Culture & Art Report from INDONESIA


by midoriart

2月22日◇バンドン挨拶巡り・その1

b0090333_11412537.jpg 本気国を前に、なんとか時間をつくってバンドンへ行くことにした。1992年にバリで暮らし始め、バリの芸大留学生のツアーでバンドンを訪ねたときから、西ジャワの街バンドンは私の大好きな街。当時知り合った芸大の友達が、考えてみればインドネシアでの一番古い友達、ほぼ20年来のつきあいということになる。
 ジョグジャを23:10に発つ夜行電車TURANGGA(トゥランガ)を待つ。電車に乗るとき必ず立ち寄るこの店にも、もうしばらく来る事はないのだなぁ・・・


b0090333_11445787.jpg 午前中はITB(バンドン工科大学)の美術学部を訪ねた。ここにこれば知ってる友達がたくさんいるから、まとめてお別れの挨拶もできる。思ったとおり、数人の友達に会えた。
 午後からは古い友達が新しく始めたというギャラリーを訪ねることに。その前にまずはランチ。街が見下ろせるDAGO(ダゴ)にできたナシクニンの店でオリジナルメニューを試す。景色がいいこともあるけど、ココナツとターメリックの組み合わせが最高に美味。


b0090333_11474880.jpg これが去年12月から始まったばかりのアートスペース、PLATFORM。構えは小さいが、なかなか内容のある展覧会をしていた。それもそのはず、この建物はもともとファッション関係者がブティックとして建てたものだけれど、わけあってレンタルに出された。それを借りたのが私の友達だったのだ。
 友達というのが実はスゴイ。インドネシアを代表するキュレーターばかりなのだ。もとジャカルタのギャラリーキュレーターだったRiffky、現スマルジャギャラリーキュレーターのUcok(Aminudin Siregar)、現スラサールスナルヨのキュレーター、Agung Jenonng、そして今日私が会う約束をしていたインディペンデントキュレーターのHeru Hikayat。


b0090333_11511556.jpg これだけ若手の現役バリバリキュレーターが揃っていれば、おもしろい企画にもなるだろう。彼らがここを共同で借り、なにやら他のアートスペースではできないことをやろうとしているらしい。なかなか気になるスペースだ。
 なんと奥にはレンタルハウスまであるから、レジデンスプログラムなどにも対応している。今度バンドンに来るならここに泊まるのもアリだな・・・。


b0090333_11532232.jpg 中はこんな感じ。3階まであって、いずれはレジデンスプログラムで参加したアーティストが制作できるスペースにしたいらしい。
 展示スペースはさほど広くはない。銀座やシンガポールの街中にある画廊サイズ。でも自然光がキレイにはいる気持ちのいい空間ではある。


b0090333_11545875.jpg バンドンの親友ササンも大学の講義を終えてここに来てくれた。彼とは何度か一緒に企画展を作った仲。日本への留学経験も多い、私がインドネシアで一番信頼している友達だ。
 さらに運のいいことに、バンドンから電車で4~5時間の場所でアートスペースを運営している友達が、なんと今日1日だけ用事でバンドンに来ているという!なんというタイミング!ということで、20年来の友が3人揃い、バンドンの老舗アイスクリーム屋、Tiziに集まることに。左からAriefyudi(ジャティワンギアートコミュニティ主宰)、Heru Hikayat(インディペンデントキュレーター)、私、Prilla(バンドンの若手女性アーティスト)、Nurdian Ichsan(セラミックアーティスト、バンドン工科大学美術学部講師)。

 夜はササンとの約束で、最後の呑み会。涼しいバンドンの夜は懐かしい友とのお喋りで更けていった。
by midoriart | 2010-02-22 11:40 | Bandung