Culture & Art Report from INDONESIA


by midoriart

6月15日◆マニラ最後の日

 昨年の8月には1ヶ月を過ごしたマニラだけれど、今回のフィリピン滞在のメインはバギオだったために、マニラには4泊4日しかいられなかったことになる。昨年知人のMさんを通じて知り合ったマニラ在住で若手アーティストの「肝っ玉母さん」、ディジーさんちでお世話になり、CCPでのオープニング(14日)の翌朝一番でバギオに戻るつもりだったのだけれど、
「何言ってるのよ、せめて私の作ったランチを食べてから行ってちょうだい。ミドリの友達をみんな呼びましょう」
ってことになり、リターン・バギオは夜に延期。

 でも、こういう席をもうけてもらうと、会いたいと思ってる人にまとめて会えるから嬉しい。それにデイジーさんの手料理はとっても美味しいし。


b0090333_4292821.jpg ってことで今日集まってくれたのは、UPディリマン美術学部で教鞭をとっているジェリー・タン、昨年のアテネオ・アワード(フィリピンで大きなアート・アワード)で大賞をとった期待のアーティスト・ポックロン、若手のチャイニーズ系女性アーティストMM、ロック歌手でありペインターでもあるロメオ・リー。
 本当はこの他にも会いたいアーティストの友達が数人いたのだけれど、連絡が取れなかったり仕事が入ってたりして来ることができなかった。


b0090333_4294014.jpg 写真を使った平面作品や、ビデオ作品を精力的に制作しているポックロン。彼はマニラ周辺で唯一のアーティスト・ラニング・スペース「Future Prospect」の主力メンバーでもあったのだけれど、今日会って近況を聞いたら、ここも結局は自主運営が難しく、今年早々にCLOSEしてしまったという。とっても残念・・・。


 この後、ジェリー・タンが三人展を開催しているロペス・ミュージアムへ案内してくれた。
 デイジーさんちのあるケソンからマカティまでは大々混雑していて、タクシーで1時間以上もかかってしまった。さらに思いの他に展覧会がおもしろかったので、ゆっくりしてたらバスの時間が近づいていた。ランチのとき、午後9時のバギオ行きバスに乗る前に、近くにあるポックロンのスタジオへ誘われていたのだけれど、マニラの渋滞は東京もジャカルタもかなわないほどスサマじい。バスに遅れるわけにはいかないので、ポックロンとはまた再会することを祈り、マカティから市バスでターミナルに直行。


b0090333_4295528.jpg 今回初めてマニラでAC付市バスに乗ってみた。日本の中古バス使用、TVまでついててヘンな感じ。吊り手についてる広告のデザインからして、かなり古い田舎の路線バスのお下がりと思われる。「この次止まります」ボタンを試しに押してみたけれど、案の定なにも反応はしなかった。


b0090333_4303031.jpg 午後8時にターミナルへ到着。
 まだ1時間あるけれど、かといってポックロンのところへ行ってるだけの余裕はないので、近くの安めのレストランで休憩。夕飯にオーダーした「スパイシー・ベジー」というベジタリアンな炒め飯が意外にも美味しくて得した気分。


b0090333_4304974.jpg 午後9時にクバオを発ったビクトリー・ライナーの長距離バスでは3度のトイレ休憩も記憶にないほど熟睡、バギオ到着は午前3時だった。たかが4日空けただけなのに、なぜかキドラの家はもう自分の家みたいな感覚になってて、
「帰ってきたぁ~~~~・・・」
って安心感。で、さっさと床に入る。
by midoriart | 2007-06-15 04:27 | the Philippines