Culture & Art Report from INDONESIA


by midoriart

<   2010年 12月 ( 17 )   > この月の画像一覧

 12月29日午後8時16分、チャハヨからのメール。
 息子の手術は成功して今日にはもう退院ができたよ。僕は被災地で活動しているが妻と僕の両親が付き添っているんだ。今日のメラピ火山は霧で曇っていて、この寒さはなんだかメラピの大噴火の前を思い出すよ。
 チャンクリンガンでは清掃活動をするつもりで多くのボランティアを連れていたんだが、現場近くまで来て橋が崩壊していることがわかり、やむをえずプランバナン経由で被災地へアクセスした。今日はウォノソボ地区から73人のボランティが来てくれてね、噴火の溶岩などでふさがって道を開通させるために活動したんだ。このアクセスが開けば、奥地の被災地まで物資支援の車も簡単に入ることができるからね。先週末に僕らで500mほどの道を開いたんだよ。今日は50mほどが使えるようになったよ。噴火物を除去して開通させるべき道路はまだまだたくさん残っている。
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 来週から「パダット・カルヤ」という政府プログラムが始まるよ。これは被災地の住民に呼びかけ土地の復旧活動をするもので、ちゃんと給料も出るんだ。このプログラムでふさがれた道路を開き、環境整備をし、緑化や公共施設の建設をしていくことになる。このプログラムが始まれば、僕らボランティアの活動も随分と負担が減る事になるだろう。先も見えてきたように思うよ。村人は彼らの村のため、環境のために働けるんだ。すべてがうまくいけばいいと思っているよ。
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 緑、君が自分の仕事でバリまで来るそうだが、ジョグジャへきてくれるのはいつでも構わないよ。君自身の目で、KODOMOプロジェクトがどこまでの支援をしているのか、しっかりと確かめて日本の皆さんにもちゃんと報告してくれたら嬉しいよ。いつもありがとう。
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 12月31日午前1時33分、今年最後のチャハヨからのメール。
 今日も昨日同様、被災地の道路開通のための清掃、被災した家屋清掃をウォノソボから来てくれたボランティアと、避難所の人々と一緒に行ったよ。火山灰や砂の層はそれほど厚くないんだけれど、大きな岩石が道路一帯に残っているから作業は大変だ。
 こうした作業に給与が支払われることになったから、今日は少女からお婆さんまで女性のボランティアも多く参加してくれたよ。避難所で退屈しているよりはずっといいんだろう。
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 夕方からは大雨が降ってチャンクリンガンとムンティランではまた泥流の洪水に見舞われたよ。僕らの活動本部前にも泥流が流れてきたが大きな被害はなかったよ。雨のせいで停電もしたよ。
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 ジョグジャ市内の避難所は来週明けにも閉鎖になるそうだ。ここの生活者数が減ったためで、いったんクプハルジョ避難所へ移る事になり、まだ彼らの村までは戻れないんだ。KODOMOプロジェクトで支援している子どもたちには今日、栄養補助食と粉ミルクを配給したよ。
 緑、KODOMOプロジェクトの活動メンバーは今週末は休みにして、来週月曜から活動を始める事にしたよ。新年を迎えるに当たってリフレッシュしようと思う。日本から義援金を送ってくださった方々にはよくお礼を伝えて欲しい。そして来年も僕らの活動を見守ってくれるように祈るよ。ありがとう。
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 12月30日に平野孝雄さまより郵送にて義援金をお預かりしました。「KODOMOプロジェクト:Merapi Eruption 2010」には現在までに85名3団体から868,732円と455万ルピアが集まっています。皆様からの義援金は被災地で栄養不足な子供たちの食事サポート、被災地へ戻った村人への物資支援と復興支援のために使われています。これからもどうぞKODOMOプロジェクトにあたたかいご支援をお願いいたします。
 来年もどうぞよろしくお願いいたします。

★我々KODOMOプロジェクトの活動がインドネシアで発行の『じゃかるた新聞』に掲載されました。

「KODOMOプロジェクト:Merapi Eruption 2010」
では今も皆様のご支援の気持ちをお預かりしています。義援金は以下までお送りください。

三菱東京UFJ銀行 藤ヶ丘支店(普)0441439 
広田緑

ルピアで送金される方は、
宛名 Cahyo Inda Wahono
銀行名 BCA(Bank Central Asia)
支店名 Ahmad Dahlan Yogyakarta
口座番号 1691754923
電話番号 (0274)886655
までお願いいたします


