Culture & Art Report from INDONESIA


by midoriart

10月5日◆そろそろレバラン

 バリで暮らしていたときにはまったく感じなかった「師走感」がジョグジャだとある。イスラム教徒にとっては今度の週末が新しい明けなのだ。H1428(イスラム紀元)がもうすぐやってくる。この一ヶ月真面目な信者さんたちは断食しているので、それが明け、実家に帰り、家族そろって一年の罪を許しあい、美味しいものを食べまくるというシーズン。
 ジョグジャにきた最初の断食月は、どんなものか試しに断食してみたけれど、以来一度もやってない。けっこう断食月で痩せる子もいるけれど、私の場合は
「日中何も食べてなかったんだから、日没になったら食うぞ!」
と躍起になって、普段よりも食べちゃったり、ついつい甘モノに手を出してしまうからいけない。


b0090333_16191656.jpg 今日はチャハヨ宅へお邪魔した。今回東ジャワのブリタルで交換プロジェクトをした際に、すべての行程に付き合ってドキュメント撮影をしてくれた彼が、その長い長いビデオを25分に編集してくれたので、内容のチェックに行ったのだ。
 ただまだ若干長いので、さらにいらない部分を削って14分に再編集。後は私がインドネシア語の会話を日本語訳して、字幕をつけたら完成。これは11月の個展で作品と一緒に上映する。


 ようやく仕事が終わって帰ろうと思ったらチャハヨの妻が言った。
「あ、そういえば今日はCareffourが24時間営業なんだって」
日本じゃ24時間営業のスーパーも当たり前だけど、ジョグジャで夜中に買い物できる店なんてサークルK以外にはない。ジョグジャ最大のスーパーCareffourが24時間営業?
 どうやら断食明けの祝日、レバランに向けて皆さんお買い物に忙しいため、5,6日の2日に限って24時間営業するものらしい。いったいどんな様子になってるんだろうか気になったので、チャハヨ宅を出て、そこままCareffourへ向かった。時は午後10時を回ったところ。


 ジョグジャのCareffourはでかいアンバルクモプラザというショッピングモールに2フロア分入っている。遠くからもわかる超デカイ看板に
「今年もやります。5~6日はノンストップ営業」
と出ていた。外にもまだたくさん人がいる。
 そのまま駐車場へ入ると、出る車と入る車で込み合っている。こんなの普段は見たことがない。駐車場の誘導員がヘタクソなので、余計に渋滞つくっちゃってる。


 なんとか駐車して中に入ると、まるで昼間の賑わい。確かに、断食月の今は、皆さん夜になると元気が出るからなぁ。レバランになると家族で食べまくるので、食品売り場は人だかり。さらにお客様用だったり贈答としてお菓子の詰め合わせもレバランの風物詩。日本でいう果物の盛り合わせ籠、あれの菓子バージョンがたくさん並んでいる。
 私は単に明日のパンが欲しかっただけなので、さっと商品拾ってレジへ。


b0090333_16195696.jpg  インスタントラーメンやお菓子は、ダースでみなさん買っていくので、普段はわりと高級でキレイな印象の店内が問屋状態。店員の姉ちゃんも詰まれたダンボール箱の山に座り込んでいる。

b0090333_16204414.jpg  向かいのレジにいた娘の買い物はいかにもレバラン用。シロップやお菓子などなど、カウンターに置ききれないほど買っていた。


 そんなこんなで今のジョグジャは師走状態。皆さん浮かれ気分、今日から学校も休みになるんじゃなかったかな。そして日本同様帰省ラッシュも始まる。時間や金銭的に余裕があるときは、私も「ミニ帰省」と称して、バリまで戻ってバリの家族のもとで休暇を過ごすのだけれど、今年はそんなことしてる暇はない。個展の準備があるので一人家にこもってレバラン休暇を過ごすことになりそうだ。
by midoriart | 2007-10-05 21:17 | Indonesia