初体験の大相撲名古屋場所
2011年 07月 11日
私の自宅は名古屋城から少し西に降りたところ。愛知県体育館は名古屋城のすぐ隣にある。小さな頃から、夏の大相撲名古屋場所になると、家の近くにもお相撲さん部屋が泊まったりしてて、結構力士を見ることがある。それを見て、
「あ~、もう夏場所の季節なんだねー」
と思ったものだ。
けれど、自分が見るとなったら話は別。料金が高いこともあるけど、自分でチケット買って見ようと思ったことは一度もなかった(小さい頃に輪島が優勝して、近所をパレードしたときには興奮するお爺ちゃんに連れられて国道の人だかりに混じったことはあったが)。
ところがこのたび、某美術館副館長Tさんからお誘いを受け、人生初の生相撲を見ることができた。それもマス席で!もしかしたら人生最初で最後かもしれないと思い、前日はWEBサイトで大相撲について、会場について予習までした。
午後から用事が入っていたので、私が愛知県体育館に到着できたのは午後4時。おー、これがTVでよく見る幟だな~・・・特に名古屋はお隣が名古屋城だし、なんかこのエリアだけ時代が変わっちゃってるような不思議な感じ。
Tさんと合流して、まず私が見たかったのは売店。素人なんだから仕方がない、どうしてもこういう力士グッズが気になるのだ。WEBでの予習ではちゃんこ屋台ってのもあって、気になっていたのだけれど、午後4時ではもうとっくに売り切れていた。無念・・・
母の土産に買った「力士もち」、直径12センチもある蓬餅が2つ入っていた。ムチャ美味い!
会場に入ってビックリ。今日のマス席はマスの中でも一番前、もうこの前は砂被りという場所だった!名古屋でいうところの、「どえらい」近い場所!臨場感がスゴイ!
妙なヘアスタイルの兄ちゃんがいるなーと思ってたら、この人(黄色の矢印)は名古屋おもてなし武将隊の織田信長じゃん!そうか、職場の名古屋城は隣だもんな、近いよな。鎧を脱いで、現代の青年になって、相撲観戦してるんだなー。
こうやって懸賞がつく取り組みってのは、やっぱり華やかなもんだなー。撒いた塩を毎度毎度掃いてる西と東のおじさんの箒とか、数回の取り組みごとに交代する行司さんの衣装とか、お弁当を升席に持ってくる仕出屋さんが使ってる竹篭とか、道具のひとつひとつが日本の手仕事~って風情で良い。
きっとこの土俵上の屋根の四隅からさがってる縄の色にも、意味があるんだろうなーー・・・、で、マス席が思ったより全然狭いので驚いたりもした・・・
すっかり相撲オンチな私にもわかるバルトが出てきたり、
弓取り式があったり、これぞ相撲!やっぱり見てよかった。見せてもらえてラッキーだった~~~
余韻覚めぬまま、周囲の座布団はどんどん回収されていく。そしてるうちに、強面な、どう見ても昔しこ踏んでたっぽいおじちゃまがぞろぞろと登場して土俵を囲んだ。Tさんの解説によれば神聖な場所を素人たちが触れないように守ってるらしい。
いやぁ~、人生半世紀近く生きてきて、国技相撲を初めて生で見た。外国人力士が多くなったからか、昔お爺ちゃんがTVで見てた頃の力士とは身体のバランスがなんか違ってて不思議ではあったけど、見てよかった。こういうものの良さがちょっとわかってきたってことは、そういう年齢になってきたってことでもあるのかな・・・
良い体験させていただきました。Tさん、ありがとうございました!!!
「あ~、もう夏場所の季節なんだねー」
と思ったものだ。
けれど、自分が見るとなったら話は別。料金が高いこともあるけど、自分でチケット買って見ようと思ったことは一度もなかった(小さい頃に輪島が優勝して、近所をパレードしたときには興奮するお爺ちゃんに連れられて国道の人だかりに混じったことはあったが)。
ところがこのたび、某美術館副館長Tさんからお誘いを受け、人生初の生相撲を見ることができた。それもマス席で!もしかしたら人生最初で最後かもしれないと思い、前日はWEBサイトで大相撲について、会場について予習までした。
午後から用事が入っていたので、私が愛知県体育館に到着できたのは午後4時。おー、これがTVでよく見る幟だな~・・・特に名古屋はお隣が名古屋城だし、なんかこのエリアだけ時代が変わっちゃってるような不思議な感じ。
Tさんと合流して、まず私が見たかったのは売店。素人なんだから仕方がない、どうしてもこういう力士グッズが気になるのだ。WEBでの予習ではちゃんこ屋台ってのもあって、気になっていたのだけれど、午後4時ではもうとっくに売り切れていた。無念・・・
母の土産に買った「力士もち」、直径12センチもある蓬餅が2つ入っていた。ムチャ美味い!
会場に入ってビックリ。今日のマス席はマスの中でも一番前、もうこの前は砂被りという場所だった!名古屋でいうところの、「どえらい」近い場所!臨場感がスゴイ!
妙なヘアスタイルの兄ちゃんがいるなーと思ってたら、この人(黄色の矢印)は名古屋おもてなし武将隊の織田信長じゃん!そうか、職場の名古屋城は隣だもんな、近いよな。鎧を脱いで、現代の青年になって、相撲観戦してるんだなー。
こうやって懸賞がつく取り組みってのは、やっぱり華やかなもんだなー。撒いた塩を毎度毎度掃いてる西と東のおじさんの箒とか、数回の取り組みごとに交代する行司さんの衣装とか、お弁当を升席に持ってくる仕出屋さんが使ってる竹篭とか、道具のひとつひとつが日本の手仕事~って風情で良い。
きっとこの土俵上の屋根の四隅からさがってる縄の色にも、意味があるんだろうなーー・・・、で、マス席が思ったより全然狭いので驚いたりもした・・・
すっかり相撲オンチな私にもわかるバルトが出てきたり、
弓取り式があったり、これぞ相撲!やっぱり見てよかった。見せてもらえてラッキーだった~~~
余韻覚めぬまま、周囲の座布団はどんどん回収されていく。そしてるうちに、強面な、どう見ても昔しこ踏んでたっぽいおじちゃまがぞろぞろと登場して土俵を囲んだ。Tさんの解説によれば神聖な場所を素人たちが触れないように守ってるらしい。
いやぁ~、人生半世紀近く生きてきて、国技相撲を初めて生で見た。外国人力士が多くなったからか、昔お爺ちゃんがTVで見てた頃の力士とは身体のバランスがなんか違ってて不思議ではあったけど、見てよかった。こういうものの良さがちょっとわかってきたってことは、そういう年齢になってきたってことでもあるのかな・・・
良い体験させていただきました。Tさん、ありがとうございました!!!
by midoriart
| 2011-07-11 21:35
| Culture