お送りいただいた義援金は、確認出来次第このブログ上で報告します。

by midoriart | 2010-12-31 17:21 | メラピ火山噴火
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※今は落ち着いているメラピ火山

 12月26日午後7時57分。チャハヨからのメール。
 息子はたった今手術を終えたが、まだ麻酔から覚めなくて集中治療室にいるよ。君と君の友達からの祈りがここまで届いたようだ。
 チャンクリンガン避難所からの報告はまだ届いていないんだ。KODOMOプロジェクトのボランティアの一人がチフスにかかったために、ジョグジャ市内の病院へ送ったり忙しかったようだ。
ムンティラン避難所ではまた泥流の警報が出たよ。メラピ頂上付近で豪雨があったからね、ボヨン川では水位の上がったエリアがあったそうだ。
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※噴火直後の被災地でたたずむ犬:インドネシアのカメラマン撮影

 12月28日午前10時34分。
 おはよう、連絡が遅れてごめんよ。スルヤ(彼の息子)の術後の経過はいいみたいだ。今日はもう粥や甘い飲み物もとっているよ。すべてが順調で感染症などがなければ、水曜日には退院できるそうだ。日本の皆さんからも心配いただいたこと、心から感謝しているよ。
 チャンクリンガンとムンティラン避難所の子どもたちはいつもどおり臨時学校で活動をしているそうだ。まだ僕が直接現場に行って君に報告できるようになるまで時間がかかるかもしれないが、詳細はできるだけ送るようにするよ。いつもありがとう。
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※噴火の熱で壊れたラジオ


 12月27日にワタナベマサコさま、シバタケイコさまより義援金をお預かりしました。また12月28日、ガルーダ・インドネシア名古屋支店ガルーダクラブ親睦会の募金を袴田さま、土師さまより廣田が直接受け取りました。
 「KODOMOプロジェクト:Merapi Eruption 2010」には現在までに84名3団体から867,732円と455万ルピアが集まっています。皆様からの義援金は被災地で栄養不足な子供たちの食事サポート、被災地へ戻った村人への物資支援と復興支援のために使われています。これからもどうぞKODOMOプロジェクトにあたたかいご支援をお願いいたします。


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by midoriart | 2010-12-29 11:08 | メラピ火山噴火
 12月25日午後2時4分、メラピ噴火でKODOMOプロジェクト救援活動をしているチャハヨからのメール。

 「ムンティランから連絡があって、今日は国軍ボランティアと一緒にプティ川泥流洪水のためにジュウィリン避難所へ非難した700人のための炊き出しをしたそうだ。この援助は現地の数箇所のボランティアチームが力を合わせ、キャベツの産地として有名なウォノソボ村から野菜の差し入れを受けて実現したんだ。昼にも食材が支援され、850人分の食事を用意したよ。

 チャンクリンガンでは、被災した村のムスジット(イスラム寺院)の一つを清掃したそうだ。これは被災者からの希望で、早くに清掃をしてここを使えるようにすれば、みんなの心のよりどころになって祈ることができるし、村の会合などにも使えるからね。すでに建物内をきれいにして、崩壊した屋根瓦も下ろしたそうだ。明日には焦げて使えない柱木なども取り替えることができそうだよ。

 僕は今もまだ病院にいるんだ。明日ついに息子の手術が決まってね。月曜か火曜には、また活動の現場に戻ることができると思っているよ。君も僕の息子のために祈っていておくれ」
チャハヨ・インダ
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※救援物資の確認をするチャハヨ・インダ


★インドネシアでは、多くの人が祈れば、その力が神様に届き、恵みや助けを与えられると信じられています。KODOMOプロジェクトに関わってくださった皆様の祈りが、チャハヨの一人息子6歳のデ・スルヤに届き、手術が成功することを私自身も祈っています。

