Culture & Art Report from INDONESIA


by midoriart

11月8日◇メラピ火山噴火・救援活動レポートその3

 11月8日、夜に届いたチャハヨからのメールと写真。
 
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※被災者の弁当を油紙で包むボランティア

 「今日は豪雨とメラピの火山活動が活発だったせいで、あまりたくさんの犠牲者捜索活動ができなかった。だから避難所の対策本部にいたよ。本部での活動はいつもどおり、被災者への炊き出しと、被災した子供たちのトラウマ・ヒーリングのプログラムを進めたよ。
 今日送った写真を見てくれ。僕らが活動している本部の状態も見えるよ。本部で僕らと一緒に活動してくれていたボランティアの一部は、メラピ火山の長期的活動を心配した親の反対にあって帰らされてしまったよ。それでも軍隊から僕たちの対策本部へ数人が支援にきてくれたのはラッキーだった。
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※共同で使用できる水のタンク


 上部から街の方へ降りてきた数箇所の避難所からの避難民が僕らの避難所に合流したために、状況はますます混雑している。いまのところ、新しい対策本部がJEC(空港近くにあるジョグジャエキスポセンター)に開かれたよ。 今日の情報によれば、チョデ川周辺まで流れてきた泥流のために、ここでも犠牲者の可能性があり、周辺住民は避難生活を強いられた。ますます増える避難所生活者を見込んで、僕らはきれいな水を蓄えられる大型タンクと、公共トイレを設置したよ。
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※日本からの義援金を使用して設置された公共トイレ


 炊き出しもずっと続けていかなくちゃならない、それどころか、1500人分を余分に準備したよ。今日のメニューはなかなかよかったよ、鶏肉スープにテンペ(インドネシアの納豆)を付けたんだ(笑)。ちゃんと食事を楽しめるように、温かいコーヒーと紅茶も準備したよ。インスタント食品のストックはいろんな人からの寄付があって今のところ充分だ。
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※コーヒーと紅茶の配給


 火山の状況は・・・、11月3日からすでに120時間が過ぎ、今までずっとムラピは腹から熱いマグマを吐き出しているよ。そうだ、写真を見ても君が知らないボランティアもたくさんいるだろう?ハフィード、ユディ、アディット、ラマット、シスカ、シンタ、ココ、みんなよく手伝ってくれているよ。平均85人のボランティアが毎日僕らの活動を手伝ってくれているから心配いらないよ。緑、君の仕事はこの写真の中から僕を探すことだ(笑)。
日本の友達によろしく。
Cahyo Inda Wahono」
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親友の私にわからないはずないでしょう、これがチャハヨ。頼れる救援隊親分

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※ボランティアが集まって炊き出しの準備をする


 11月2日から始めたKODOMOプロジェクトの救援活動義援金募集で、本日11月9日に振込が確認された方は、永田敏章さん、鈴木慶子さん、毛利亜紀さん、松本ちあきさん、フナコシ ヒロユキ・ヒロミさん、ソウダ キョウコさん、MP JAPANヨシムラさん、寺田直子さん。以上8名から合計97,000円をお預かりいたしました。全額をチャハヨのもとに送り、活動に充てさせていただきます。毎日の活動についてはこのブログで報告いたします。皆様の暖かいお気持ち、責任をもってジョグジャカルタへ伝えます。感謝。
by midoriart | 2010-11-08 22:51 | メラピ火山噴火