Culture & Art Report from INDONESIA


by midoriart

11月20日◇インドネシア3都市巡りの旅「バンドン」

 10月にバンドンへ行ったときに決まった個展について詳細を話し合うために、またバンドンへ行かねば・・・と思っていた。先回はバンドンで一番親しくしている知人ササンが信楽にある陶芸の森でレジデンス中だったので会えなかったけれど、ちょうど帰国したので、このタイミングで再びバンドンへ行くことにした。
 そしたらすごいタイミングで名古屋の知人からメールが来た。
「このたびバンドンで公演することになりました」
彼の名は小熊ヒデジ、名古屋の劇団KUDAN Projectの役者さんだ。以前インドネシアまでリサーチに来られたときジョグジャの公演先を一緒に探したのが縁で、帰国したとき一緒に呑んだこともあった。あのときのリサーチから2年くらいになるだろうか、ついにインドネシア公演が実現したわけで、これは見逃せないと、バンドン行きを確定。19日の夜行電車で一路バンドンへ。


b0090333_0284343.jpg 朝7時に駅に着き、乗り合いバスでまずは個展会場となるITB(バンドン工科大学)のスマルジャギャラリーへ。担当キュレーターのウチョがまだ来ないので、先に親友であるササンを大学に呼び出して再開を懐かしむ。そして彼の2ヶ月間のレジデンス話を聞く。
 スマルジャギャラリーはキレイなキューブじゃないので、作品設置が結構難しい。しっかり空間を撮影した。


b0090333_0295335.jpg 個展の打ち合わせ後、ちょうど今日が個展最終日になる友人の展覧会を一つ見た。新しくできたギャラリーS14はスマルジャギャラリー担当キュレーターであるウチョの嫁、ヘラが私宅の入り口スペースを使って運営している小さなギャラリー。今回の展覧会はセラミックアーティスト、ディジーのドローイング展。


b0090333_030446.jpg 午後2時開演に近づいてきたので慌てて会場であるSTSIへ向かう。3日連続公演の今日は最終日。筒井康隆原作『美芸公』は役者2人芝居。インドネシア語のセリフを紙に書き、マンガの吹き出しのようにして見せていくという方法がおもしろい。けど日本語のセリフを言いながらずっと吹き出しを見せてる役者さん、かなり大変だろうと思われる。

b0090333_0315130.jpg 1時間半の舞台、ローカルの若者も興奮して見ていた。大歓声の中、無事に最終公演が終わった。その後、舞台裏の控え室で2年ぶりに小熊さんと再会、記念撮影。彼らはこのままマレーシア公演へと旅立つとのこと、どうぞお気をつけて~


b0090333_0325932.jpg お昼ごはん食べるタイミングを逃していたので、気づいたら思い切り空腹。舞台に付き合ってくれたササンと一緒に会場近くにあったアチェ料理屋に入る。アチェはスマトラ島の最西端、ここの料理が最近知ったんだけどムチャ美味。インド料理とスマトラ料理がミックスされた感じ。このアチェの焼そばは下にカニ一匹隠れている。ピリ辛でヤミツキになる味。


 その後、ササンがバンドンに新しくできたショッピングモールに連れて行ってくれた。その名も「PVJ=Paris van Java」、オランダ人が勝手に名づけた「ジャワのパリ」というバンドンの名称がそのままモールの名になっている。にしても、バンドンは本当~~~に洒落てる。さすが昔からオランダ人が避暑地として集まっていただけあって、なんか西洋的なんだよな、というかコロニアルな空気漂ってる。

b0090333_0335280.jpg ついついお上りさんとなって記念撮影したけど、この写真だけ見て、これがインドネシアだと思う人ってそんなにいないんじゃないだろうか。日本帰りのササンは私より日本の流行を知ってるから、
「写真とるならウィ~~~シュだろう」
といって、日本で流行のポーズを教えてもらった(合ってるんだろうか?)。


 今回はちょっと旅人気分味わいたくて、珍しく友達宅に泊まらずに安宿に泊まった。明日は朝一番の高速バスでササンとジャカルタに移動する。たった1日のバンドンだけれど、なかなか濃い1日となった。ずっとつきあってくれたササン、ありがとう~!
by midoriart | 2008-11-20 00:25 | Bandung