ。甲南女子大学が義援金募金をしてくれたものだそうだ。どうもありがとう」
チャハヨ・インダ

 1月28日、ルピア送金で甲南女子大学募金(Yuka Fukushimaさん代表)620万ルピアを義援金としてお預かりしました。「KODOMOプロジェクト:Merapi Eruption 2010」には現在までに94名7団体から921,732円と1,455万ルピアが集まっています。皆様からの義援金は二次災害で多くの死者を出しているプティ川周辺の村の人々の物資支援、救援活動に使われています。これからもどうぞKODOMOプロジェクトにあたたかいご支援をお願いいたします。
b0090333_1111194.jpg

「KODOMOプロジェクト:Merapi Eruption 2010」
では今も皆様のご支援の気持ちをお預かりしています。義援金は以下までお送りください。

三菱東京UFJ銀行 藤ヶ丘支店(普)0441439 
広田緑

ルピアで送金される方は、
宛名 Cahyo Inda Wahono
銀行名 BCA(Bank Central Asia)
支店名 Ahmad Dahlan Yogyakarta
口座番号 1691754923
電話番号 (0274)886655
までお願いいたします


お送りいただいた義援金は、確認出来次第このブログ上で報告します。


★なお、私は明日1月31日より2月14日までインドネシアへ行きます。バリの家での所用を済ませた後、KODOMOプロジェクトのチャハヨと合流、被災地の様子を直接見てくる予定です。
インターネット環境が悪いため、情報更新が遅れるかもしれませんが、ご支援くださった皆さんの気持ちがどのように生かされているのか、自分の目でちゃんと確認しようと思っています。
by midoriart | 2011-01-30 11:11 | メラピ火山噴火
 1月26日午後6時25分、メラピ火山噴火後の二次災害エリア、ムンティランで救援活動中の親友、チャハヨからメールが届いた。
b0090333_1064968.jpg

「僕らボランティアが13箇所ある避難所で集めたデータの集計では、今回の土石流による二次災害の犠牲者は4,111人にものぼった。今も僕らは政府の被災した村の間に入って、コーディネーターとして活動している。プティ川周辺の村人はまだ家に戻れないんだ、土石流が襲ってくる可能性はまだまだあるからね。専門家の予想では、今後3年間は大きな雨によって火山灰や倒木、噴出物である岩石や土砂が雨水と混じって流れ続けるという。現在緊急に必要なのは避難民たちのための日用品、食材、そして大きな非難テントだ。
b0090333_107194.jpg

 非難している子どもたちもとても大変なめにあっているよ。学校はすべて土石流に呑まれて崩壊してしまったんだ。さっき子どもたちや学校の先生と話していたんだが、本や学校の備品だけではなく、学校の制服もなくなってしまって、避難所から近くの学校へ臨時で出て行くことも恥ずかしいと言っている。だから僕らはまず、子どもたちの必要物資を購入するために義援金を集めようと思っているよ。
b0090333_1072446.jpg

 その他には、子どもたちの両親が子どもを学校に行かせるのを恐れているんだ。こんなに何度も突然の土石流に襲われているから、途中で何かあることを心配しているんだよ。だから先生を避難所に呼ぶことにした。
b0090333_1073935.jpg

 根の深い問題もある。今回洪水になった川では、今も砂の採掘が続いているんだ。注意をうながしているんだけれど、川の勢いはとても早くて、トラックが土石流に襲われて逃げられなくなって、トラックは泥流に呑みこまれてしまってね、結局ドライバーたちを僕らで救援しなければならなかったんだ。困ったもんだよ。
b0090333_1075016.jpg


 緑、25日に名前のない振込みがあったよ。でも額からして君のUBUDの友達だと思う。それとNoriyuki Katsunishi(勝西紀之さん)からも義援金が送られていたよ。みんなに感謝しているよ、ありがとう」
チャハヨ・インダ

