Culture & Art Report from INDONESIA


by midoriart

11月6日◇ジョグジャ、メラピ火山噴火救援活動

b0090333_11114029.jpg

※2006年中部ジャワ沖地震のとき私とチャハヨが9ヶ月活動したKODOMOプロジェクト。ブログから広まり集まった500万円の義援金で、被災地の子供をメインとした救援活動を行った。

 連日、メラピ火山の麓で被災者の救援活動にあたっている私の親友チャハヨ・インダからメールがきた。
 彼とは2006年の中部ジャワ沖地震の時に知り合った。私がこのブログ上で毎日被災地の様子を伝えているうち、ここから善意の輪が広がり、はからずも救援活動をすることになった。そのときに私の相棒として被災地の最前線の状況を現地の人々から聞き取り、もっとも必要とされるものは何かを調べ、迅速に対応して私を助けてくれたのがチャハヨだった。
 彼は今回の噴火の直後にも私に連絡をしてきた。以前のように日本の友達たちから助けてもらうことはできないかという相談もあった。

 ただ、2006年の地震とは違い、私は今日本。自分自身が現地で動くことができない以上、ブログで見ず知らずの人々に義援金をお願いするのは気が引けた。それでも過去の私の活動を知っている人からは直接メールで義援金の申し出をいただき、その善意は感謝をもって預かり、現地のチャハヨへ送金することにしていた。
 日々情報をUPしていくうち、Twitterから、このブログから、我々の活動に義援金を託したいという申し出をいただくようになった。そしてチャハヨに相談のメールを送った後、11月6日の朝うけとったメールが以下。


b0090333_1119499.jpg 緑、今朝のメラピはやや落ち着いているけれど、火山活動はまだ大きい。半径20キロはまだ入ることができないでいる。昨日は夕方まで雨がやまず、昨晩はそのおかげでジョグジャの街に積もった火山灰が少しきれいになったようだ。
すべての避難生活者が今はマグウォハルジョ球技場とUPN大学に移されたよ。今までに102名が死亡、86名が70%以上の火傷で入院、非難所生活者は3万6千人になった。


b0090333_11193517.jpg 緑、日本の友達が義援金を託したいと言ってくれている件だけれど、もちろん僕たちはまだまだたくさんの支援を必要としているよ。2006年のジョグジャ地震の時以上に、避難生活者の日用品はたくさん必要になっているんだ。地震の時はその場所にテントをはって復興を待つことができたけれど、今回は被災した場所に戻ることができず、復興しなければいけない面積もずっと多い。多くの家屋が崩壊しているし、きれいな水の配給経路が断たれているんだ。住民の日常生活に必要な設備、健康、周囲の植生すべてがなくなってしまった。


b0090333_11201236.jpg 緑、もし君が助けてくれるのなら、ぜひ2006年のKODOMOプロジェクト救助活動の時のように、ブログ上で君の口座情報を公開してくれないか。僕が必ず以前の君のように毎日救援活動の状況を報告するよ。そして義援金の使い道についても明確に知らせる。あるいは僕のインドネシアの口座を伝えてくれても構わない。ただ日本の友達にとって、どちらの方法が簡単なのか、僕にはわからないが。


b0090333_11214115.jpg 僕の望みは、君が以前のようにブログを見るすべての人に口座情報を公開しれくれることだ。君に負担がかからないよう、君が信用を失わないよう、必ず現地から報告をするからね。君の協力にはいつも感謝している。本当にありがとう。

Cahyo Inda Wahono

b0090333_11221270.jpg

 チャハヨからのメールを読み、私は決めた。以前のようにたくさんの義捐金でなくてもいい。10年暮らしたジョグジャで起こっている惨事、そこで被害を受けている私の知人たちのために今私にできることは、このブログで最新情報を伝え、チャハヨたちの救援活動に支援してくださる方を集めることだ。
 噴火直後から、知人の申し出だけを受け入れてきたが、ここで今日から一般にも我々の活動を伝え、義援金の受け入れ先として情報をお伝えすることにした。

我々KODOMO projectの救援活動にご支援くださる方は

広田緑 
三菱東京UFJ銀行 藤ヶ丘支店 (普) 0441439

までお送りください。
日本円で預かった義援金はルピアに換算してチャハヨに送金し、現場でもっとも必要とされる救援活動のために使わせていただきます。
by midoriart | 2010-11-06 11:07 | メラピ火山噴火