Culture & Art Report from INDONESIA


by midoriart

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 今回はトライアルとして、作りなれた『JOGJA SURFING』と同じサイズで、ただページ数を4ページ増やして2000部を作成する。観光局長のユサクおじさんは私の本の真似して
「じゃあ、『SURABAYA SURFING』でどうでしょうかねぇ?」
なんて言うから、
「パクリはやめてくださいよ」
とはっきりいって、スラバヤ市が掲げているスローガン、「スパークリング・スラバヤ」(なんのこっちゃか意味わからん)をそのまま情報誌のタイトルにした。


 ただカバーのイメージをどうするか、これが最後まで決まらない。で、ず~っといろんな資料を見ていて私の目を引いたのが、スラバヤ最大のクリスチャン大学ペトラにあるライブラリーだった。ここではオランダ植民地時代からの貴重な写真をいろいろな方法で集めてスキャンし、データ整理をして公開している。また、スラバヤ・メモリーと題して、歴史的な建築物を巡るツアーなども行っている。

b0090333_130757.jpg 朝、早速ユサクおじさんに頼んで、この大学に連れて行ってもらった。中華系の金持ちが集まってる大学らしく、かなりでかくてキレイ。ライブラリーもこのとおり。そしてここに数百枚におよぶ古い写真がコレクションされていた。コロニアルな建造物をたくさん残し、歴史的出来事も多く起こったこのスラバヤの街、カバーはレトロな白黒写真で作ることに決定。


b0090333_1301896.jpg そろそろ昼の時間になっていたので、ユサクおじさんにおすすめのレストランへ連れてってもらうついでに、もう少し記事を増やすため、3つのレストラン取材にも回った。最近若者に流行の「ダプール・デサ」は「田舎の台所」といった意味。ローカル色いっぱいの姉ちゃんがこちらのいうものをよそおってくれる。なかなか感じがイイので記事にすることにした。


b0090333_1302889.jpg 最後に行ったリアガレリアで、ユサクおじさんがオーダーしてくれたメニューを紹介すると、カニの揚げ物(中身をいったん出して、混ぜ物をして蒸してある)、


b0090333_1303813.jpg スラバヤにしかいないという小魚を野菜と蒸し炒めたもの(小さくて白いのが魚。最初はツクシかと思った)


b0090333_1305028.jpg これが感動モノだったけど、サテ・クラパという。普通サテといったら串刺しのことで、鶏肉、牛肉、ヤギ肉などで作ってピーナツソースで食べるのだが、スラバヤのサテはその肉にココナツのすりおろしたものをマブしてからグリルしてるからムチャこおばしい。ココナツ好きだったら絶対に気に入る一品だった。


3日間缶詰め覚悟だったのだけれど、ネタ探しに気分転換もできた。あまりにしっかりランチを食べてたので、さすがに今晩はルームサービスもやめにした。
by midoriart | 2007-08-03 22:58 | Indonesia
 午前6時の飛行機に乗るため、4時半起床。っても、スラバヤ行きの準備で寝たのは朝の2時だったのでなんだか寝た気がしないまま飛行場へ。スラバヤまではわずか50分。

 二度目のスラバヤは今年の5月以来。4年前から趣味で始めた日本語の情報誌『JOGJA SURFING』はエディションを重ねるごとに何気に読者を広げ、2年前からはジョグジャカルタ観光局が正式に発行の費用を出してくれるようになった。
 そしたら、今度はスラバヤの市長がこの本をどこかで見て気に入り、スラバヤでも日本語の情報誌が欲しいってことで、私に連絡が来た。まずは街を見てみなくちゃ始まらないので、スラバヤ市観光局の招待で大名旅行をさせてもらったのが今年のGW頃だった(しっかりと見まくった東ジャワの旅日記は本ブログ5月3日以降を参照)。

 その後、私はフィリピンでの個展があったりして、なかなかスラバヤについての記事を書く時間もなかったので、このままではいけないと思い、自分をスラバヤに送ってホテルに缶詰めになって、何が何でもトライアル本の原稿を仕上げてしまおうと思い立った。じゃないと、毎日ジョグジャで日常をやってて、ついついスラバヤのことなんて忘れてしまうからだ。
 

b0090333_12554372.jpg  スラバヤ観光局長は、4つ星ホテルのゼネラルマネージャーでもあるので、私がスラバヤに滞在中はこのユサクおじさんのいるプラザホテルのスイートルームを用意してもらえる。部屋はこんな感じ。


b0090333_12555573.jpg ビジネスマンの多いスラバヤのスターホテルでは、スイートといえば大会社の役員クラスが宿泊するので、入って最初の部屋にはちょっとした商談などができる部屋が一つついている。今回私はここにマイPCを置いて、原稿を仕上げることに。

 もちろん、今回はスラバヤを回ろうなんて気はいっさいないので、本気で部屋にこもる。
「ミドリさん、ホテルの中では好きにしてください。食べたいものは何でもルームサービスでとってくれればいいですからね」
さすがゼネラルマネージャー、太っ腹。


b0090333_1256692.jpg  貧乏根性が出て、普段はダイエットで夕飯食べてないくせに、ついついルームサービスしてしまった。でも多少遠慮とダイエットを考えて軽くチャイニーズのすっぱ辛スープと、インドネシアの温野菜サラダ、ガドガド。