★我々KODOMOプロジェクトの活動がインドネシアで発行の『じゃかるた新聞』に掲載されました。

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by midoriart | 2010-12-25 18:26 | メラピ火山噴火
b0090333_2226052.jpg 12月24日午前11時38分、メラピ火山の救援活動にあたっているチャハヨからのメール。
 今日はまだ息子について病院にいて、手術の必要があるかどうかの検査中なんだ。メラピ山麓での支援活動はいつもどおりで、朝の7時からチャンクリンガン村周辺の清掃作業を始めているよ。なんとか午後にまた活動報告ができるといいんだが。


b0090333_22264170.jpg 12月24日午後8時29分
 ムンティラン避難所からの報告によれば、プティ川とボンケン川沿岸にある泥流浸水被害の可能性がある住民は、ジュウィリンの避難所へ再度避難したそうだ。メラピ火山西部で豪雨の可能性があるからだ。そうなったらまた泥流が川から溢れることもありうるからね。
 避難民が増えたために、住民救助、炊き出し、必要物資の配給などもまた始めなければならなくなったよ。


b0090333_22271087.jpg チャンクリンガン村では約5軒の家屋と1校舎の清掃ができたそうだ。数軒は放置が危険な状態で、やむをえず解体をしたらしい。焦げた柱が上部を支えきれず、いつ倒れるかわからないようでは危険だからね。

 緑、これから数日は息子のことがあって病院を出られない(彼は現在、携帯電話からメールを送っている)。息子の検査結果がどうもよくなくて、手術は免れないようだ。でもKODOMOプロジェクトの活動は仲間がちゃんと続けているよ。僕に無理でも、仲間ができるだけ頻繁にジョグジャ市内とムンティランの活動報告をしてくれるからね。

チャハヨ・インダ

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 12月24日にワタナベユキコさまより義援金をお預かりしました。「KODOMOプロジェクト:Merapi Eruption 2010」には現在までに84名の方から830,232円と455万ルピアが集まっています。皆様からの義援金は被災地で栄養不足な子供たちの食事サポート、被災地へ戻った村人への物資支援と復興支援のために使われています。これからもどうぞKODOMOプロジェクトにあたたかいご支援をお願いいたします。

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by midoriart | 2010-12-24 22:28 | メラピ火山噴火
b0090333_19234410.jpg 12月23日午後2時42分

 今日は雲ひとつなくてジリジリととんでもない暑さだ。あっという間に体力を消耗してしまうよ。でもまだまだやるべき作業は残っているから頑張らなくちゃね。今日も被災地の家屋の清掃、瓦礫の処理にあたったよ。クロンプロゴ県から7台のトラックで200人ほどのボランティアが来てくれてね、だからスマランからのボランティアグループの一部と交代したんだ。

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※被災地の支援のために集まる人々
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 ここのところ、崩壊家屋の瓦礫処理で困っているよ。とくに再使用不可能な建材の置き場がもうなくて、かなり離れた場所まで捨てに行くしかないんだ。だから時間もかかるし、労働力もこんなことにたくさん必要になってしまう。
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 緑、今晩ぼくは少しジョグジャへ降りることになったよ。家族から連絡があって、息子が熱を出して咳が止らないそうなんだ。病院へ連れて行かなくちゃいけないからね。大変な状態じゃないことを君も祈っていておくれ。

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by midoriart | 2010-12-23 19:26 | メラピ火山噴火
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12月22日午後1時50分
 今日はスマランからきてくれたボランティアの要望で朝6時から活動を始めたよ。彼ら遠方から来てくれているから、夕方は早めに切り上げたいとのことだったんだ。今日から崩壊した家屋の再利用不可能な瓦礫を燃やしたよ。釘や割れたガラスなどがあって思いのほか危険なんだ。僕らの丈夫なブーツですら、裏底から釘が貫通したりしているよ。
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 今日はおばさん、おじさんを含むたくさんの人が活動に参加してくれたから負担が少なくて楽しかったよ。みんなの笑顔を見ながら作業できたのはよかったよ。おばさんたちはテンペ(インドネシアの乾燥納豆)料理や茹でた芋、バナナを用意して持ってきていたから、僕らも一緒に食事をとったよ。善意あるボランティアたち、復興のために努力する村人たちと食を共にした時の気持ちといったら、本当に幸せだったよ。
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 ようやく重機もここに入ってきたから、今まで人力ではなんともならなかった清掃作業もはかどり、通れなかった道路が開いただ。これでまたできる作業が増えたよ。
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 ムンティラン避難所では、またプティ川で泥流の被害が出た。だから避難所の対策本部も安全な場所へ3キロほど移動をしたよ。まだ詳細な報告が届いていないんだけれど、大きな被害がないように祈るばかりだ。
被災地の状況はまだまだぐちゃぐちゃで、やらなけらばならないことだらけだよ。今支援活動をしている3箇所(マグウォ、ムンティラン、チャンクリンガン)でも人手、義援金ともにぎりぎりで続けているから、みんなで持ち回りでなんとか動かしているよ。頑張らなくちゃね。
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by midoriart | 2010-12-22 23:24 | メラピ火山噴火
※12月15~21日までフィリピンのイフガオ州ハパオ村へ滞在制作に行っていました。世界遺産の棚田の村では、インターネットはもちろんのこと、携帯の電波も届かないほどの環境だったため、チャハヨから送られてくる報告メールをリアルタイムにUPデートすることができませんでした。今日マニラまで戻り、インターネット環境ができたので、この6日間の報告をさせていただきます。

