Culture & Art Report from INDONESIA


by midoriart

11月7日◇メラピ火山噴火・救援活動レポートその2

 義援金を募り始めてから、見ず知らずの方からもどんどんと善意を送っていただいている。まずここで心より感謝したい。私にできるのは日本にいながらも、被災地最前線にいる親友、チャハヨの活動報告を聞き、それをこの場で伝えることだ。彼の活動に賛同くださる方は、是非これからもここで一緒に活動を見守って欲しい。

 以下は11月7日午後8時に届いたチャハヨのメール。
「緑、今日はとても悲しい知らせがある。僕らと一緒に、チャンクリンガン村の犠牲者の救助活動をしていた仲間の5人が、今日の火砕流に巻き込まれて亡くなった。彼らが神のもとで安らかに眠れるよう、そしてこの災害を前にして守護神として被災者たちを守ってくれるよう、君も祈ってくれ。僕らはまだ悲しみの中にいるけれど、住民にこれ以上の犠牲が出ないよう、しっかりと救援活動を続けるつもりだよ。

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 緑、メラピの噴火は2006年の地震とはまったく違うよ。あのときの地震は一度の大きな地震が襲ったけれど、すぐに救助活動、物資支援、緊急対策、そして復興に向けての活動ができた。けれどもムラピではその方法では進めないんだ。毎回非難所のバラックを移動させなければならないし、もうこれ以上、ここまで大勢の被災者をどこに移せばいいのかもわからないよ。
 以前の地震災害のとき、被災者は別の場所に避難しなくてもよく、その村にとどまることはできた。でも今回のムラピ災害はまるでたくさんのホームレスを作り出したようなものだ。彼はまったく知らない場所で新しい生活を強いられている。これが彼らにストレスを与えているんだ。

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 地震のときは君も見ただろう、被災者はたとえ村が崩壊しようとも、畑ではまだ米やとうもろこしを収穫することができた。でもメラピではまったくそんなこともできないんだ。緑、僕らはこの状況をもっとも心配しているんだよ。どうか被災者にとって最善の道がみるかりますように。日本の友達からのやさしい想いが、どれだけこの地で意味をもっているかしれないよ。

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 今日避難所の活動チームは君が送ってくれた義援金を使っていろいろな活動を始めたよ。現時点では彼らの基礎的な必需品に焦点を当てた支援をしているよ。今日は食材を購入して、調理をしたり、身体を洗うためのきれいな水を準備したり、学校に行けずに退屈している子供たちのための臨時教室を作ったりしたよ。このメールと一緒に数枚の写真を添付するよ。義援金を託してくれた君の友達にも見てほしい。いつもありがとう。

Cahyo Inda Wahono
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 11月2日から始めたKODOMOプロジェクトの救援活動義援金募集で、本日11月8日に振込が確認された方は、
チャンチキトルネエド(鈴木広志)さん、タケウチリョウさん、南風食堂の三原寛子さん、SONTONの川西隆史君、オカザキキクコさん、大西憲司さん、トーチカのモンノさん、鈴木スミヲさん、サカモトケンゾウさん、イモトミチコさん、イタノケイコさん、タカギヒロミさん、ササカワマユコさん、フクシマケイコさん、ナルセマサミさん、松本仁さん、ワヤン協会中村伸さん。
以上16名の皆さんから226,000円をお預かりいたしました。全額をチャハヨのもとに送り、活動に充てさせていただきます。毎日の活動についてはこのブログで報告いたします。
皆様の暖かいお気持ち、責任をもってジョグジャカルタへ伝えます。感謝。


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by midoriart | 2010-11-08 00:34 | メラピ火山噴火