Culture & Art Report from INDONESIA


by midoriart

1月10日◇ムラピ火山噴火・救援活動レポート42

1月8日午後11時19分、チャハヨからのメール。
 「今日はしっかり活動ができた。崩壊家屋の清掃と、もっとも大事な道路開通のための活動だ。チャンクリンガンのパングクレジョ村にある幼稚園までの道を開通させるために流れ込んだ土砂の除去をしたよ。早く開通させて、幼稚園のプログラムも平常に戻したいと思っている。
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 チャンクリンガンへ向かうアクセスはますますひどい状況だ。すべての橋が土石流のために分断され、被災地へ向かうにはプランバナンを経由しなければならない。けれど道路が狭くて今ではすごい渋滞だよ。
 ムンティランで支援活動リーダーをしているココの報告によれば、土石流のために非難する人が増加しているそうだ。プティ川沿岸の3つの村はすでに昨日の土石流洪水で非難をしていて、大きな岩石はジョグジャとマグランを結ぶ主要道路のあちこちで見られる。
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 今日はスレマン県(今回の被災地を含む)の知事と今後の土石流対策について話し合いをもったんだ。今のように土石流の二次災害が起こりうる状況では、早急に被災地での再建を始めるのは困難だという結論に達した。だから当面、被災者には臨時のシェルターを作ってここに住んでもらうことになりそうだ」
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 1月9日午後11時49分。
 「土石流の影響で被災地のどこへ行くにもかならず土砂に邪魔されて大変だ。ジョグジャとマグランを結ぶ主要道路も今晩2.5メートルの厚みで200mにも渡ってふさがってしまったよ。ひどい渋滞になるだけではなく、公共機関がその土石流に囲まれて動けなくなってしまった。オマケに停電にもなってしまった。
 今日は午後からずっと雨で動きにくいなか、ジョグジャのイスラム寺院から有志ボランティアが来てくれたから、いろいろ助けてもらえたよ。被災家屋の清掃などをしたよ」
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 1月10日午前7時39分(私が送ったメールに返答する形で)
 「そうなんだよ、今では土石流の二次災害がジョグジャとムンティランに住む人にとっては深刻な問題なんだ。とくにムンティランではメラピから流れ落ちる川の多くが通っていることもあって、すべての噴火物がこちらに流れ込んでいく可能性が大きいんだ。今朝僕らはみなムンティランのプティ川に来ているよ。昨日の土石流によって4つの村が土砂災害にあっているんだ。すでにこの土石流による死者も出ている。
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 ムンティランとその周辺に流れてきた土石流は、実は2006年の噴火の際の噴火物が、2010年の噴火によって押し出されて、それが今回の二次災害になっているそうだ。そして2010年の噴火は、以前の10倍もの噴火物を噴出しているんだ。そしてこんなときに、ジョグジャは3月まで続く長い雨季に入ろうとしている。これからが勝負だよ・・・。
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※土石流に関する写真がチャハヨから送られていないため、3枚の写真は1月9日、11日付インドネシア有力紙のWEBサイトより転用しました。


「KODOMOプロジェクト:Merapi Eruption 2010」には現在までに87名3団体から878,732円と505万ルピアが集まっています。皆様からの義援金は被災地へ戻った村人への復興支援に使われています。これからもどうぞKODOMOプロジェクトにあたたかいご支援をお願いいたします。

★我々KODOMOプロジェクトの活動がインドネシアで発行の『じゃかるた新聞』に掲載されました。

「KODOMOプロジェクト:Merapi Eruption 2010」
では今も皆様のご支援の気持ちをお預かりしています。義援金は以下までお送りください。

三菱東京UFJ銀行 藤ヶ丘支店(普)0441439 
広田緑

ルピアで送金される方は、
宛名 Cahyo Inda Wahono
銀行名 BCA(Bank Central Asia)
支店名 Ahmad Dahlan Yogyakarta
口座番号 1691754923
電話番号 (0274)886655
までお願いいたします


お送りいただいた義援金は、確認出来次第このブログ上で報告します。

by midoriart | 2011-01-10 15:18 | メラピ火山噴火