Culture & Art Report from INDONESIA


by midoriart

カテゴリ:メラピ火山噴火( 91 )

 ムンタウェイの地震と津波、そして私が10年間暮らしたジョグジャカルタの北部、メラピ火山の噴火。インドネシアはなんだか自然がいろんなところで怒っている。2006年5月にジョグジャを襲った中部ジャワ沖地震のとき、ふとしたことがきっかけで、このブログの読者の輪から始まった救援活動「KODOMO PROJECT」で私の信頼できる相棒となったCahyo Inda(チャハヨ・インダ)はインドネシアのボランティア団体のリーダーでもあり、今も国内で天災があればその地に飛び、もっとも必要な支援を把握して動いている。


b0090333_23301196.jpg そんな彼から今日メールが届いた。以下、内容を日本語訳したもの。
「みどり、ムンタウェイで起こった地震と津波の被害者はかなり多いよ、でも建物の崩壊は思ったほどじゃなかった。
今日はいま、メラピ山から戻ったところなんだ。昨日からむこうで捜索活動に関わっているんだ。状況はかなりひどい、特にキナルジョ村(Kihahrejo)とハルゴビナングン村(Hargobinangun)が火砕流にやられて大変なことになっている。


b0090333_23303872.jpgMbah Merijan(メラピ火山の守り人でジョグジャの人々に尊敬されている老人)も火砕流の犠牲になって他の16人と一緒に家で亡くなってしまった。それ以外に数人の記者も犠牲になっているよ。今日の午後からも僕は救助活動に行ってくるよ。今のところ、ジョグジャカルタ、マグラン、クラテンの住民6000人が避難生活をしている。
今一番心配されているのは、メラピ火山周辺に降ったとても細かい噴煙による呼吸器系の伝染病で、すでに噴煙のために呼吸困難で死亡した赤ん坊が二人いる。今ここで足りないのは、現地の住民のためのマスクときれいな水だ。

b0090333_2331084.jpg みどり、これが今のジョグジャの状況だ。今日の夕方にはまたムラピの新しい情報を送るよ。2006年のジョグジャ地震で僕らが使ったテントはもう再利用ができなくなるほど使ったよ。以前のように、日本の友達たちが僕たちのために祈り、手を差し伸べてくれることを望んでいるよ。
Cahyo Inda Wahono」

 日本にいる私が今なにをしたらいいのか、もう少し考えようと思う。チャハヨはまた続報と現地の写真を私に送ってくれることになっている。


b0090333_1735136.jpg 標高2,914mのメラピ火山。
※使用した画像はインドネシアのWEBサイトより引用


※簡単な近況はTwitterでもつぶやいています。@midoriart
by midoriart | 2010-10-27 17:36 | メラピ火山噴火