Culture & Art Report from INDONESIA


by midoriart

棟方志功~祈りと旅~★東北復興支援特別企画

 愛知県美術館で7月9日から始まった「棟方志功展」。朝もはよから開会式に出席した。
 なんといっても今回の展示で感動したのは全長26mもある〈〈世界の柵〉〉。著作権の問題とかあるだろうからここでは写真は出さないが、見てすぐにピカソの〈〈ゲルニカ〉〉を思い出した。しばらくこの作品の前から動けなかった。

 b0090333_1161093.jpg 志功といえば、こんな感じの宗教的な版画をイメージする人も多いだろうが、今回はアメリカへ渡って影響を受けた英語の詩を使った作品や、青森の田舎から出てきたおじさんが作ったとは思えない洗練された構図のミニマルな作品があったりして、志功の才能の幅と深さがよくわかる。
 ちなみに、この作品〈〈弁財天妃の柵〉〉の絵葉書は、購入するとそれが東北への義援金になる(1枚100円)。

 展覧会の内容についてはあまり書かない。版画、倭絵、書から陶芸にいたる志功の画業(画だけはないのがスゴイ)をたどる今回の展覧会では70件300点の作品を一気に見ることができるから相当に濃い展覧会だと思う。志功が大きな影響を受け、親交の深かった濱田庄司、河井寛次郎の作品も見られる。

 今日は開会式だったから、すごい人の中でゆっくりは見られなかったので、後日もう一度ゆるりと見に行くとして、お気に入りのミュージアムショップへ寄って被災地支援グッズからお買い物をした。
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 これは宮城県美術館のミュージアムグッズ。長谷川潾二郎〈〈猫〉〉を使った一筆箋(450円)。

b0090333_1116683.jpg 仙台のポストカード。エンボスでSENDAIの文字と伊達政宗(だと思う)が浮かぶ(154円だったと思う)。

b0090333_11171184.jpg 今回の買い物で一番気に入った一品。青森は弘前のさしこ。農村の人たちが藍染した布に一刺し一刺しして作ったという伝統的なものらしい。いろんなデザインがあって手仕事の味があってとてもイイ(315円)。

b0090333_1118495.jpg 愛知芸術文化センターの地下にあるブックショップでは今回の展覧会に合わせて「民藝」関係の書物が集められていた。雑誌『民藝』のバックナンバーも豊富。


棟方志功展の情報はこちら⇒「棟方志功~祈りと旅~」

 7月16日(土)には関連企画として津軽三味線チャリティーライブもある!
11:45-12:15 / 14:30-15:00 
会場:愛知芸術文化センター2階フォーラムⅠ
料金:無料 ※義援金の協力をお願いします ※椅子は100席用意
by midoriart | 2011-07-09 11:02 | Art