Culture & Art Report from INDONESIA


by midoriart

10月1日◆ブリタルで食いしん坊万歳

 4泊4日のブリタルの旅も終わった。
 今回のPETA生き残りとの作品交換は、11月13日より愛知県美術館で始まる私の個展で発表するものなので、あえてここでは詳しく説明しないことにする。

 いつものことだけれど、知らない土地へ行ったらまずはそこの名物を食べたくなる私としては、今回の旅は収穫が多かった。やっぱり知ってる人と一緒ってのはこういうときにもイイ。同じ名物ってったって、やっぱり美味しい店とそうじゃない店があるわけで、必ず当たりくじをチャハヨが教えてくれるというのは本当にラッキー。


b0090333_0292019.jpg 初日の夜に食べたのは「ナシ・タフ」。訳せば豆腐ご飯。屋台で出してるブリタルの名物メニュー。ご飯は半分にしてもらって、その上に小さく切って上げた豆腐と、もやし、そしてせんべい。味付けはインドネシアのケチャップ(日本の甘口ソースに近い)。そこに思い切り辛い緑唐辛子の刻んだものが少しずつ入っているから、なめてると突然パンチをくらう。

 相性がいいのはあったかい紅茶。唐辛子の辛さで痛くなった舌も、甘くてあったかい(熱くないところがミソ)紅茶で回復する。


b0090333_1495714.jpg 最初に盛られてる状態ではわかりにくいので、混ぜたところを見せるとこう。
 チャハヨいわく、この手のものは最初にガッと混ぜてしまって味をなじませるのがコツらしい。


 ブリタルの朝にはナシ・プチェル。こいつも名前に「ナシ」と来てるから、つまりはご飯と何かってことだ。ジョグジャにもプチェルはあるけれど、甘くて辛さに欠ける。ブリタルのはチャハヨが自慢するだけあって、いやみのやい程度に唐辛子がきいてて、ジョグジャほど甘ったるくないから朝からすがすがしい気分。

b0090333_0295010.jpg プチェルはきゅうりやもやしなどの野菜をピーナツソースで和えたもの。とってもヘルシー。写真はチャハヨが注文した「彼バージョン」なので、スタンダードな「ナシ・プチェル」にプラスして海老のよせ揚げなんかもつけてる豪華版。プチェルは普通、朝のメニューなので夜になって探すのは難しい。


b0090333_0345624.jpg 私がココナツ系大好きと知ってるチャハヨがススメてくれたのがこのデザート。この白い色、全部ココナツミルク。もうたまらない!
 中には、黒米の蒸したもの、片栗粉とイモ粉を混ぜてゆでたもの、食パンのちぎったものなど、ま~いってみれば炭水化物ばっかが入っている。でもこの取り合わせ、それぞれの食感が微妙に違っていて、それらが口の中で固めだったり、トロッと溶けたりとバリエーションあって、さらにバックにはココナツミルクのマイルドな香りがあって・・・と、私にはたまらない一品。ダイエットを気にしなければ3皿は楽勝という味。


b0090333_0351491.jpg あまりに美味しいので、屋台の引き車にのってる中身の鍋を見せてもらった。このメニューも朝からはじまるもので、午後以降はなかなか見つけられないという。そして日が暮れて夜になると、また路上に並ぶそうだ。 あ、そうそう名前は「ジェナン・チャンプル」。


 食巡りで、普段は食べない夕飯もしっかり食べてしまったので、ジョグジャに戻ってからはまたダイエット再開。今年はまったく気にしてなかったけれど、気づけば断食月もあと1週間を残すだけとなり、街は長期休暇を前にそわそわしている。平日だっていうのに、どこもが渋滞。こっちは個展の準備で工具やら買いに行かなくちゃいけないのに、とにかくどこも人が多い。日本の師走、大晦日前の街みたいなものか。
 公的機関は12日から休みに入るらしい。私も一日だけは休みにして、敬虔なイスラム信者の友達夫婦んちで祝日のご馳走をいただくとしよう。今日は食べ物の話で終始。
by midoriart | 2007-10-01 23:24 | Indonesia