 1月25日、ルピア送金で勝西紀之さま、コテツさん代表で「UBUD本の交換会、影武者、アンカサ」より義援金をお預かりしました。「KODOMOプロジェクト:Merapi Eruption 2010」には現在までに94名6団体から921,732円と835万ルピアが集まっています。皆様からの義援金は二次災害で多くの死者を出しているプティ川周辺の村の人々の物資支援、救援活動に使われています。これからもどうぞKODOMOプロジェクトにあたたかいご支援をお願いいたします。

★我々KODOMOプロジェクトの活動がインドネシアで発行の『じゃかるた新聞』に掲載されました。

「KODOMOプロジェクト:Merapi Eruption 2010」
では今も皆様のご支援の気持ちをお預かりしています。義援金は以下までお送りください。

三菱東京UFJ銀行 藤ヶ丘支店(普)0441439 
広田緑

ルピアで送金される方は、
宛名 Cahyo Inda Wahono
銀行名 BCA(Bank Central Asia)
支店名 Ahmad Dahlan Yogyakarta
口座番号 1691754923
電話番号 (0274)886655
までお願いいたします


お送りいただいた義援金は、確認出来次第このブログ上で報告します。

by midoriart | 2011-01-27 10:08 | メラピ火山噴火
 1月24日午前10時21分。
 メラピ火山噴火による二次災害が大きな問題となっているムンティラン(ジョグジャカルタから北西へ15キロほどの場所、その先には世界遺産ボロブドゥールがある)で支援活動を行っている親友、チャハヨからのメール。
b0090333_947193.jpg
※インドネシアWEBサイト『Tribun news』より。ムンティランのタンジュン最終ゴミ処理場へ非難した人々

「今朝またムンティランへ戻ったよ。天気はまずまず、どうか雨が降らないでほしいものだ。昨日の夕方、メラピ火山噴火による土砂、倒木を含んだ土石流が襲ってきて、ジュモヨ村周辺の道路という道路をふさいでしまったんだ。ジョグジャ~マグランの主要道路は300mに渡って完全に使用不可能だ。
b0090333_9472775.jpg
※インドネシアのサイト『BLOGGER PEMULA』より。ムンティランの土石流。

今日、僕らは被災した村へ入るために、竹で臨時の橋を作る予定だよ。政府からの情報では、国が交通麻痺を解除するために臨時の橋を早急に作るということだ。

 緑、来週君が被災地に入るときには、充分気をつけて同行するから心配はいらないよ。自動車での移動は難しいかもしれないから、雨具を持ってきたほうがいいだろう。大事なことはその時々の情報をしっかりつかんで慎重に行動することだ。僕らのことだからきっと大丈夫さ。ではまた、すぐに新しい報告を送るよ。
 それから、僕らのことを心配してくれている日本の友達たちに感謝の気持ちを伝えておくれ。日本のみんなが災害と戦う僕らの兄弟を心配してくれていること、本当に嬉しく思っているよ、ありがとう」
b0090333_9475127.jpg
※インドネシアのWEBサイト『Media Indonesia』より。雨季によっておきた二次災害の土石流。

 1月25日午前10時02分、再びチャハヨからメールが届いた。
「今朝はプティ川の曲がり角にあるシラマン村に来ているんだが、メラピの土石流で村すべてが呑み込まれたんだ。最悪の状態だ。村が丸ごと消えてなくなり、川幅約25m、水深4mの新しい川ができてしまったんだよ。
 住居はもちろんのこと、学校や祈りの場(イスラム教徒の集会所など)もすべてが土石流によって壊れ流されてしまった。今回の土石流の勢いがあまりにも大きかったこと以外に、実は今回の災害はプティ川の本来の流れへの回帰作用だといわれている。つまりその昔、プティ川の流れは今回土石流が流れて作られたこの流れだったというんだ。今までのプティ川の線は、オランダ植民地時代に無理に方向を変えられたものらしい。
 シラマン村の損害はとても大きい。多くの村民が養鶏で生計を立てているんだが、この土石流でほとんどの鶏が流され、死んでしまった。そして養鶏場も完全に崩壊してしまったんだ。緑、今は緊急非常時で写真を君に送ったりしている時間はなかなか取れないが、僕の口座に義援金を送ってくださった方がいるんだね、できるだけ早くに確認して報告するよ」
チャハヨ・インダ

