Culture & Art Report from INDONESIA


by midoriart

11月3日◇メラピ火山噴火:現場からのメール4

 おはよう、緑。最近のメラピの活動は予測がしにくくなってきている。昨日の夕方から、火山の頂上から流れ出てくる火砕流が見えるんだけど、これは活動がおさまってきている証拠なんだ。それなのに今日はまたかなり激しく噴火して噴煙をあげた。これ以上ひどくならないことを祈るばかりだよ。
避難所はますます混んだ状態で、毎日降る強い雨のせいでテント内に水が入ってくるし、どんどん悲惨な状況だ。そのために一部は被害を免れた学校の教室に移さなければならなくなっているよ。今は4x6mの小さな教室に60人を詰め込んでいるよ。
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※チャハヨからの写真。こんな状態の中でも、子供に笑顔があるのはなによりも救いだ。

 被災者の健康状態もどんどんひどくなってきた。おかしいのは、多くの子供とその親が、避難所で大勢の避難生活をしていて、しらみをうつされて頭が痒いといっているよ。だから今朝ぼくたちは水浴びをして犬のしらみ防止用シャンプーでみんなの洗髪をするという活動をしたよ。あっという間にしらみ退治ができたよ(笑)。
現時点でもっとも大切で急を要するサポートは子供と老人のための栄養と毛布、そして発電機だ。
日本の友達からの支援、どうもありがとう。
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※チャハヨからの写真。避難所の様子

◆2008年、国際交流基金の日イ国交樹立50周年記念事業事業で開催された『KITA』展のキュレーター、水戸芸術館の高橋瑞木さん、参加作家のしりあがり寿さん、淀川テクニックの柴田君より義捐金を預かった。早速救援活動中のチャハヨに送り、もっとも必要とされる支援に使われることになった。皆さんの善意に心より感謝。
by midoriart | 2010-11-03 21:53 | メラピ火山噴火