 今日はホントにホテルに着いてからまったく外出もしない一日だった。ユサクおじさんも自分のアイデアで始まった日本語情報誌の完成をかなり楽しみにしてるし、私もあまり仕事を延ばしたくないので、とにかくこの3日間で全部の原稿を書き上げてしまう!と腹をくくっている。
by midoriart | 2007-08-02 01:56 | Indonesia
 今回の東ジャワ大名旅行はあまりに濃すぎた。あと一週間でフィリピンへ旅発つため、今すぐに仕事に取りかかれないけれど、大名旅行した分、ちゃんと働かなければならない。『SURABAYA and surround』と題した東ジャワの日本語ガイドブックは7月末までに原稿を書き上げるとユサクおじさんと約束したので、フィリピンへも何冊かスラバヤの歴史本もって入って勉強しなければ。
 毎日10箇所近い観光や歴史スポットを回ったので、ブログ上ではとても全部を紹介しきれない。いつか東ジャワの本が完成した日には、これを見ていただきたい(もちろん無料。おそらく今年10月の国際旅行市で配布されるだろう)。


b0090333_0143735.jpg ところで、今回の旅で私が一番気になっていたのは、シドアルジョの泥濘災害。日本でどの程度この問題が取り上げられているか知らないけれど、事が起こったのはジャワ中部沖地震の3日後だから、かれこれ1年になる。

なんでこうなったのか、詳しく説明できるほど私はこの災害に詳しくないのだけれど、海中を掘ってて活発に活動している地層に当たってしまって、泥が噴いてきたってことらしい。もともと掘ってたわけなので、100%天災ともいえない災害だ。地震は予告なしで突然揺れてあっという間に6,000人の命を奪っていったけど、こっちはこっちで悲惨。海中から噴出する泥がジワリジワリと近隣におしよせてきて、家を奪われるのだから。


b0090333_0141934.jpg 今回スラバヤの空港から南に下りるとき、このシドアルジョを通過した。泥が押し寄せてくるのを防ぐために水路を作ってるのだけれど、これが道に溢れててすでにぬかるみ。


b0090333_0154084.jpg 写真では見にくいけれど、これよ~~く見ると家が床下90センチほど泥につかっている。もちろん、この周辺の住民はすでに避難済み。


b0090333_0161264.jpgこれも、のどかな水田風景ではなく、海から押し寄せてきた泥を、過去に押し寄せてきた泥で防いだ堤防。向こうのに小さく見えてるのはパースがついて遠くに見えてるんじゃなくて、家の半分が泥につかっちゃってるから遠くに見えるだけ。

地震の時もそうだったけれど、実際にその被害地を見ると、災害の怖さを実感する。シドアルジョは遠いし、知らない街だったので、災害のこともあまり気にしたことがなかったけれど、実際に見て、「えらいこと(註:名古屋弁」になってるんだ・・・と実感。にしてもこの国、貧しいのにこんなことばかり起こって、本当に大変だ・・・・。

  以下は今朝のニュース(コンパスより)。
「10日シドアルジョ泥濘災害現場ではスラバヤとポロンを結ぶ道路の下に敷設した水道管が破裂。シドアルジョの3000戸が断水中。水道管の破裂は昨年から3回目。泥濘噴出口を中心とする約3キロ四方の区域は1日に最大25ミリ沈下しており、破裂も地盤沈下が原因と見られる。1年近く続いた災害で、既に3社が工場閉鎖。残りの企業も操業率20%」
1年経った今も、泥濘噴出を止められないらしい。


  話は変わってブロモ山。
  日の出を見るためにベストスポットに到着したのは午前3時。まだまだ時間があるので、運転手さんに起こしてもらうようお願いして、車の中で仮眠をとるも、寒くて眠れない。トイレを探しに外へ出たら、すでに何件かの店が開いていた。

b0090333_0171760.jpg  赤道直下の国、インドネシアとは思えないこの品揃え。私は背中に2つのホッカイロ、タイツ履きにマフラー、耳が寒いので予備に持ってたセーターは帽子代わりという完全防備だったのだけれど、なんせ寒がりなんだから仕方ない。眠気覚ましに店のオバチャンに話し相手してもらったお礼も兼ねて、ここで手袋を購入した。


b0090333_0174588.jpg  ブロモの日の出(ってか朝焼け)
  今回撮った中のベストショット。


b0090333_0181034.jpg  そして私の憧れの山、スメル山の神々しい姿。


  また行きたいなぁ、東ジャワ。
  今回の旅行で観光局の関係者や、スラバヤ市の会計のオッチャンらと会ったけれど、かなりこの日本語ガイドブックに期待かけてる様子。私から、いきなりフルカラーの保存版を作るんじゃなくて、まずは今回見て回った内容を私がジョグジャで発行している『JOGJA SURFING』のような白黒の情報誌として作ってみて、それをスラバヤの旅行関係者(ホテルやレストラン)に見せて反応を見ていくってことでどうかと提案したら、これでOKが出た。
  7月末に16ページのトライアル版を刊行するので、全部の内容が出来た時点でユサクおじさんとの打ち合わせでスラバヤを再訪しようと考えている。
by midoriart | 2007-05-11 22:12 | Indonesia
 午前6時起床。今回のホテルの中でも、アメニティグッズはさすがに最高。使うのがもったいなくなるものもいっぱい。急いでシャワーを浴び、スイート・ルームのゲストだけが使える専用ラウンジで朝ごはん。やっぱりここで食事してるのは、大きなカンパニーのディレクター・クラスだけみたいで、ぴっしりとスーツ姿の外国人が多い。さすがはスラバヤ、商業都市。
 泳ぐことのできなかったプールを眺めるだけ眺めて、ホテルを出発、私がユサクおじさんにリクエストしてアレンジしてもらった、マドゥラ島を目指す。
 

b0090333_21245256.jpg スラバヤの港はカリマンタン島他、多くの島へのアクセスポイントになっている。マドゥラ島行きのフェリー乗り場からはいくらでもフェリーが出てるから時刻表見る必要もなし。フェリーっても、渡し舟を近代的にしたようなもので、30分も乗ってりゃすぐマドゥラ島に着く。

