Culture & Art Report from INDONESIA


by midoriart

4月13日◇濃いぃぞ大阪ツアーその1

 フィリピンはバギオ在住の友、マリコさんが関空経由で一時帰国するというので、帰国のスケジュールを終えてフィリピンへ戻る前の最後の1日、大阪で会う事にした。名古屋からは高速バスで3時間弱、2,400円。今回は大阪でおもしろいことをしているコンテンポラリーダンサーを紹介したいとも言われていて、さらにその人がゲストハウスも運営してるというので、それもついでに一泊試すことにしていた。


b0090333_22253078.jpg マリコさんとの再会を果たしたのは、梅田駅からほど近い中崎町にあるSalon de AMANTO(アマント=天人)というカフェ。ここへ行き着くまでの道は、旧街道の面影を残し、戦時中の空襲にもあわずに残ってるらしく、なかなか味わいがある。Amantoも築100年以上のものだという。


b0090333_2227342.jpg これがカフェの中。手前で真剣な顔しているのがマリコさんと、フィリピン在住の演出家、そしてアマントのJUNさん。マリコさんがバギオで計画している環境問題のイベントにJUNさんが参加するそうで、その打ち合わせ。部外者の私は中崎町エリアの散歩に出る。


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 今日の夕方には関空へ向かうバスに乗らなくてはいけないマリコさん。いつものことだけど慌しく互いの近況を語り合い、今後インドネシア、フィリピンをひっかけて何かおもしろいことが企めないかと話し合う。
 静岡出身のマリコさん、名古屋者の私を案内してくれるのは、今回マリコさんを通じて知り合った大阪っ子のJUNさん。彼こそが、この中崎町の古民家や長屋を利用してダンススタジオ『AManTo天然芸術研究所』、自主映画上映場『天劇キネマトロン』、カフェ『Salon de Amanto』、バー『朱夏』などなどを作り、町を興し、若いアーティストやミュージシャンたちをこのエリアに呼び寄せた張本人らしい。上の写真はここ数年でどんどん増えてきたという洒落た店。


b0090333_22315359.jpg これもJUNさんが使っている建物。なんでも昔は印刷工場だった(アレ?織物工場だったっけか)ものの、一角をバー、自主映画上映スペース、そして彼のダンスの稽古やワークショップもできるスペースにしている。
 今は寒くてこんな色してるけど、夏には緑の葉が建物全体を覆うらしい。そりゃきっとかなりキレイなんだろうなぁ・・・。JUNさんに案内してもらって中に入ろうとしたら、消防所長さんらしき人が出てきた。耐震だの防災なんたらがうるさい昨今、こういう建物を使ってるってのは大変なんだろう。


b0090333_22344563.jpg 一階の一角にあるバー『朱夏(しゅか)』。インテリアに金をかけず、廃品を使って自分たちでコーディネートしているらしい。またお店のお姉さんがいい感じ。こういう店の人と呑みながら一人でいられる店って好きだー。本当は名古屋で探さなくちゃいけないんだけど。
 

b0090333_22364024.jpg 気になる工場の2階はこんな感じ。きっと昔は工場に勤める住み込みの兄ちゃんたちが、夕方になるとここへ上ってきて明日のために身体を横にしたのだろう。最近までスタッフの青年がここで寝泊りしてたそうだけど、私は間違ってもここには一人寝たくない。水木しげるさんだったら大喜びだろう。


b0090333_2238287.jpg これが1階のダンススタジオ。傾舞(かぶくまい)という舞を創始し、常に実験をするJUNさんは、ここでいろんなイベントしたり、たまには落語の公演に貸したり、サンデーマーケットのようなことしたり、町の人と接する挑戦もしているらしい。


b0090333_22422870.jpg あっという間に時間は過ぎ、マリコさんの出発の時間。一緒に帰国していた三人のスウィートなキッズたちともお別れの時間。最後にもう一度カフェに戻り、記念撮影。

 大阪に着くなり結構DEEPなエリアに来て、みっちりとおもしろいスペースを案内してもらった。さらに今日は夕方から大阪のアーティストユニット、淀川テクニックの柴田君&マッチャンと会う約束もしてる。一度の記事ではまとまりそうもないので、まずは中崎町第一弾はここまで~~~
by midoriart | 2010-04-13 22:22 | Culture