Culture & Art Report from INDONESIA


by midoriart

4月14日◇濃いぃぞ大阪ツアーその3

 マリコさんがフィリピンへもどった翌日、JUNさんの関係している中崎町のゲストハウスで一人目を覚ます。昨日の呑み過ぎでちょっと寝坊。昨日出会ったコンテンポラリーダンサーのJUNさんは、知り合って間もない私が説明するにはあまりに多くの顔を持ってるので、興味ある人は彼のHPを参照して欲しい。(Salon de Amantoのサイト)


b0090333_20233143.jpg 午後からは神戸の友達と梅田駅で約束していたので、午前中は昨日に続いてJUNさんが企んだ中崎町の店に案内してもらった。今朝のスペースは1階が展示スペース、2階がベジタリアンカフェ&バー『Minto』になっている。


b0090333_20252181.jpg 昨日から彼の話を聞いていて驚いたのは、すべてのスペースを作るにあたっての資金。ほとんどの調度品、建材を廃品利用しているために、見た目にムチャお洒落な空間なのに、総費用2,000円とか、桁違ってない?って予算で出来上がっている。インドネシアで暮らしている間、家も車も電化製品も自分で直すのが当たり前だった私にとっては、自分と同じ「類」の人が大阪にいたことに感動。


b0090333_20281328.jpg さらに嬉しい事に、1階の『Cocoro Museum』には、フィリピンはバギオのドキュメント映画監督、キドラット・タヒミックの風神の作品が展示されていた。彼とは2005年にバギオで出会い、その後私がフィリピンで制作した作品を作り上げるプロセスのドキュメントビデオも撮影してくれた。ここで出会えるとは・・・。感動・・・


b0090333_20322130.jpg 2階のカフェスペース。この建物もかなり古いものらしく、昔懐かしい急な木の階段があったりしてて、よくもまー、これだけのインテリアをこの狭い階段から運び入れられたもんだと、ついつい大工目線でいろんな部分をチェックしてしまう。このカウンターも廃棄されてたものを拾い、ここから全体のイメージを作り上げていったとJUNさんが語る。


b0090333_2034577.jpg コーナーにあるドアを開くと、なんと中にはステップが。屋根裏部屋へ続くという。そしてそこを上ると・・・


b0090333_203529.jpg こんなくつろぎの空間が~~~・・・
 こんな真っ赤なセクスィー・ソファも、一般のお姉さんが使わなくなったものを譲り受けたもの。なんでも一番多くもらう品というのは電化製品らしい。一人暮らしどうしがくっつけば、冷蔵庫だの電子レンジだの洗濯機だのって、1個でいいわけだから、1個は余るそうな。なるほど~・・・
 ちなみに、今回見せてもらったJUNさん関係の古民家カフェ一連で、このスペースはかなり私のツボだった。呑んでそのまま寝ちゃうのも充分アリな感じの、ムチャ居心地よさそな隠れ家だ。


b0090333_20383842.jpg 小さいくせに様々な空間を持ってるMintoを案内してもらっていると、11時OPENのためにお店のスタッフ登場。見れば昨晩、自主映画上映場横の『朱夏』で美味い豚の煮込み料理をつくってくれた里紗さんだ。JUNさんが関わって広げた古民家や長屋のプロジェクトは総称して「天人(アマント)グループ」というのだけれど、ここではスタッフが交代制でどの店もコントロールできるように回っている。だから昨晩は『朱夏』にいた里紗さんが、今朝は『Minto』にいるそうで・・・。

 里紗さんとカウンターで記念撮影してたらちょうど神戸の友達から電話。梅田駅に着いたらしい。私はJUNさんのチャリの後ろに乗っけてもらい(二人乗りってよかったんだっけ?ニッポン?)、チャリとは思えぬ速さで梅田駅まで送ってもらった。そうか、後でわかったけど、JUNさんには武道、スタントマン、大道芸っていうユニークなバックグラウンドがあったんだ。だからチャリの速度も安定感もかなり「プロ」なのか・・・
 中崎町、さっと見るにはもったいないエリアだった。しかし大阪って全体に濃い~な。マリコさん、いい場所と人を紹介してくださって、どうもありがとうございました~!そしてJUNさんにも感謝です。今度はJUNさん本人の舞の公演で戻ります~
by midoriart | 2010-04-18 20:19 | Culture