b0090333_2125768.jpg バイクでフェリーに乗ってきたオバアチャン。


b0090333_21252054.jpg 島につき、街に向かって走る。
 景色はなんだかバリに似ている。
 

b0090333_2125466.jpg インドネシアといえば更紗(バティック)が有名。私が暮らしているジョグジャカルタは特に王宮文化と一緒にバティックが栄えたので、今でもジョグジャ様式が残っていて有名。お隣の古都ソロにも独自のデザインがある。そんなふうにインドネシアの数箇所に、独自のデザインというものが残っている中、チルボン(東ジャワ)のデザインと、マドゥラのデザインが私は気に入っている。


b0090333_212617100.jpg マドゥラは海に囲まれているから、魚や海老のデザインがある。デザインとしてはかわいめなのに、色味は渋い。これがまたイイ感じ。


b0090333_21264142.jpg バティック職人が多いといわれている村を訪ねて仕事場を見せてもらった。


b0090333_21271342.jpg 大名旅行最終日の今日は、昼までにスラバヤに戻り、Sheratonホテルでの接待ランチが待っていた。でもめったに来ることのないマドゥラで好きなバティックやジャムー(漢方薬)見てたら、フェリー乗り場に着いた時点ですでに午後1時だった。


b0090333_21273784.jpg 慌ててSheratonへ向かい、遅めのランチはチャイニーズ。かなり疲れた私を見て、接待役のセールスマネージャーが
「帰る前にちょっとだけでも試していってください」
とプールサイドでのマッサージを用意してくれた。たったの30分ではあったけれど、ガキガキに凝ってた身体を和らげてもらい、ユサクおじさんとのミーティングを済ませ、帰路についた。
by midoriart | 2007-05-08 21:24 | Indonesia
 今朝一番に訪ねたのは、インドネシアでも有数のタバコ会社、スンプルナのもっているミュージアム。「House of Sampoerna」と名づけられたミュージアムは、1910年代に初代社長リンさんの奥さんが「スラバヤ市民と一緒に映画の見れる場所が欲しい」といって購入した建物。最初は映画館として賑わっていたものを、今は煙草工場として使っている。スンプルナ社長の林さん(ハヤシさんじゃなくて、チャイニーズのリンさん)ファミリーの歴史、煙草会社の歴史が展示されていた。なんたって入館無料ってのが太っ腹。
 
 ミュージアム内に入るとまず、懐かし~~~~い匂い、そう丁子の香り!私が1990年初めてバリ島を訪れたとき、飛行場から降り立って最初に嗅いだ香りがこの丁子煙草の香りだった。それからずーっと愛煙していたけれど、5年前からすっぱり煙草をやめたので、久しぶりにここまで濃厚な匂いをかいだ。煙草はやめても丁子は好きなので、ミルクティーに入れたり、カレーに混ぜたりしていまも愛用している。


b0090333_21185351.jpg リン・ファミリーの調度品、スンプルナ会社の煙草コレクション、パッケージの印刷機などを見て2階に上がると、ここから工場が見渡せる。高い天井のには、映画館だった時代の装飾欄がそのまま残されている。これ全部チーク材、工場内は立ち入り禁止なのでよく見えなかったけれど、ずっと奥まで続いているこのチークの透かし彫りは、どうも干支をモチーフにしているようだった。
 1930年代に、こんな立派な装飾のある映画館があったなんてお洒落だよなぁ~~・・・。


b0090333_21191796.jpg ミュージアムを訪れた人は、煙草巻きに挑戦もできる。元ヘビースモーカーの私も挑戦してはみたけれど、難し~~。ベテラン女工さんになると1時間に500本を巻くという。1日10時間労働なので5000本!!!1時間に500本巻く女工さんもすごいけど(1分に何本よ?)、それだけの煙草が消費されているってことも結構スゴイことだと思う。
 

b0090333_21193415.jpg この工場の手前をミュージアムにして、工場の中が見学できるようになった2003年に、工場横にあったリンさん宅も改造され、奥はギャラリーに、そして手前はカフェになった。このカフェがまたお洒落で、ステンドグラスには「王」と「林」って字もはめこまれている。リンさんの「林」と、煙草業界の王になる!というリンさんの気合の証「王」は、工場内のあちこちに散りばめられていた。

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b0090333_21203835.jpg スラバヤはチャイニーズが多いので、仏教、キリスト教徒も数多い。ユサクおじさんの作ったスケジュールには古い教会もリストアップされていたので、訪れてみた。平日なので礼拝堂はしーんとしている。バリにも州都デンパサールに大きな教会があり、クリスマス礼拝に主席したとき、マリア様が完璧にバリニーズ顔してるので微笑ましかった。ここも、全体にはヨーロピアンなんだけれど、ちゃんとゴン(インドネシアの銅鑼)が置いてあった。このミスマッチ感がなんともいえない。


 そしていったんホテルへチェックイン。初の東ジャワ旅行をしめくくる最後の夜にふさわしく、シャングリラ・ホテル~!接待も今までのホテルの中でダントツ。チェックインするなり、GMが出てきて挨拶、さらにセールスマネージャーとマーケティング・ディレクターが登場して最上階の喫茶店で軽くお喋り、さらにそこからホテル・ツアー。

b0090333_2121935.jpg 窓から見た景色はこんなん。あ~~、泳ぎたい~~~~・・・。


 がしかし、今日はまだ接待ディナー。
 今回の旅をアレンジしてくれたスラバヤ観光局長のユサクおじさんによると、スラバヤを取材にくる日本人なんてめったにいないらしく、Hyattも、Mariottも、Sheratonも、みんなが手を挙げてうちに泊まってくれと入ってきたそうだ。でも私だってそんなにゆっくりスラバヤにいられないから、今回のような日程になったわけで。だから泊まれなかったホテルへは、ディナーなりランチなりで訪問できるようにセッティングされていた。