 1月24日、古本屋達磨さまより義援金をお預かりしました。「KODOMOプロジェクト:Merapi Eruption 2010」には現在までに93名3団体から921,732円と505万ルピアが集まっています。皆様からの義援金は被災地へ戻った村人への復興支援に使われています。これからもどうぞKODOMOプロジェクトにあたたかいご支援をお願いいたします。

★我々KODOMOプロジェクトの活動がインドネシアで発行の『じゃかるた新聞』に掲載されました。

「KODOMOプロジェクト:Merapi Eruption 2010」
では今も皆様のご支援の気持ちをお預かりしています。義援金は以下までお送りください。

三菱東京UFJ銀行 藤ヶ丘支店(普)0441439 
広田緑

ルピアで送金される方は、
宛名 Cahyo Inda Wahono
銀行名 BCA(Bank Central Asia)
支店名 Ahmad Dahlan Yogyakarta
口座番号 1691754923
電話番号 (0274)886655
までお願いいたします


お送りいただいた義援金は、確認出来次第このブログ上で報告します。

by midoriart | 2011-01-25 09:48 | メラピ火山噴火
 1月23日午前0時34分、メラピ火山噴火後からずっと被災地での支援活動を続けている、ジョグジャの親友チャハヨからメールが届く。
b0090333_175362.jpg

 いやぁ、ジョグジャへ戻ってくるのに随分と時間がかかったよ・・・
 昨日の夕方まで僕らは二次災害の被災地ムンティランで、避難民のデータ収集などの支援活動をしていたんだが、ちょうどジョグジャに戻ろうとしたときから豪雨が降り始めたんだ。これではまた土石流の恐れがあるということでやむを得ずムンティランに泊まる事にしてね、そしたら思ったとおりプティ川沿いの村で道路がメラピ火山の噴出物で埋まってしまって、この除斥を手伝ったよ。その作業が結局さっきまで続いたんだ。
b0090333_1754924.jpg

 夜にはようやくなんとか道路も開通してね、ジョグジャに戻れる事になったというわけだよ。今度の二次災害は本当に大変な状況だよ。ではまた。
b0090333_176783.jpg
b0090333_176024.jpg

 1月21日、シオタニ セイジさまより義援金をお預かりしました。「KODOMOプロジェクト:Merapi Eruption 2010」には現在までに92名3団体から911,732円と505万ルピアが集まっています。皆様からの義援金は被災地へ戻った村人への復興支援に使われています。これからもどうぞKODOMOプロジェクトにあたたかいご支援をお願いいたします。
b0090333_1762156.jpg

★我々KODOMOプロジェクトの活動がインドネシアで発行の『じゃかるた新聞』に掲載されました。

「KODOMOプロジェクト:Merapi Eruption 2010」
では今も皆様のご支援の気持ちをお預かりしています。義援金は以下までお送りください。

三菱東京UFJ銀行 藤ヶ丘支店(普)0441439 
広田緑

ルピアで送金される方は、
宛名 Cahyo Inda Wahono
銀行名 BCA(Bank Central Asia)
支店名 Ahmad Dahlan Yogyakarta
口座番号 1691754923
電話番号 (0274)886655
までお願いいたします


お送りいただいた義援金は、確認出来次第このブログ上で報告します。

by midoriart | 2011-01-23 17:06 | メラピ火山噴火
 インドネシアはジョグジャカルタ、メラピ火山噴火以降、現地の親友チャハヨと提携して活動しているKODOMOプロジェクトが継続して活動しているため、義援金を送ってくださる皆さんへの報告を毎日更新していて、なかなかフィリピンでの滞在制作についてブログ更新ができなかった。
 自分のまとめとして、イベントの最終日までをここで記録しておく。

b0090333_2205719.jpg 今回のフィリピン滞在では、世界遺産の棚田が広がるハパオでの立体作品制作。私が代表理事をしているスンダランド・アート・ネットが愛知モリコロ基金から助成を受け、第二次大戦で犠牲となった日比の人々に対する慰霊と鎮魂、そして平和への祈りをテーマとしたアート・インスタレーション&パフォーマンスを開催することになったのだった。