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12月16日午後6時5分
 今日は僕らが入ることのできたメラピ近くの村の様子を送るよ。たくさんの倒木を幹から切らなければならないのに、足元の竹の株群が邪魔をしてうまくいかないんだ。厚く積もった火山灰が雨水と混じって被災村へのアクセスもままならない。
被災地はまだ支援の必要な状態だ。被害にあった家屋は焼け焦げて構造だけ残っている。明日からボランティアチームの人員を増やして道路の清掃と整備を一気にやろうといっている。
 避難所の子供たちは今日、臨時学級で学んで、サッカーや折り紙で遊んだよ。今は僕らのKODOMOプロジェクトの臨時学校に48人の子供がいる。ムンティラン(ボロブドゥールに近い村)避難所からはまだ報告がないが、何かあればすぐ君に連絡するよ。
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12月17日午後10時50分
 今日はメラピ火山の一番高い場所にあるキナレジョ村とパングレジョ村周辺での活動をした。昨日ここまでの道路を開いてからようやく今まで支援の届かなかった村へ入ることができたよ。ここからチームを2つに分け、ひとつはまだアクセスがふさがれている村へ入るための清掃活動、そしてもうひとつが新たにアクセスできた村に必要な物資の配給とデータ収集だ。
 僕らは村人で構成されたチームに協力して被害の軽い学校のひとつを復旧させることにした。先生や周辺住民とで火山灰を取り除いた。早く子供に勉強できる環境を戻してやりたい一心でみんな一生懸命に力を貸してくれたよ。
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 支援の届かなかった村へ入ったチームは今日から臨時の対策本部を設置した。これが今後の活動の中枢司令部の役目を果たすことになるんだ。できるだけ早くにメラピ山麓で緑化活動をするつもりだ。ほら、ちょうど今なら雨季だから植物も早くに育つだろ。だからなんとか早急に植物(野菜)の苗や種の支援を探したいと思っている。送った写真を見ても、どれほど田畑が大きな被害を受けたかがわかるだろ。熱雲に襲われてもそれを守る木が一本も生えていないどころか強い種と言われる竹すらも、根っこからボロボロになってしまったのだからね。
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 緑、12月16日に60万ルピアがチルボンのYumiko Kashuから振り込まれていたよ。感謝を伝えてくれ。
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12月19日午後8時7分
ここ数日はチャンクリンガン村で活動をしている。このエリアは熱雲が流れたグンドル川に近いために現時点までにメラピ噴火の最も多い犠牲者を出しているんだ。土地は乾き、噴火物のために今でもまだ足元が熱く感じる。まだたくさんの火山灰が残っていて、大きな溶岩の塊の中はまだ高温だ。硫黄臭さが全体に立ち込めている。今日はここで村人とボランティアが力を合わせて清掃をしたよ。
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 今日のメラピは晴天でとても美しい山の姿を見ることができた。清掃で火山灰にまみれている僕らが、ほんの少し気持ちよくなれた時間だったよ。
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 ムンティラン避難所ではいつもどおりに子供がプログラムをこなし、栄養補助を受けたよ。支援はますます少なくなってきているけれど、できるだけのことはしている。それとジョグジャ市内ではチョデ川が今も警戒状態だ。泥流が触れる危険がまだまだ高いからね。今日は雨が降らなくてよかったよ。
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12月20日午後2時56分
 今日も僕らは被災地の家屋の清掃、支援の届かない村への道路開通作業をした。今日は村人だけでなく、突然クラテン県から2台でやって来た多くのボランティアが参加してくれたよ。彼らはほとんどがお年寄りで、以前地震で被災した地域の人たちだ。彼らいわく、自分たちも以前地震で被害に合い、そのときにメラピ周辺の人たちに助けられているんだから、今回は自分たちが助ける順番だと思ったというんだ。彼らは自分たちで工具やシャベル、箒、さらに自分たちの食事まで用意して来ているんだよ。すごいだろう、これがジョグジャの人々の他者を思いやれる素晴らしいところだと思うよ。
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 今日は僕らまでもが彼らの持ってきたお弁当をいただくことができたよ。多くのKODOMOプロジェクトのボランティアが現地で料理しなくて済んだのはとてもありがたいことだよ。今日は家屋の清掃をしたところで雨が降ってしまったから明日もまた続けることにするよ。
 チョデ川を見守るチームによれば、今日の雨模様の空のために泥流の警告が発せられたそうだ。非難所の臨時学校は最小限の支援物資の中でなんとかプログラムをこなしている。日本からの義援金は可能な限り栄養補給と食品に当てようと思っているよ。
 緑、12月19日に25万ルピアの義援金がRumikoから送られているよ。
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 12月15~21日までにYumiko Kashuさま、Rumikoさまより義援金をお預かりしました。「KODOMOプロジェクト:Merapi Eruption 2010」には現在までに83名の方から828,232円と455万ルピアが集まっています。皆様からの義援金は被災地で栄養不足な子供たちの食事サポート、被災地へ戻った村人への物資支援と復興支援のために使われています。これからもどうぞKODOMOプロジェクトにあたたかいご支援をお願いいたします。