 今夜のディナーはMariott。バリのテロの後間もなくジャカルタでも自爆テロがあったのを皆さん覚えているだろうか、あのとき標的になったのがジャカルタMariottだった。
出迎えてくれた3人のスタッフにまずはホテル内を案内された。
「マリオットには4つのレストランがありますから、ミドリさんのお好きな店を選んでください」
中華、フレンチ、ヨーロピアン、日本とある中で、私は日本料理を選んだ。もともと寿司すら食べられない私はそれほど日本食好きってわけでもないのだが、5つ星ホテルの日本料理がどの程度のものか気になった。
 選んだメニューはコレ。

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 (寿司も刺身系じゃなきゃ食べられる。イクラは大好物。コレはニュージーランドからの輸入もの)

もともと100円寿司で充分な私からしてみたら、鰻もイクラも一貫70,000ルピア(約1,000円)ってのは、絶対に自分じゃ食べないな。恐ろしい値段だけど、インドネシア第2の都市スラバヤの船舶関係者(ってのは大金持ち)とかだったら平気で食べられるのかも。

 急用が入って今日のナイトライフ視察にはつきあえないとユサクおじさんから携帯メッセージ。私はシャングリラ・ホテルでのんびりゲスト気分を味わいたかったので、「ラッキ~!!!」とばかりにホテルへ戻ったのだけれど、今度はここのマネージャーから電話で、
「うちの地下のクラブでミドリさんをお待ちしてますから!」
と言われ、しぶしぶで視察。なぜかニュージーランドのバンドが演奏していた。別にど~ってことなし。
 さらに運転手から電話で、明日はマドゥラ島に渡るので、朝7時にホテル出発という。まったくシャングリラ・ホテルのスイート・ルームもホテルもゆっくり味わえないじゃ~~~ん・・・。泣く泣く12時には就寝。
by midoriart | 2007-05-07 21:17 | Indonesia
 どうしても一度は水着が着たかったので、早起きしてみた。っても7時だけど。考えてみたら2007年の初泳ぎ。もともと泳ぐことはそんなに好きじゃないのだけれど、大学時代から使ってるかなり疲れ果てた水着以外にはスイミングスーツを持ってなかった私に、昨年の誕生日、姉が買ってくれた水着があって、なんとかこれを着たかったってのもある。
 さらに、今回のツアーは大名旅行なので、ランチもディナーもしっかりと食べさせられるので、なんとかカロリー消費しておかねば・・・って気持ちもあった。


b0090333_2231768.jpg これがマジャパイト・ホテルのプール。そんなに大きくはない。深くもない。私は真剣に泳ぐわけじゃないので、ここでチャプチャプ小一時間水に浸かることができた。気分も爽快。ここ数日しっかり食べてしまった罪悪感からもちょっと開放された。


b0090333_2233830.jpg これが私の部屋から見た景色。
 正面は1~2階がつながってるプレジデント・スイート・ルームで、大統領や大臣さんたちが使うらしい。ちなみにお値段は昨日のメガワティ部屋の2倍。2000万ルピア(約26万円)!


 すっかり都会なスラバヤにも、ぎりぎり伝統が残っている。毎週日曜の朝10時~11時に演じられる舞踊を見に行った。ただこれ、まんま外でやってるので暑い!ムチャ暑い! スラバヤの王朝時代のストーリーに沿って踊りが繰り広げられる。こうした伝統を守ろうという舞踊団がいくつかあるらしい。観てるのはほとんどがローカル。


b0090333_224521.jpg しかし。も~~~少しイイ場所はないのかねぇ・・・。雨降ったらどうするんだろ。
 そうそう、舞踊とは関係ないけれど、今回の取材&視察で私は初めて知ったことがある。インドネシア第2の都市スラバヤ、これは「スロ&ボヨ」がなまって「スラバヤ」になったものだった。スロってのは獰猛な魚、ボヨはワニ(インドネシア語でブアヤ)。昔スロとボヨがこの地で出会ってケンカしたってのが由来らしい。今回いろいろとスラバヤに関する本をもらったので、実際に出版の準備に入ったらちゃんと読もうと思っているけど、ざっとはそんな話らしい。


b0090333_2243394.jpg 北部の海沿いに新しく作ってるドでかい公園内にできた4面仏像。近代的な公園の中に突然あるので、今ひとつ聖なる場ってイメージが足りないのだけれど(さらにムッチャ新しいし、デッサンの狂ってるところも多々あるし)、チャイニーズ・インドネシアンには祈りの対象らしく、暑い最中に4面回ってお参りしている人もいた。


 今日の宿はスラバヤ・プラザ・ホテル。正直言って今回泊まり歩くホテルの中では一つランクが下がって4つ星。でも仕方ない。今回私が大名旅行することになったのも、このホテルのGM(ゼネラル・マネージャー)が招待してくれたからなのだ。ユサク(与作じゃない)おじさんはホテルのGMでもあり、スラバヤ市観光局長でもある。インドネシアでは一般に、公的機関のお役人たちは怠惰でコルプション(賄賂)は日常茶飯事なんだけれど、ユサクおじさんは今、若いスラバヤ市長と一緒に、スラバヤを賄賂汚職のないキレイな街にしようと頑張っている。
 