 イベントの会場イフガオ州は、第二次世界大戦で日本軍が撤退し、最後に山下奉文(ともゆき)大将が捕らえられた地。大戦末期の飢餓状態、武器も弾薬もなかった日本軍兵士の多くが命を落とした地であるとともに、極限状態の中でイフガオ族のコミュニティでの略奪・殺戮などの残虐な行為もあったと記録されている。


 ここ数年、第二次世界大戦の記憶をテーマに作品を作ってきた私にとって、この地は考えさせられることの多い場所だった。日本とフィリピンの人々への追悼の意味をもつイベントであるならば、当時ここで何が起こったのかをちゃんと知ってから作品を作りたいと思った私は、フィリピン在住でスンダランド・アート・ネットの副理事でもある反町眞理子さんから、占領時のフィリピンのことを書いた書籍を数冊貸してもらった。

b0090333_2262275.jpg イベントの行われるハパオに入ってから、制作日数はわずか4日。毎日朝から晩まで動いた。3年前にフィリピンを訪ね、制作のためにフィリピンのお年寄りを訪問したとき、現地語と英語のわかるアシスタントとして私を支えてくれたレナート君が、今回も私の制作アシスタントとして付き添ってくれた。
 バギオで泊めてくれたKidlat Tahimik(写真)。彼は日本でもたくさんのファンをもつドキュメンタリー映画作家。今回のイベントに興味を示し、バギオから8時間かかるこの地まで来てくれた。


b0090333_2294052.jpg アロマキャンドルを中に入れてひっそりと火を灯せるようにした5本のランタンを当日イベント会場となる棚田に運ぶ。


 大阪から参加されたシタール奏者の南沢靖浩氏、尺八の福本卓道氏、サックスと笛の山本公成氏、そしてスンダランド・アート・ネットのメンバー、山梨の音楽ユニット「KURI」が現地のミュージシャンと一緒に慰霊の音楽を奏でる中、水田では私の作品に火が灯された。
 連日の雨はどうなったのか、このときだけは一滴の雨もなく、雲の隙間から満月が覗いた。しんと静まった棚田にはアコースティックな音と、ランタンの火。この地で生命を落としたフィリピンの人たち、日本兵たちの霊は、今ここに集ってくれているだろうか。
b0090333_021653.jpg

 この日、私はとても不思議な体験をした。ミュージシャンたちが水田の横に作ったステージでリハーサルをしている間、作品の設置を終えた私は水田を見下ろせる丘にある小さな小学校の入り口に座り、眞理子さんから借りた本を読んでいた。
 そのとき、本の内容が悲しいわけでもなく、私の気持ちは平常のままだったにも関わらず、突然涙が溢れてきたのだ。普通、涙が出るときには自分の中でなんらかの感情が動くはずなのに、自分で驚くほど、本当に勝手に目から水が溢れてくるような感じだった。それも身体をしゃくりあげるほどの号泣。自分の身体なのに、まったく身体と気持ちが分かれたよう。号泣する自分の身体を、まったく覚めた自分の心が見ているような、なんとも不思議な感覚だった。
 そして気づくと、私の耳にはフルートの音色だけがキレイに聞こえていた。それはステージでリハーサルをしている公成さんの音だった。他のミュージシャンの楽器の音も鳴っているはずなのに、私の耳に入ってきたのはフルートの音だけだった。
b0090333_0213333.jpg

 この話をリハーサル後の公成さんに話したら、同じように涙ぐんで
「来てくれたんだねぇ・・・よかった、よかった・・・」
と私をHUGしてくれた。私と彼には誰かが来てくれたように思えた瞬間だった。