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by midoriart | 2010-12-21 22:18 | メラピ火山噴火
12月14日午後8時24分、チャハヨからのメール。
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ようやく撮影した画像を送れるようになったよ。避難所での活動も普段どおりに戻り、臨時学校、トラウマヒーリング、栄養補助もうまくいっているよ。僕は今日は被災地キナレジョ村周辺で活動してきた。まだ痛ましい状況で以前とほぼ変わっていない。折れた木が散らばり、被災地へつながる道路は火山砂でふさがれている。牛の死骸はどこかしこに残り、鼻の曲がりそうな悪臭がしている。そんな中で僕らは村をきれいにして道路を開通させるために村人の手伝いをしてきたんだ。

b0090333_228585.jpg 村へのアクセスをふさぐ砂の除去、崩壊した家屋の瓦礫集めをしながら村を見ると、見渡す限り瓦礫と倒れた木しかない。ほんの少しの緑色が灰色の中にあって、バナナの木が芽を出していたんだ、ちょっと心が温かくなる気がしたよ。

b0090333_2210854.jpg 明日は被災地のもっと奥へ入って状況を調べてくるつもりだ。まだアクセスが悪くて支援の入りきれていない場所があるから、そこで僕らに何ができるのかを村人と話してくる」

チャハヨ・インダ


12月14日の今日はサブリ ミズエさま、カワグチ エイコさまより義援金をお預かりしました。「KODOMOプロジェクト:Merapi Eruption 2010」には現在までに81名の方から828,232円と370万ルピアが集まっています。皆様からの義援金は被災地で栄養不足な子供たちの食事サポート、被災地へ戻った村人への物資支援と復興支援のために使われています。これからもどうぞKODOMOプロジェクトにあたたかいご支援をお願いいたします。

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by midoriart | 2010-12-14 22:11 | メラピ火山噴火
 12月12日午後12時28分、チャハヨからのメール。私が一ヶ月も経っているのになぜいまだに家畜の死骸が残っているのか質問したことに対しての返事だった。

 「メラピ火山の頂上近くにはまだまだ入り込めない地区があってそこには誰も入れないんだ。だからまだ処理できない家畜の死骸があるのは当然なのさ、ましてやその数だって半端じゃないからね。大変なのは死骸が溶岩に埋まってしまった場合だよ、見えないけれど泥砂の下で腐っているんだから。
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※ムラピ山麓の火砕流の様子

 僕のカメラはこの前のムンティランの豪雨のときに泥流に浸かって壊れたんだ、だから君に新しい写真が送れなくてすまない。友達のカメラを使って早めに新しい状況を写して送るよ。KODOMOプロジェクトの今後については先日仲間と話し合った。ムンティラン地区の住民は毎日雨があるたびに土石流の危険にさらされている。土石流の二次災害を見ても、僕らの力のある限りは被災者のために活動しようと決めたよ。

 たとえ支援金が尽きても、少なくとも僕らには労働力と過去の支援活動で得た能力がある。調査、避難の手伝い、正しい情報の伝達、そしてそれらをコーディネートする力はお金がなくても提供できるだろう。
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※ジョグジャ市内を流れるチョデ川の洪水の様子