 4つ星とはいえ、その中でも一番広いプレジデント・スイートを用意してくれてたので、私にとってはな~~んも文句なし。社員教育が行き届いているからか、ユサクおじさんの人徳か、ホテル内を歩けば、ベルボーイだろうが喫茶店のウエイターだろうが、
「あ、ミドリさんですね。今日はようこそ!」
なんて声かけてくれるから、女王様気分。こんなことこれから先ないかもしれないから、しっかり味わっとこ・・・。


b0090333_225518.jpg 夜はスラバヤのナイト・ライフ取材と称して、ユサクおじさんとお出かけ。
まずは中国人街の屋台村へ。「Kya Kya(キアキア)」と呼ばれるこの屋台村は市の政策として始まったものらしい。去年行った韓国の屋台を思い出した。


b0090333_2252684.jpg でも、平日ということもあり、人出は今ひとつ。チャイニーズのおっちゃんが生のオルガン演奏に合わせてカラオケしてたり、家の中でやってることを道路に持ってきました~みたいなノリだったけど、私は結構好きな空気だった。


 昔ほど人が集まらなくなった原因がG-Walkという新しい名所のせいらしい。早速そっちに行ってみると、こっちは高級住宅街の一角に小洒落たバーやレストランが軒を並べるストリートだった。たぶんローカルの若者には、こっちの方がウケるだろうな・・・。

b0090333_2255623.jpg ユサクおじさんも一度入ってみたかったという新しいレストランで夕食をとる。これはユサクおじさんオススメの「魚の頭のスープ」と「海老のマヨネーズ和え」。さらにスペアリブとインゲン炒めもオーダー。魚の頭のスープ、ココナツミルクたっぷりでムチャ美味!


b0090333_2261233.jpg さらにナイト・ライフ視察ってことで、Hyattホテル地下のクラブTavernに行く。バンドは今ひとつ田舎臭い。客も金はもってるけど、どっかダサい外人オヤジとローカルオヤジ。私が喜んでないのを知り、ユサクおじさんがもう少し年代の低いクラブに連れてってくれた。こっちはTop10と、名前こそダサいけれど、バンドもOK、店内の内装もOKで、私は気に入った。ただ写真撮影ができなかったのでお見せできないのが残念。せっかくならここで一発汗かいて、カロリー消費といきたいところだけれど、さすがに観光局長と一緒じゃ、一人で踊るわけにもいかない。

 明日の夜もユサクおじさんとナイトライフだっていうので、今晩はとりあえず2軒のハシゴで終わりにした。
by midoriart | 2007-05-06 23:02 | Indonesia
b0090333_20423873.jpg 昨晩はサタン(悪魔)を見ることができずに朝を迎えた。一気に疲れが出たために、別のホテルでディナーの招待を受け、食べて帰ってきてベッドにコロンしたまま朝になっていた。ムッチャ行きたかったホテル内のバーにも行けずで涙。撮影のためにあけてもらってパシした一枚。上海バー。まるで映画のセットのような空間。

b0090333_20425627.jpg そして朝ごはんはプールサイドのレストランで、マドゥラ料理をいただいた。インドネシア生活15年近いけれど、マドゥラ料理を食べたのは初めて。スマトラのパダン料理に似た緑色のサンバル(緑唐辛子を使ったかなり辛いスパイス)を使ってて、私の好み。ココナツもたっぷり使ってある。満足~~~。


b0090333_20431017.jpg ホテルのマネージャーに、昨日できなかったホテル・ツアーをしてもらった。このトゥグ・ホテルには元インドネシア大統領であり、初代インドネシア大統領スカルノの娘でもあるメガワティのご用達ルームがあるのだ。ここを特別に見せてもらうことに。

 なんたって、1泊1000万ルピア(約13万円)だから、イイに決まってる。だんなと一緒の時にはこの部屋に泊まり、一人の時には4ジュタの特別室に泊まるんだと。お金の使い方が一般ピープルとは違うわな・・・。

 今回の東ジャワの旅、スラバヤに到着してからすぐに南へ下りてトゥレテス、バトゥ、マランと巡ってきた。そして今日からスラバヤへ向かう。北上する途中にあるツーリスト向けの小洒落たレストランですでに私のランチがセッティングされていたので試食することに。


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 ちょっとオカマの入った兄さんがやってるワルン・バンブーのジャワニーズ・セット・メニューがコレ。いろんなものをちょっとずつ試せるので、初めて来た人にはなかなかいいかも。味もよし。ご飯もナシ・ゴレン(焼き飯)、赤ご飯、ターメリック・ライスにパンダンという葉と一緒に炊き込んだ緑色のご飯など、見た目にもキレイ。緑ご飯は香りもよくて美味しかった。

 スラバヤの中心地へ向かう前に、結構楽しみにしていたスラバヤ・ズーへ。
 アジア最大なんて日本のガイドブックが言うから、気合入れて入園したものの・・・

 園内は人っ気も少なく、店もあまり開いてなくってヤル気なし状態。大丈夫か、スラバヤ・ズー? 昨日運転手が
「スラバヤの動物園なんかより、サファリ・パークの方が断然イイですよ!」
って言ってた意味がわかった。
 がしかし、私にとって大事なのは猿。早足で猿たちのエリアへ向かうと、いるいる!


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猿。


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サル!

