Culture & Art Report from INDONESIA


by midoriart

5月24日◆3人だけの陶芸合宿

b0090333_23544524.jpg 1日のワークショップを終え、コーディレラ・グリーンネットワークのご一行様が一足先にバギオへ帰るため、朝早く起きて皆さんをお見送り。行きに乗ってきたジプニーをマリコさんのだんなさんアーネルが運転し、ルーフにはマリコキッズ。


b0090333_23553591.jpg 2日間、久しぶりに学生時代の合宿を思い出すような雰囲気だったのに、見送って残ったのは私とササン、私の交換プロジェクトをアシストしてくれる地元青年レネ君の3人。レネ君はマリコさん主催のコーディレラ・グリーンネットワーク(CGN)のスタッフとして、この村周辺の植林活動などをしているので、このキブガンの市庁舎関係者とも顔見知り。朝食もレネ君がキッチンに入って手伝ってくれた。


b0090333_23554971.jpg そして私とササンはふたたび陶作品の制作にとりかかる。
 これがレイ君の工房から見たキブガンの景色。昔から田舎の緑に囲まれて毎日粘土をいじっていたい・・・と結構老けた夢をもってるササンは、この環境に大喜び。私は私で今日しか残すところ制作の時間がないので朝からかなり気合入れている。
 

 『Where Have All The Monkeys Gone?』展に出品のレイ君、ササン、キドラおやじの次男カワヤン、そして私の4名はそれぞれに猿をテーマに作品を作ることになっている。レイ君は今のところ個人としての作品ではなく、キブガン村で陶工房を主宰する作家として、村の子供と一緒に作った100以上の猿面がひとつの作品といえる。そしてササンは型どりした枝を大量に制作、カワヤンは陶を素材にはせず、会場となるVOCASにジャングルジムのような立体作品を作るといっている。
 そして私は猿。瞑想する猿を作ることに決めて昨日から制作を始めた。


b0090333_2356866.jpg 一番最初に作ったパーツは手。合掌の形を作り、そこから腕、脚、足と作り、最後に瞑想の顔も制作。昨日はまだたくさんのワークショップ参加者がいたから瞑想する顔を精神集中して作ってられなかったけれど、今日は静かなレイ君工房でササンと二人で仕事できたので効率よく制作が進んでよかった。
 午前中は運良く天気も良かったので、作ったパーツを天日で乾かすことも出来た。これなら6月1日に予定している野焼きの日までには、完璧に乾燥してくれるだろう。


b0090333_23562630.jpg 早めに制作が終わったら、また交換プロジェクトに出かけるつもりだったのだけれど、大好きな猿の顔を作ったりしてたらもう午後5時を回っていた。あまりに暗くなると、レイ君工房から宿舎までの山道にはまったく明かりがないので帰れなくなる。制作に集中し始めたら時間を忘れるササンをつついて仕事を切り上げた。
 
by midoriart | 2007-05-24 23:53 | the Philippines