7月9日◇交換プロジェクト日本編&バティック浴衣完成
2008年 07月 08日
今回日本にいる間に、なんとか日本の戦争体験者と作品の交換をしてもらおうと思っている。
のだけれど、どうも日本だと思うようにいかない。フィリピンやインドネシアなら、お爺ちゃんたちは普段見たことのない日本人がやってくるだけで興味を示して話を聞いてくれるのだけれど、日本では私のような者が突然近づいていっても、ヘンな宗教か商品の勧誘と思われるのがオチ。
先日新聞で、自らの戦争の体験を作品にしている作家の個展の記事を見つけた。安藤日出彦さん、73歳。気になって個展会場へ行ってみた。名古屋市鶴舞で体験した空爆の思い出や、東京空襲をテーマに作品を作っておられた。運良く作家本人に会うことができたので、私のやってることなどを話し、去年愛知県美術館で個展をした際のカタログを渡した。
「いい仕事をしていらっしゃるねぇ~」
と言ってくださった安藤さんに、作品交換をお願いしたらこころよく引き受けてくださった。
ということで、去る5日、再び会場を訪ねた私に、安藤さんは使い込んだペインティングナイフと赤の絵の具を用意してくださり、私の「ヒト」と交換成立~!日本編での記念すべき一人目は、はからずも同業者との交換となった。それも戦争をテーマにずっと制作している方なので喜びも倍増だった。
話は変わり、この前から悪戦苦闘のジャワ更紗(バティック)浴衣がようやく完成した!
いやぁ~・・・今日びの浴衣は結構ミシン縫いが多いから、自分のだってミシンでいいや・・・と思って始めたのだけれど、参考にしてた母の浴衣を見てるとやっぱり浴衣にミシン目が出てるってのは邪道に見えていけない。結局最初に思ってたよりもたくさんの部分を手縫いにしたから肩が凝った。
今日はちょうど着物着付け教室の日。先輩(といっても27歳)のメグちゃんにも見せたくて、今日の練習にはマイ・浴衣を使ってみた。もともとバリの儀礼でよく着ていた使いこなしたバティックなので、肌触りも抜群。好きな文様のバティックを4種類合わせたものだから、自分でも大好きなモチーフ満載。
正面には日本の訪問着にもありそうな、鳳凰っぽいモチーフをもってきてみた。
幸いにもたくさんの半幅帯を母がもっているので、ジャワモチーフに合う帯を探してみた。意外にも金糸・銀糸のハデハデ帯がしっくりきた。しゃきっとしてるから文庫も貝の口も結びやすい。いろいろ結んでみた結果、インドネシアのちょっとした席で着るんだったら文庫の変形、一文字がいいかね~と母先生&メグちゃん先輩。
近々岐阜の花火大会に浴衣で行く予定のあるメグちゃん先輩と、今日のお稽古後に記念撮影~。思ってたよりかなりイイ出来の浴衣に、自分自身で大喜びの教室だった。今度はバリのトゥンガナン村の縦横絣織りでマイ帯も作ってみたいと思ったり・・・
のだけれど、どうも日本だと思うようにいかない。フィリピンやインドネシアなら、お爺ちゃんたちは普段見たことのない日本人がやってくるだけで興味を示して話を聞いてくれるのだけれど、日本では私のような者が突然近づいていっても、ヘンな宗教か商品の勧誘と思われるのがオチ。
先日新聞で、自らの戦争の体験を作品にしている作家の個展の記事を見つけた。安藤日出彦さん、73歳。気になって個展会場へ行ってみた。名古屋市鶴舞で体験した空爆の思い出や、東京空襲をテーマに作品を作っておられた。運良く作家本人に会うことができたので、私のやってることなどを話し、去年愛知県美術館で個展をした際のカタログを渡した。
「いい仕事をしていらっしゃるねぇ~」
と言ってくださった安藤さんに、作品交換をお願いしたらこころよく引き受けてくださった。
ということで、去る5日、再び会場を訪ねた私に、安藤さんは使い込んだペインティングナイフと赤の絵の具を用意してくださり、私の「ヒト」と交換成立~!日本編での記念すべき一人目は、はからずも同業者との交換となった。それも戦争をテーマにずっと制作している方なので喜びも倍増だった。
話は変わり、この前から悪戦苦闘のジャワ更紗(バティック)浴衣がようやく完成した!
いやぁ~・・・今日びの浴衣は結構ミシン縫いが多いから、自分のだってミシンでいいや・・・と思って始めたのだけれど、参考にしてた母の浴衣を見てるとやっぱり浴衣にミシン目が出てるってのは邪道に見えていけない。結局最初に思ってたよりもたくさんの部分を手縫いにしたから肩が凝った。
今日はちょうど着物着付け教室の日。先輩(といっても27歳)のメグちゃんにも見せたくて、今日の練習にはマイ・浴衣を使ってみた。もともとバリの儀礼でよく着ていた使いこなしたバティックなので、肌触りも抜群。好きな文様のバティックを4種類合わせたものだから、自分でも大好きなモチーフ満載。
正面には日本の訪問着にもありそうな、鳳凰っぽいモチーフをもってきてみた。
幸いにもたくさんの半幅帯を母がもっているので、ジャワモチーフに合う帯を探してみた。意外にも金糸・銀糸のハデハデ帯がしっくりきた。しゃきっとしてるから文庫も貝の口も結びやすい。いろいろ結んでみた結果、インドネシアのちょっとした席で着るんだったら文庫の変形、一文字がいいかね~と母先生&メグちゃん先輩。
近々岐阜の花火大会に浴衣で行く予定のあるメグちゃん先輩と、今日のお稽古後に記念撮影~。思ってたよりかなりイイ出来の浴衣に、自分自身で大喜びの教室だった。今度はバリのトゥンガナン村の縦横絣織りでマイ帯も作ってみたいと思ったり・・・
by midoriart
| 2008-07-08 09:50
| Japan