Culture & Art Report from INDONESIA


by midoriart

5月4日◆東ジャワ2日目:サンライズ・イン・ブロモ山

午前1時にホテルを出発。トゥレテスからブロモ山までは車で約4時間。今回たった5日間の旅なのに私の荷物がそれなりに多かったのはこのため。ブロモ山は標高2329m。ブロモ山の噴火口を見るベストスポットがプナンジャカン山で2770m。なんせこの高いところに午前3時に着くんだから寒い。ここにいる人たちは顔つきまで違う。

 結局昨日はホテルのGM(ゼネラル・マネージャー)のお誘いでしっかり東ジャワ料理をいただき、ホテル内の施設を案内してもらってたら午後10時を過ぎてしまったので、結局部屋のベッドは使うまもなく、そのまま日の出ツアーに出発。車内でガーガー寝てたけど、さすがの寒さに午後4時頃、山頂の駐車場で起きた。それまで起きなかった私に、運転手はちょっと驚いていた。


b0090333_1544343.jpg あまりの寒さに耐え切れず、手袋を購入。ちゃんと山頂にはダウンジェケットの貸し出し、帽子や手袋を売ってる店がある。今日の日の出は5時ちょっと過ぎ。その前に寝起きのコーヒータイム。ちゃんと暖をとることができた。(フォトby運転手)


b0090333_1545651.jpg ご来光~~~。
 さすがに神々しい。どこの国の人にとっても、お日様が昇るってことは、なんとなくありがたいことなのかなぁ。思ったよりも多く西洋人観光客も集まっていたけれど、みんなこのサンライズに思わず声が漏れていた。



b0090333_155225.jpg そして右を見下ろせば、この景色。一番有名なブロモ山はこの一番手前に見えてる山で、その後ろにそびえるスメル山の方が標高3676mと断然高い。この山は今も30分に一度噴火して煙を吐き出しているという。この地域はテングル人という民族が暮らしていて、ジャワ島なのにヒンドゥー教を守り抜いている。

バリに暮らしていた頃から、いつかはこのスメル山を拝みたいと思っていたのが、今日ようやくかなった。だから私にとっては、ブロモ山には悪いけど、スメル山を見ることができたってことが一番感動だった。


b0090333_156551.jpg ツアーのパターンのようで、ここでご来光を拝んだ後にブロモ山の麓へ降り、ここから噴火口へ登る。私はいろんなものを体験しておく必要があるので、名物である馬に乗ってブロモ山へ登った。私が選んだバゴンはもう10歳だという。までも、正直言って歩いた方がいいわ。

こんなデコボコ道を馬がひょこたんして歩くのに乗ってたらムチャクチャ腰にきた。でもなんかこの感覚って知ってるな~と思ったら、実家の母が使ってる運動機JOBAに似てるんだわ!さすがJOBA、ちゃんと乗馬の感覚そのまんま再現してるんだな~。


b0090333_1563469.jpg 馬に乗って楽したような、逆に疲れたような・・・ってとこから最後は結局自力で200段以上の階段を登るとようやく噴火口。息切れまくりで到着。


 朝が早かったから1日が長い。
 ここから今度はバトゥという、これまた高原地帯にある果樹園を訪ねた。
 ここはアグロウィサタといって、りんご狩り、みかん狩り、ストロベリー狩りのできる農園。今回の大名旅行は、いかにしてスラバヤ市に日本人観光客を呼ぶかってことを考えるためのツアーなので、日本人が興味を持つ場所をチェックしてるわけなんだけれど、う~ん、どれも日本にあるし。


b0090333_157114.jpg でも、ここで私が気になったのはコーヒー農園。これは日本じゃなかなか見られない。こっちならイケるかも。さらに、ここではオリジナルで商品も開発して販売している。私はこういう現地製造モノに弱い。
 私が買ったのはこの農園でできたアラビカ豆のコーヒーと、アップル酢。


 ここからいくつかのチャンディを見て周り、かなり運転手が疲れてきた頃に、ようやく今日のお宿にチェックイン。スラバヤから南へ降りた高原の街マランにあるアンティークなトゥグ・ホテル。昨日泊まったスルヤ・ホテルのGMが
「明日はトゥグですよね?ボール・ルームに夜一人で行ってごらんなさい。サタン(悪魔)を見ることができますよ」
って話してくれたのでムチャ気になっていた。
 確かに、オーナーの趣味でインドネシア中のアンティークが集められているから、なんとなくおどろおどろしい。でも私は大好きな空気。チャイニーズ・インドネシアな骨董品やポスターがいっぱい。


b0090333_1574823.jpg 写真ではわかりにくくて残念だけど、部屋は古い木の床で、ジャワ式の装飾、バスタブはアルミ製という、お洒落でトラディショナルなステキな空間。
 夕飯は別のホテルに招待を受けたので、そっちでいただき、夜8時にホテルへ戻った。ボール・ルームの悪魔が見たくてホテルのスタッフに案内するようお願いしたら、今晩に限って会合にその部屋が使われているという。午後11時になればお開きだから、その後で見たらいいよと言われて、11時を待ってるうちに、この2日の疲れが出たのが、ウトウト寝てしまった。そして起きたら翌日になっちゃってたので、悪魔には会えず。


 にしても、このトゥグ・ホテル、インドネシアの有名なホテル・チェーンであるアマン(バリのアマヌサ、アマンキラや、ボロブドゥール近くのアマンジワなど)グループのオーナーだっていうから、納得。センスもいいし、お金も山ほどあるってことがよ~くわかる。おそらく東ジャワでも5本の指には入るホテルだろう。
 滝までの上り下りと、ブロモ山登りで老体にはかなりこたえる2日間だったけれど、いいものたくさん見ることができて旅の出だしは好調~。
by midoriart | 2007-05-04 22:04 | Indonesia