 そうそう、今回私が使用したのはこの棚田で育った稲を材料として漉いた紙。在フィリピン日本人の紙漉き職人ASAOさんがこの地でフィリピンの子どもたちにワークショップをしながら漉いた紙が素材になっている。私はこれを自然にそのまま帰したいと思い、パフォーマンスをした現代舞踏家JUNさんに、パフォーマンスの中で燃やしてしまうようにお願いした。彼はそれを承諾し、祈りの舞の最後に松明で燃やしてくれた。
 ミュージシャン、現代舞踏家、地元の人たち、みんなの祈りはこの地に留まっている霊たちに届いたのだろうか・・・

 
by midoriart | 2011-01-21 22:28 | the Philippines
1月20日午後5時20分、チャハヨから悲惨な二次災害の状況を知らせるメールが届く。
b0090333_19372542.jpg

 
「土石流災害によってサラム県シラハン村の1,033世帯2,000人がムンティランとスリウェダリの避難所へ非難した。村へ向かう道路は噴出物の土砂や泥に埋まってしまい、村民の生活は完全に麻痺している。土石流氾濫の危険度は今日の豪雨のために一層高まっている。
b0090333_19375357.jpg

 村の数十件が土砂に埋まって崩壊し、流れてくる土石流は高さ2~3メートルにもなった。引き続き起こる土石流氾濫の脅威の他に、恐れられていることは、被災者たちがもう同じ場所に住むことができないかもしれないということだ。
b0090333_19373975.jpg

 村の責任者と今日話し合ってきたんだが、彼らにとって今回のこのような被害は過去の自然災害の中でも最悪、最大の被害で、いまだにこの状況にショックを隠せずにいたよ。
b0090333_1938112.jpg

 僕らが今できることは、避難民への緊急支援だ。そして被災地周辺へのアクセスを早急にノーマルに戻すことだ。僕らは避難所への物資支援を最優先し、可能ならば夜中も活動を続けてできるだけ早くに交通手段を平常に戻したいと思っている。このとてつもなく大きな自然の災害を体験しなければならなくなった被災者の人たちのために、君も祈ってくれ」
チャハヨ・インダ
b0090333_1938756.jpg

※すべての写真は現地でチャハヨが撮影。

 1月17日、モヒヨツさまより義援金をお預かりしました。「KODOMOプロジェクト:Merapi Eruption 2010」には現在までに91名3団体から908,732円と505万ルピアが集まっています。皆様からの義援金は被災地へ戻った村人への復興支援に使われています。これからもどうぞKODOMOプロジェクトにあたたかいご支援をお願いいたします。

★我々KODOMOプロジェクトの活動がインドネシアで発行の『じゃかるた新聞』に掲載されました。

「KODOMOプロジェクト:Merapi Eruption 2010」
では今も皆様のご支援の気持ちをお預かりしています。義援金は以下までお送りください。

三菱東京UFJ銀行 藤ヶ丘支店(普)0441439 
広田緑

ルピアで送金される方は、
宛名 Cahyo Inda Wahono
銀行名 BCA(Bank Central Asia)
支店名 Ahmad Dahlan Yogyakarta
口座番号 1691754923
電話番号 (0274)886655
までお願いいたします


お送りいただいた義援金は、確認出来次第このブログ上で報告します。

by midoriart | 2011-01-20 19:38 | メラピ火山噴火
 1月19日午後3時23分、スラバヤでの仕事を終えたチャハヨが、再びメラピ火山噴火の二次災害が大変なムンティラン地区へ入り、状況を報告してくれた。
b0090333_17295748.jpg

 昨日僕らはチャンクリンガンとムンティランの被災地を回ってきたが、まだ活動は再開していない。ここ数日の間に、様子がすっかり変わっていたよ。チャンクリンガンでは僕らが緑化活動で植樹した植木が今週月曜の豪雨によってすっかり流されてしまっていた。僕らのアイデアで始まったブロック作りのプログラムはたくさんの人が真似をして作り始め、ついにはチャンクリンガンにたくさんのブロック職人がいたよ。そして自分たちでやる気になって生産もあがっていたんだ。これで彼らの崩壊した家屋の復興も早まることだろう。
b0090333_1730994.jpg

