Culture & Art Report from INDONESIA


by midoriart

1月8日◇霞ヶ関官庁ランチ

 話は遡り、年明けに駆け足で東京へ行ったときのこと。
 ランチを一緒する約束をしたのはSさん。彼女とはインドネシアで知り合った。在インドネシア大使館の非常にやり手な若手であるSさんは、ひょんなことからインドネシアで大人気のロックスターへの結婚プレゼントに、私の作品を買ってくださったことがある。それ以来、彼女(大使館)が企画する美術展を私が2度担当したこともあり、ずっとお付き合いさせてもらっている。
 そんなインドネシア通な彼女も長年のジャカルタ勤務を終え、昨年からは日本に戻っていたのだった。だから今回は、彼女の冬服姿を初めて見ることになる(お互いにだけど)。

 超ハードスケジュールをこなす彼女が自由に時間を取れるのは昼休みだけなので、私が彼女の仕事場である霞が関まで行くことにし、Sさんからオススメの場所を聞いた。

b0090333_016923.jpg 第1のオススメは「馬車道」というレストラン。合同庁舎第5号館(厚生労働省)の26階にあるという。ネットでチェックしてみても、なかなかいい感じ。一般ピープルでも入れるらしい。
「眺めがよさそうなのと、霞ヶ関にこられるのなら省庁の中のレストランにもみどりさんは関心あるかと思いました」

さすがに、Sさんは私の性格を良く知っている。地図で確認しても、きっとこの庁舎を見つけるのに苦労するだろうと思い、早めに行って正解だった。なんたって、庁舎ときたら、目立つ看板もないからわかりにくい、わかりにくい。私のような一般ピープルまんまの形相したヤツもほとんどうろついていない。


ようやく着いた合同庁舎第5号館(厚生労働省)に入るには、入口で身分証明書の提示が必要だったけれど、これはSさんから聞いていたので免許証でクリア。他の国家公務員の皆々さんはIDカードを首からかけて出入りしていらっしゃる。

b0090333_015454.jpg ちょっと約束まで時間があったので、中を探索。地下にはコンビニ、本屋などもあった。以前防衛省へ遊びに行ったときみたいに、ご当地グッズのようなものがあるか気になったが、コンビニはいたってフツーのコンビニ。しいて普通じゃないところを指摘するとしたら、レジのところに老眼鏡が売ってたことくらいか。

26階へ向かうEV内、皆さんスーツ族。そしてフロア案内の表示の左右には絵&ひらがなで「こっかい」「こうえん」とある。こっちが「国会」方面、こっちは「公園」方面ってことだけど、これをEVにつける意味がわからん。そっちに足を向けるなってことか?Sさんに聞いても理由は不明。写真が取りたかったけれど、昼休みでEVは超満員、カメラを出す勇気はなかった。


b0090333_0164298.jpg そして着いた馬車道。なぜかウエイトレスは矢絣の着物に袴。でもメニューはハンバーグ系。さすが霞ヶ関のド真ん中、それも今話題の人が大臣してる厚生労働省の26階、このビルのどこかのあの大臣の部屋もあるんだな~・・・としばし感慨にふける。
 そして窓から外の景色を見ると、こんな感じ。なんだっけか、なんとか公会堂の野外ステージもこんなふうに見える。
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「ふ~ん、日本の政治がここで動いているのか~~~」
と、素人的に感動しながら、ランチに私が選んだのはきのこおろし和風ハンバーグ定食。スープとライスがついてなんと490円。学食より安くないか?


   久しぶりに会ったSさんとは話したいことがたっくさんあったのだけれど、なにせ忙しい彼女に与えられた時間はチョッキリ1時間。彼女が仕事している外務省はここの何ブロックか先なので、その往復を考えたら30分強しか一緒にはいられない。
 それでも私は霞ヶ関という、おそらくSさんがいなかったらまったく縁のなかったエリアに来ることができて、さらに一般ピープルも割りと遠慮なく入れる、超安いレストランを知ることができて、かなり満足。Sさんには、これから帰国した時の『霞ヶ関職員食堂巡り』ガイドをしてもらうようにお願いした。かなりレアな東京の楽しみ方が見つかってラッキー。


    そしてインドネシアでバリバリ仕事していた外務省レディーは、霞ヶ関の外務省ビルの中に颯爽と消えていった。Sさん(私より10歳も年下なんですけど)、ご馳走様でしたぁ~~~。再会を楽しみにしております。
by midoriart | 2008-01-19 00:17 | Japan