 今日の夕方からプランバナン非難所にいたパングクルジョ村周辺の住民たちを村へ送るよ。これでこの避難所は閉鎖するから、今後KODOMOプロジェクトで支援するのはスレマン県とムンティランの2箇所になる。もしも君からの義援金が減っていくのなら、僕らも支援活動の内容を少しずつ変えて、できることをやっていくよ。お互いに頑張ろう。
★本日の写真もチャハヨからではなく、インドネシアのweb新聞より転載しています。


 12月13日大岩洋子さまより義援金をお預かりしました。「KODOMOプロジェクト:Merapi Eruption 2010」には現在までに79名の方から821,232円と370万ルピアが集まっています。皆様からの義援金は被災地で栄養不足な子供たちの食事サポート、被災地へ戻った村人への物資支援と復興支援のために使われています。これからもどうぞKODOMOプロジェクトにあたたかいご支援をお願いいたします。


★我々KODOMOプロジェクトの活動がインドネシアで発行の『じゃかるた新聞』に掲載されました。

★ガルーダインドネシア名古屋支店インドネシア・コーナーの中でも、KODOMOプロジェクトの活動が紹介されています。

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by midoriart | 2010-12-13 16:20 | メラピ火山噴火
b0090333_11145053.jpg 12月12日午前0時24分、チャハヨからのメール。
 今日(11日はようやくひどい雨も降らず、ムンティラン地区の河川沿岸に土石流浸水の心配がない日になったよ。夕方にようやくジョグジャに戻ることができたからその足でキナハルジョ村へ行ってきた。被災の村はあまり変化なく、崩壊した家屋の瓦礫が散らかり、死んだ家畜も焼却や埋葬されずに残っていた。避難所から戻った村民がその片付けに追われていたよ。村民の復興への意欲は強く、小さな商売を始める人、火山灰でやられたサラッ(果物)畑を元に戻す作業をする人もいた。


 今日のキナハルジョでは熱煙の被害にあったエリアに緑を戻そうという活動があって、1500本の植林をしたんだ。子供たちにも参加してもらったよ。KODOMOプロジェクトのメンバーと村民との会合もあって、ここでわかったことは、浄水、電気、工具支給、これがもっとも緊急課題だ。
 たくさんの家畜の死体がそのまま残っていること、住民の健康状態がまだよくないことを思うと、今後ネズミを媒体にした伝染病が蔓延することも心配されている。以前もこの近くの村で伝染病が流行ったことがあるから余計だ。近くネズミから病原菌がでないかのテストもされるそうだ。
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※昨日から落ち着き始めたチョデ川の泥流


 おもしろいことに今ではキナハルジョ村は観光名所になってしまって、たくさんの人がこの村が噴火によってどれほど被害にあったのかを見に来ていた。村民はこのチャンスを生かして支援金募金をお願いしていたよ。
 口座を確認したところ、220万ルピアがジャカルタから振り込まれていたが、会社名も個人名も記されていないんだ。これが緑の言っていたジャカルタの人なんじゃないだろうか。
チャハヨ・インダ

※今日の写真はチャハヨからではなく、最新インドネシア新聞社WEBから引用

 「KODOMOプロジェクト:Merapi Eruption 2010」には現在までに78名の方から811,232円と、現地の口座へ370万ルピアが集まっています。皆様からの義援金は被災地で栄養不足な子供たちの食事サポート、被災地へ戻った村人への物資支援と復興支援のために使われています。これからもどうぞKODOMOプロジェクトにあたたかいご支援をお願いいたします。


★我々KODOMOプロジェクトの活動がインドネシアで発行の『じゃかるた新聞』に掲載されました。

★ガルーダインドネシア名古屋支店インドネシア・コーナーの中でも、KODOMOプロジェクトの活動が紹介されています。

「KODOMOプロジェクト:Merapi Eruption 2010」
では今も皆様のご支援の気持ちをお預かりしています。義援金は以下までお送りください。

三菱東京UFJ銀行 藤ヶ丘支店(普)0441439 
広田緑

ルピアで送金される方は、
宛名 Cahyo Inda Wahono
銀行名 BCA(Bank Central Asia)
支店名 Ahmad Dahlan Yogyakarta
口座番号 1691754923
電話番号 (0274)886655
までお願いいたします


お送りいただいた義援金は、確認出来次第このブログ上で報告します。

by midoriart | 2010-12-12 11:17 | メラピ火山噴火