 ムンティランでは状況はより悲惨になっている。5つの村の300家屋がメラピ火山からの土石流に呑みこまれ、やむなく非難テントと村の集会所に身を寄せていた。今日得た情報によれば、近いうちに村の近くに臨時避難所を政府が作るらしい。今のところ、彼らには生活費として一人当たり3,000ルピアを一ヶ月に渡って政府が負担することになったそうだ(私がジョグジャの屋台で食事をして一食約3,000~5,000ルピアなので1日一人3食3,000ルピアではほとんど何も食べられないに近い)。
b0090333_17301785.jpg

 明日はムンティランのコーディネーターと会って、今後この非難民のためにどういうプログラムを行うのが現実的かつ有効なのかを話し合ってくるよ。
b0090333_17303170.jpg
b0090333_17302689.jpg

※使用の写真はインドネシアの新聞Tribun Jogjaの本日のwebより引用。

 1月17日、モヒヨツさまより義援金をお預かりしました。「KODOMOプロジェクト:Merapi Eruption 2010」には現在までに91名3団体から908,732円と505万ルピアが集まっています。皆様からの義援金は被災地へ戻った村人への復興支援に使われています。これからもどうぞKODOMOプロジェクトにあたたかいご支援をお願いいたします。

★我々KODOMOプロジェクトの活動がインドネシアで発行の『じゃかるた新聞』に掲載されました。

「KODOMOプロジェクト:Merapi Eruption 2010」
では今も皆様のご支援の気持ちをお預かりしています。義援金は以下までお送りください。

三菱東京UFJ銀行 藤ヶ丘支店(普)0441439 
広田緑

ルピアで送金される方は、
宛名 Cahyo Inda Wahono
銀行名 BCA(Bank Central Asia)
支店名 Ahmad Dahlan Yogyakarta
口座番号 1691754923
電話番号 (0274)886655
までお願いいたします


お送りいただいた義援金は、確認出来次第このブログ上で報告します。

by midoriart | 2011-01-20 17:31 | メラピ火山噴火
 1月13日午後9時、チャハヨからのメール。
「今のところ僕らはムンティランに留まり、いつ再びプティ川でおこるかしれない土石流洪水に備えている。今日はなんとかジョグジャ~マグラン間の道路が開通してバイクや自動車が通れるようになったが、両脇に除去された噴出物の山のせいで交通渋滞のままだ。ここでは僕らは支援コーディネーターとして活動しているんだ。土石処理は政府が重機を使って行っているよ。
b0090333_15232470.jpg
b0090333_15231819.jpg

 村の集会所に非難している人たちに対しては、メラピが噴火したときの被災者と同じように、炊き出しをして、物資支援もしている。ここではまだ被災家屋の清掃はできないんだ、まだまだ雨が続いていて、今後も土石流が流れてくる可能性が大きいからね。
b0090333_1523335.jpg

 緑、申し訳ないが今週末から5日間ほど僕は本業に戻らなければならない。スラバヤで撮影の予定が入っているんだ。ボランティアの他のメンバーが被災地に残れるかどうか、まだわからないんだ。詳細が分かり次第連絡するよ。

※KODOMOプロジェクトを現場で指示する私の親友チャハヨ・インダはジョグジャカルタの映像専門学校の講師をしながら、ジャカルタやスラバヤなどの大都市やシンガポールなどで映画やCM撮影のカメラマンをしている。
b0090333_15235342.jpg


 1月13日、淺井祐介さんより義援金をお預かりしました。またYumiko Kasu Studiopace Cirebonさまよりルピア口座に義援金を送っていただきました。
「KODOMOプロジェクト:Merapi Eruption 2010」には現在までに90名4団体から906,732円と605万ルピアが集まっています。皆様からの義援金は被災地へ戻った村人への復興支援に使われています。これからもどうぞKODOMOプロジェクトにあたたかいご支援をお願いいたします。

