Culture & Art Report from INDONESIA


by midoriart

8月5日◆想定外の電車旅(Surabaya-Yogya)

 やっぱりマッサージだのスパだのとは無縁で滞在が終わってしまった・・・。唯一、気晴らしできたのはホテルに入ってるケーブルTVで放映されてる映画くらいか。懐かしい私好みのホラー映画2本を久しぶりに見ることができた。
 このたび4日間のスラバヤ缶詰で、ようやくスラバヤ市長お待ちかねの日本語情報誌が完成しそうだ。後は明日、ジョグジャの印刷屋で原稿の最終チェックと色チェックしたら後は刷り上るのを待つだけ。


b0090333_2354961.jpg 表紙には1899年撮影のエンターテイメント・クラブ「Grimm&Co.」の写真を使った。スラバヤはオランダ植民地時代、西ジャワのバンドンと並んで西洋人が多く暮らしていた街なので、今もこうしたコロニアル建築はたくさん残っている。この写真の建物、現在はタイ・チャン・レストランになってるらしい。今度来たときにはぜひ見てみたい。


b0090333_23542786.jpg 内容は白黒16ページ。スラバヤと周辺の見所を「食べる」「自然に触れる」「見る」などに分けて紹介した。私の好きな島、マドゥーラ島も「海を渡る」として紹介。あそこのジャムー(漢方)とバティックのデザインは紹介するに値する。


b0090333_23544654.jpg これはスラバヤの名物料理の紹介。わるいけど、ジョグジャよりは食べ物が美味い。種類も多い。どこの地域でも、華僑が多い場所には美味しいものが多いような気がする。マレーシアでもシンガポールでもそう思う。スラバヤもそう。ユサクおじさんが美味しい場所をたくさん知ってるってのもあるかもしれないけれど、少なくともジョグジャと比べたら、「海が近い=シーフードが多い」だけでもスラバヤの勝ち~って気がする。


b0090333_2355210.jpg 今回、思い切って日本語エディションを出そうと決めたユサクおじさんのいる「スラバヤ・ツーリズム・プロモーション・ボード(Surabaya Tourism Promotion Board)」がデザインしたスラバヤのポスターがコレ。青は海、緑は木々をイメージしているそうで、今回日本語版ガイドブックの「スパークリング」が青、「スラバヤ」が緑になった。


 本当は今回、昨日の昼に飛行機でジョグジャに戻るつもりだったので、チケットも取ってあった。けど、昨日の昼ごはん食べながら、中途半端にしてジョグジャに戻るより、もう1日だけ延ばして、完璧に仕上げてしまったほうが気持ちイイと思い直したのだ。ホテルのゼネラル・マネージャーであるユサクおじさんと一緒にいた日には、何泊しようがまったく問題ない。
 ところが飛行機のチケットはスケジュール変更すると追加でかなりの額を支払わなければならない。それにこのエアーは昼に1本しか運行していない。一度くらい電車もいいか。東ジャワを横断する鉄道にはまだ乗ったことがないし・・・ってことで帰りは電車にした。


b0090333_23552923.jpg 最近は電車もキレイになったし、まぁまぁ時間どおりにくる。ちょっと前まではジョグジャ~バンドン(8時間)とかジョグジャ~ジャカルタ(10時間)なんてフツーに利用してたので、スラバヤ~ジョグジャ(5時間)なんて全然OK、ましてやユサクおじさんがエグゼクティブ席を取ってくれたので、余裕で駅へ送ってもらった。こっちならスラバヤが始発で午後3時に出発、ジョグジャには午後8時に着く。


b0090333_23554582.jpg が・・・
 これがエグゼクティブかぃ?本当かぃ?って思うすごさ。
写真で見ても、あまりスゴさはわからないかもしれない。汚いし、臭いし、窓には思い切り亀裂入ってるし・・・。

 そういえば、最後に電車に乗ったのは、ジョグジャからバンドンへ行くときだった。夜行で行くとむこうには朝7時ころに着く。なのに朝7時、気づいたら電車はまだバンドンより全然手前にいた。私の乗った電車の前の電車が路線から脱線、死者まで出ていたのだった。一本前に乗ってたら・・・

 そんな出来事を思い出したので、目の前にある窓の亀裂とかも、なんだかとっても不吉。ACはキツくて寒いし、席なのか隣の人なのか、なんかわからんけど臭いし・・・。厳しい旅だった。結局ジョグジャに着いたのは1時間遅れの午後9時。駅からベチャに乗って帰宅した。
by midoriart | 2007-08-05 23:52 | Indonesia