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シャルたち~~~・・・



b0090333_2046137.jpg 確かに、サルたちはかなり広いスペースもらって、檻もなく、それなりにいい環境の中にいたのでほっとした。でも、ギボンが一人で檻に入れられてて、私がいったら手を握ったまま
「キュ~~・・・」
と鳴いて離さないので、この子だけがかわいそうだった。


 こんなウルウルの目でじ~~っと見られてみ。こっちから手を離すことなんてできなくなるから。
 ヘンな日本人のオバチャンがギボンと手をつないでボソボソ喋ってるから、他の客が引いてった。1時間くらいこの子の手を握って相手してたけれど、閉館時間が近づいてきて、人もいなくなってきたので、やむを得ずこの場を去ることにした。今もこのギボンのことを思い出すとちょっと胸が痛い。


b0090333_2192021.jpg 今日のホテルも期待していた一つ。マジャパイト・ホテルは1910年の建物を使っているスラバヤ市内でも一番古いホテル。日本軍が占領していたいっときは「YAMATO HOTEL」として日本軍のVIP宿泊に使われていたという。


b0090333_20463661.jpg 私の部屋は一番奥にあるスィートルーム。広いっ!調度品がアンティークでよろしい!
 マネージャーに迎えられてチェックインした後、すぐにディナーに招待された。このホテルがもっとも自信をもってるチャイニーズ・レストラン。


 今回の旅、ツーリストを呼ぶための日本語本を作ることが目的なので、いろんなものを私が試さなければいけないのはわかるけど、毎回人と一緒、それも初対面の人と話しながらの食事なので、正直100%食べ物を味わえないのが残念。ファイブスターのレストランで毎回タダ飯なんだから、そんな贅沢言っちゃ~いけないんだけれど、「美味しいモノ」ってのは、単純にその食べ物まんまではなく、食べる環境、相手などの外因がすっごく影響するんだなーってことを今回つくづく感じた。 

 それでもこのマジャパイト・ホテルのマネージャーは40半ばくらいの気の若いオッチャンだし、もう一人はアシスタントの姉ちゃんだし、気兼ねなくワイワイ喋りながら食事できたので、全然楽しめた。思い切り食べて、さらにアボガドとタピオカを混ぜて半フリーズさせたムッチャ美味しいデザートまで食べさせてもらって満足。
 さらに今日は、このホテルに入ってるSPAまでお試しがついてるからもう、何も言うことなし~~~。1時間半、しっかり全身マッサージしてもらって、今日の寝つきもバッチリよし。明日こそはホテルのプールで泳ぎたい!
by midoriart | 2007-05-05 20:41 | Indonesia
午前1時にホテルを出発。トゥレテスからブロモ山までは車で約4時間。今回たった5日間の旅なのに私の荷物がそれなりに多かったのはこのため。ブロモ山は標高2329m。ブロモ山の噴火口を見るベストスポットがプナンジャカン山で2770m。なんせこの高いところに午前3時に着くんだから寒い。ここにいる人たちは顔つきまで違う。

 結局昨日はホテルのGM(ゼネラル・マネージャー)のお誘いでしっかり東ジャワ料理をいただき、ホテル内の施設を案内してもらってたら午後10時を過ぎてしまったので、結局部屋のベッドは使うまもなく、そのまま日の出ツアーに出発。車内でガーガー寝てたけど、さすがの寒さに午後4時頃、山頂の駐車場で起きた。それまで起きなかった私に、運転手はちょっと驚いていた。


b0090333_1544343.jpg あまりの寒さに耐え切れず、手袋を購入。ちゃんと山頂にはダウンジェケットの貸し出し、帽子や手袋を売ってる店がある。今日の日の出は5時ちょっと過ぎ。その前に寝起きのコーヒータイム。ちゃんと暖をとることができた。(フォトby運転手)


b0090333_1545651.jpg ご来光~~~。
 さすがに神々しい。どこの国の人にとっても、お日様が昇るってことは、なんとなくありがたいことなのかなぁ。思ったよりも多く西洋人観光客も集まっていたけれど、みんなこのサンライズに思わず声が漏れていた。



b0090333_155225.jpg そして右を見下ろせば、この景色。一番有名なブロモ山はこの一番手前に見えてる山で、その後ろにそびえるスメル山の方が標高3676mと断然高い。この山は今も30分に一度噴火して煙を吐き出しているという。この地域はテングル人という民族が暮らしていて、ジャワ島なのにヒンドゥー教を守り抜いている。

バリに暮らしていた頃から、いつかはこのスメル山を拝みたいと思っていたのが、今日ようやくかなった。だから私にとっては、ブロモ山には悪いけど、スメル山を見ることができたってことが一番感動だった。


b0090333_156551.jpg ツアーのパターンのようで、ここでご来光を拝んだ後にブロモ山の麓へ降り、ここから噴火口へ登る。私はいろんなものを体験しておく必要があるので、名物である馬に乗ってブロモ山へ登った。私が選んだバゴンはもう10歳だという。までも、正直言って歩いた方がいいわ。

こんなデコボコ道を馬がひょこたんして歩くのに乗ってたらムチャクチャ腰にきた。でもなんかこの感覚って知ってるな~と思ったら、実家の母が使ってる運動機JOBAに似てるんだわ!さすがJOBA、ちゃんと乗馬の感覚そのまんま再現してるんだな~。


b0090333_1563469.jpg 馬に乗って楽したような、逆に疲れたような・・・ってとこから最後は結局自力で200段以上の階段を登るとようやく噴火口。息切れまくりで到着。


 朝が早かったから1日が長い。
 ここから今度はバトゥという、これまた高原地帯にある果樹園を訪ねた。
 ここはアグロウィサタといって、りんご狩り、みかん狩り、ストロベリー狩りのできる農園。今回の大名旅行は、いかにしてスラバヤ市に日本人観光客を呼ぶかってことを考えるためのツアーなので、日本人が興味を持つ場所をチェックしてるわけなんだけれど、う~ん、どれも日本にあるし。


b0090333_157114.jpg でも、ここで私が気になったのはコーヒー農園。これは日本じゃなかなか見られない。こっちならイケるかも。さらに、ここではオリジナルで商品も開発して販売している。私はこういう現地製造モノに弱い。
 私が買ったのはこの農園でできたアラビカ豆のコーヒーと、アップル酢。