★我々KODOMOプロジェクトの活動がインドネシアで発行の『じゃかるた新聞』に掲載されました。

「KODOMOプロジェクト:Merapi Eruption 2010」
では今も皆様のご支援の気持ちをお預かりしています。義援金は以下までお送りください。

三菱東京UFJ銀行 藤ヶ丘支店(普)0441439 
広田緑

ルピアで送金される方は、
宛名 Cahyo Inda Wahono
銀行名 BCA(Bank Central Asia)
支店名 Ahmad Dahlan Yogyakarta
口座番号 1691754923
電話番号 (0274)886655
までお願いいたします


お送りいただいた義援金は、確認出来次第このブログ上で報告します。

by midoriart | 2011-01-14 15:24 | メラピ火山噴火
 1月13日午前2時13分、メラピ火山噴火の二次災害となった土石流氾濫の現場で救援活動をしている知人、チャハヨからのメール。


b0090333_13395836.jpg
 土石流は今もっとも深刻な問題で、すでにプティ川沿岸の8つの村が呑み込まれてしまった。これでジョグジャ~マグラン間の道路は3日間完全に麻痺している。今回の土石流氾濫はもっとも被害が大きく、土砂が3メートルもの高さで250メートルに渡って道路をふさいでいる。
b0090333_1340867.jpg

 周辺住民はすでにジュモヨ村の集会所や親類の家など、安全な場所へ避難をしているが、この土石流氾濫の危険性はまだまだ続くだろう。この雨季でずっとメラピ山頂に雨が降っているからね。
b0090333_13401519.jpg

 現在は遮断されてしまった主要道路の開通のために除去作業が進められているんだ。この道路一本しか自動車でジョグジャ~マグラン間を行き来できる手段がないからね。まだまだ先は長いよ。
b0090333_1340239.jpg
b0090333_13404624.jpg

by midoriart | 2011-01-13 13:41 | メラピ火山噴火
1月10日午後11時21分、チャハヨから二度目のメールと共に、写真が送られてきた。
「みどり、君がブログで使った写真は、僕らが実際に見てきた状況とほぼ同じだよ。今日は僕自身も撮影をしてきたからこれを見ておくれ。僕の話では伝わらなかったかもしれないが、いかに二次災害が大変なことになっているのかがわかるだろう。
 2月のはじめに君がこっちに来るときにも、まだこんな状況が続いていることだろう。しばらく続くだろう雨季の天候がとても気になるよ。バイクでしか移動できないから、上下レインウエアをもってきたほうがいいかもしれないよ」
b0090333_10342854.jpg
b0090333_10342399.jpg
b0090333_10341520.jpg
b0090333_10341014.jpg
b0090333_103435.jpg

※チャハヨから送られてきた写真。ジョグジャ~ムンティラン間の道路が大きな岩石でふさがれている。プティ川ではいまだに噴火した際の溶岩の高熱で湯気を出しながら土砂が流れていく。噴火した周囲では村人が戻り、復興に向けて動き出したが、川の下流ではこのような二次災害に深刻な問題が多く生まれている。


1月11日、松本仁さん、毛利亜紀さんより義援金をお預かりしました。「KODOMOプロジェクト:Merapi Eruption 2010」には現在までに89名3団体から898,732円と505万ルピアが集まっています。皆様からの義援金は被災地へ戻った村人への復興支援に使われています。これからもどうぞKODOMOプロジェクトにあたたかいご支援をお願いいたします。


★我々KODOMOプロジェクトの活動がインドネシアで発行の『じゃかるた新聞』に掲載されました。

「KODOMOプロジェクト:Merapi Eruption 2010」
では今も皆様のご支援の気持ちをお預かりしています。義援金は以下までお送りください。

三菱東京UFJ銀行 藤ヶ丘支店(普)0441439 
広田緑

ルピアで送金される方は、
宛名 Cahyo Inda Wahono
銀行名 BCA(Bank Central Asia)
支店名 Ahmad Dahlan Yogyakarta
口座番号 1691754923
電話番号 (0274)886655
までお願いいたします


お送りいただいた義援金は、確認出来次第このブログ上で報告します。

by midoriart | 2011-01-11 10:37 | メラピ火山噴火