Culture & Art Report from INDONESIA


by midoriart

9月6日◇バンドン3泊2日:その2

 今回バンドンで泊めてくれた若き女性アーティストのプリラは断食中。近代的な作品作ってフツーの現代ッ子だけど、ちゃんとイスラム教の教えは守ってるんだな。展覧会オープニングまでずっと作品完成させるのに忙しくて、今朝は日の出前ギリで最後の食事してたわけだから、朝の行動はゆっくりめに。私はプリラの父ちゃんのPC借りてネットで作業。


b0090333_17344169.jpg 昼からプリラと外出。まずは建築家の父ちゃんが作ってるレストラン予定地へ。
 なんでも以前買っておいた土地(竹やぶ)があって、ここに父ちゃんがレストラン&プリラのためのギャラリーを設計しているという。スゴイな~インドネシアの金持ち・・・。スケールがでかい。最近バンドンの北部(ダゴやスティアブディ)はどんどん開発されて、洒落た店が軒を並べてるから、ここもきっとジャカルタの金持ち層が来るに違いない。
 バンドンの中心地の混雑した大通りから少し入ってて、高地で、さらに竹もいっぱいでのんびり感あって、最高のロケーション。これ完成したら私だって茶のんでボケ~~~ッとしてみたいよ。完成予定は今年12月とか。


 次にITB(バンドン工科大学)へ。土曜だから基本キャンパスは静か。
 私たちが行ったのはGaleri Soemardja(スマルジャ・ギャラリー)、バンドン工科大学美術学部のもっている学内のギャラリーだ。現在ここのキュレーターを勤めているのはウチョという私の古くからの友達。彼は昨年福岡アジア美術館でキュレーター研修をしてきて戻ったばかり。来春ここで私の個展を企画してくれるというので、久しぶりに会場を訪ねてみたわけだ。
 もともと知ってるギャラリーではあるが、自分が作品を展示するとなると、また別のチェック項目も出てくる。壁の質や天井高、搬入口の確認などをして終了。


b0090333_1736271.jpg 今日の夜行電車は午後7時発。断食明け(日没)は午後6時。今回世話になったプリラの断食明けにつきあって、美味しいもの食べてからジョグジャに戻ることにした。駅まで送ってもらい、近場にあったスンダ料理屋でバンドン名物を注文。

b0090333_1841941.jpg 日没を待って、1日断食しながらも私につき合ってくれたプリラと紅茶で乾杯して、生野菜の多いスンダ料理を楽しむ。


b0090333_18415625.jpg 夜行電車の種類にもよるけど、私の乗ったのは飯付き。飛行機の機内食をショボくしたような感じ。何ものってない皿、目玉焼き、きゅうり、ミニせんべい、バナナが最初に配られ、ライスジャーとしゃもじを持って歩いてくる姉ちゃんを待つ。姉ちゃんが来たら空の皿を出して、そこにナシゴレン(焼き飯)をよそってもらうというシステム。機内食のようにゴミが出ないってのはエコかもしれないが・・・


b0090333_18421844.jpg こうして午後7時ジャストに出発したバンドン発の電車は、翌7日の午前4時にジョグジャに到着。知らない町で暗闇の中、駅に降り立てば緊張もするけど、ジョグジャは違う。クリミナルがまったくないわけではないんだけど、なんか緊張感のないトロ~~ンとした空気なんだなぁ。田舎くさいというか。
 私の家までは元気なら歩けなくもないけど、ベストはベチャ(人力車)。寝てるベチャ引きを起こして家まで帰った。昔のことを思えば、随分電車も快適にはなったけれど、あの指の先が凍えて動かなくなるまでの冷房だけはなんとかしてもらいたい。本当に。
by midoriart | 2008-09-06 17:30 | Bandung