 ここからいくつかのチャンディを見て周り、かなり運転手が疲れてきた頃に、ようやく今日のお宿にチェックイン。スラバヤから南へ降りた高原の街マランにあるアンティークなトゥグ・ホテル。昨日泊まったスルヤ・ホテルのGMが
「明日はトゥグですよね?ボール・ルームに夜一人で行ってごらんなさい。サタン(悪魔)を見ることができますよ」
って話してくれたのでムチャ気になっていた。
 確かに、オーナーの趣味でインドネシア中のアンティークが集められているから、なんとなくおどろおどろしい。でも私は大好きな空気。チャイニーズ・インドネシアな骨董品やポスターがいっぱい。


b0090333_1574823.jpg 写真ではわかりにくくて残念だけど、部屋は古い木の床で、ジャワ式の装飾、バスタブはアルミ製という、お洒落でトラディショナルなステキな空間。
 夕飯は別のホテルに招待を受けたので、そっちでいただき、夜8時にホテルへ戻った。ボール・ルームの悪魔が見たくてホテルのスタッフに案内するようお願いしたら、今晩に限って会合にその部屋が使われているという。午後11時になればお開きだから、その後で見たらいいよと言われて、11時を待ってるうちに、この2日の疲れが出たのが、ウトウト寝てしまった。そして起きたら翌日になっちゃってたので、悪魔には会えず。


 にしても、このトゥグ・ホテル、インドネシアの有名なホテル・チェーンであるアマン(バリのアマヌサ、アマンキラや、ボロブドゥール近くのアマンジワなど)グループのオーナーだっていうから、納得。センスもいいし、お金も山ほどあるってことがよ~くわかる。おそらく東ジャワでも5本の指には入るホテルだろう。
 滝までの上り下りと、ブロモ山登りで老体にはかなりこたえる2日間だったけれど、いいものたくさん見ることができて旅の出だしは好調~。
by midoriart | 2007-05-04 22:04 | Indonesia
 ジョグジャを06:00に発った飛行機は予定どうり06:50にスラバヤの空港へ到着。スラバヤはインドネシアの中でも空港の設備がいいことで有名なので結構安心して着陸。外に出たら
「Ms. Midori Hirota」のプレートもったオッちゃんが待っていた。ムッチャ観光客気分。
 ざっと自己紹介をした後、すぐに行動開始。なんせたったの5日間でスラバヤとその周辺を見て回らなくちゃいけないんだから、タラタラやってられない。その辺はフツーの観光とは違う。初日の今日はスラバヤ市内から南のTretes方面。高速を通って高原地帯までは約1時間。

 早くからホテルにチェックインすることもないので、まずは滝を訪ねた。
「Kakek Bodo(アホな爺ちゃん)」という名のこの滝、その昔オランダ植民地時代、ここで暮らしていたオランダ人の爺ちゃんは、この滝に聖なる力を感じ、毎日毎日瞑想していたらしい。そんな爺ちゃんを見て身内が
「うちの爺ちゃんったら、まったくアホちゃうか・・・」
と馬鹿にしてこの名がついたらしい(ホントなのかなぁ・・・)。お爺ちゃんにはやがて神通力が宿り、地元の民を治療したりもしたそうで、今でも滝の近くには爺ちゃんの「メモリアルほったて小屋」が建っている。

 こっちの人って、なんでも近い近いって言うんだけど、いざ行ってみるとムッチャ遠いのよね・・・。この滝も、登りと下りを繰り返しててようやく着いた。水の音がまったく聞こえてこないから、途中で引き返したくなるほどだった。日々の運動不足を反省・・・。かなり高くまで上ってから、下に流れてる川を見たら、野性の猿たちがキッキ~~と水と戯れてたので、嬉しくなって
「お~~い!お~~~い!」
と呼んだらみんなビックリして散ってしまった。

b0090333_0592131.jpg ようやく着いた「アホな爺ちゃんの滝」。
 シンと静まった山中で見る自然の造形は確かにスゴイなぁ~と思う。思い切り汗かいてたけれど、この空間だけ冷蔵庫の中のようなひんやり感。
「爺ちゃんはアホちゃうよ・・・」
というのが私の感想。


b0090333_0594758.jpg そしてホテルでチェック・イン。トゥレテスにはファイブスターがないので、4つ星のスルヤ・ホテル。インドネシアでも大きな煙草カンパニーが経営するホテル。お部屋はスイートを用意してくれていた。荷物だけ置いて、また外出。次はサファリ・パーク。


b0090333_101214.jpg 日本にもサファリパークってあるけど、私は今まで行った記憶がない。まずは入り口でバナナを購入。車ごと入っていくと、最初にいたのがコイツ。なにもの?車の窓に近づいてきては
「パフゥ~ッ・・・」
と鼻息かけてくる。窓がくもるけど結構かわいい。こんな顔しててバナナ食べる。どんどん食べる。バナナをうけとる隙をみてしっとしとのお鼻を触ってみた。かわいい~~


b0090333_113412.jpg ひととおり動物たちにバナナを与え、次に隣のアトラクションパークへ。まーこういう場所によくある、遊園地と、動物ショーと、ファミリーレストランの一緒になったようなものだけれど、平日なのでシンとしている。動物ショーよりも先に私の気をひいたのは「オバケ屋敷」。意外と上手く作ってあるし。さっそくチケット買いに行ったら、平日はこのテのアトラクションはいっさいやってなかった。残念。


b0090333_105183.jpg 広場で象が絵を描いていた。
 ちゃんと描いている。スゴイ。



b0090333_121326.jpg さらに作品もある。
Tシャツに描いたものと、紙に描いたものがある。
私の作品より売れている。


b0090333_12374.jpg オリジナルグッズなどあるのか調べたら、こんなもの発見。
猿系には弱い。ついつい購入。


この他に、トゥレテス地域にはたくさんのチャンディー(ヒンドゥー寺院の遺跡)が残っているので、今日は2つを巡った。夕食はスルヤ・ホテルのオーナーのオッチャンのお招きで、東ジャワ料理をしっかりいただく。そしてホテル・ツアーをしてもらって午後10時には部屋に戻った。
明日のサンライズはいよいよブロモ山!!!
ホテルを午前1時に出発しなければいけないので、早々に寝るとする。
by midoriart | 2007-05-03 22:08 | Indonesia
 明日の朝6時発の飛行機でスラバヤへ向かう。
先日ジョグジャに街のPRに来たスラバヤ市観光局長のお膳立てで、5日間フルにスラバヤとその周辺の観光スポットを巡らせてもらうことになったのだ。これも、自腹切りながらも地味~に続けてきた日本語情報誌『JOGJA SURFING』のおかげ。スラバヤ市がこれに目をつけ、自分とこの街も日本語で紹介してほしいと頼まれたのが発端。

「私は記事を書くときには、必ず自分が試します。経験してないことを、人の話だけで書いても、実際に日本人が好むかどうかわかりませんから・・・」
とかなんとか上手いこといって、さらに
「日本人ツーリストが好みそうなものを、こちらからもリストアップしておきますから~」
と、単純に自分の好みでファイブスター・ホテルでのSPAとか、普段一人だったらなかなか実現してないだろうへき地もへき地にあるチャンディ(仏教遺跡)巡りとか、好きなもの満載したら、観光局長が、インドネシアに珍しく非常にスムーズに5日間のスケジュールをコーディネートしてくれた。
 逆に毎晩のディナーがファイブスターホテルのレストランになってたので、こちらから
「もっと庶民の夜を見ましょうよ・・・」
と提案したくらいにゲスト扱いしていただき恐縮。

b0090333_235515.jpg
 今日は半日東ジャワの予習をした。これがジャワ島の東半分。
 青矢印が私の住んでるジョグジャカルタ、黄矢印がバリ島。バリとジャワは本当に狭い海峡で隔たれてるだけ。でもかなり深いらしい。そして赤矢印が明日から行くインドネシア第2の都市、人口220万人のスラバヤ。


b0090333_2354281.jpg ジョグジャを06:00に発って、スラバヤには06:50着。スラバヤ市が専用運転手を空港へ迎えによこしてくれるので、それに乗ってまずは観光局で打ち合わせ。その後はすぐに南部の避暑地に向かう予定。とにかく、今日はもらったスケジュール表みながらワクワク予習中。ざっとはこの矢印のように、南に降り、東へ向かってジャワ島一番の神聖な山、ブロモに登り朝日を拝み、街へ戻って周辺の遺跡を巡り、夜は夜でナイトライフなども見せてもらい(日本企業をはじめ外国の企業がたくさん入ってるから、夜のエンターテイメントもかなり期待できる)、最終日にはスラバヤからフェリーで30分のマドゥーラ島へも行ける。


b0090333_2362854.jpg マドゥーラ島は8月には水牛レースがあって有名な島。私が興味あるのはこの島の怪しげなジャムー(漢方薬)とバティック。ジョグジャやソロとはまた違う、独特のデザインをもってるので、それが見たい。海に囲まれた島だからか、モチーフには魚や海草が使われていて、黒や濃茶をベースにしたシックなもの。楽しみ、楽しみ。
(写真はブロモ山のパノラマ。朝日が上るのを見ると大感動らしい)


 その他に私が気になってるのは、アジア最大といわれているスラバヤ動物園、おそらくインドネシアに生息しているすべての猿が集められてるんじゃないかと思う。仕事じゃなかったら一日過ごしたいかも。檻に入れないで水路で囲ってるあたりも、見てて辛くないから嬉しい。


b0090333_238467.jpg さらにタバコ工場見学と、その古いコロニアル建築を生かしたカフェも楽しみ。
(サンプルナ煙草工場の博物館)
 

b0090333_2384434.jpg そしてそして、なんといっても日替わりで泊まるホテル!
 これはファイブスターの一つマジャパイト・ホテル。自腹じゃ~まず行けないから、しっかり楽しみたいけど、朝から晩までフルで取材なので、単に寝に帰るだけかも・・・。この5日間で夜まで試食が続くので、この機会に水着を持っていく!


 この前せっかくバリでもとの隣人N翁とフルムーン旅行したのに、このときにも水着なんて頭がまったくなく、アメッドのきれいな海岸とホテルのプールを見てとっても残念だったんだ。今回は何がなんでも泳ぐ。しっかり泳いでカロリー消費すれば、夜まで食べても怖くない!
(後はスライサーでシュル~ンとスライスされた親指の怪我がしっかり乾燥してくれれば言うことなし)


b0090333_239127.jpg 犬たちは私の様子が違うのを察して、すでに悲しい顔になっている。偉いもんだ。
 今はこの2匹の犬たちに食事を運んでくれるオバチャンが見つかったので、突然の外出でも本当に助かる。安心して犬たちを置いていける。
 夜にブログUPしてるだけの時間があるかどうかわからないけれど、5日間の旅日記は、この場で必ず公開するのでお楽しみに~。
(マジャパイトホテルの他、マリオットやシャングリラにも泊まれる~)
by midoriart | 2007-05-02 23:09 | Indonesia